モルフェウス【サンドシャード採用型・RC範囲アタッカー】

◆使用サプリメント

・基本ルールブック1

・基本ルールブック2

・上級ルールブック

・インフィニティコード

・エフェクトアーカイブ

・リンケージマインド

・ヒューマンリレーション

・レネゲイドウォー

・カッティングエッジ

・バッドシティ



◆概要

「ピュアブリード・武器破壊型RC攻撃構築」


 モルフェウスの《サンドシャード》は、所持している白兵武器の攻撃力を用いてRC攻撃を行うという、他に類を見ない効果を持つエフェクトである。

 同一エンゲージにも使える範囲攻撃のエフェクトは貴重だが、十全に活用するためには高攻撃力の武器を複数用意する必要がある。モルフェウスなので《黄金錬成》を使う手もあるが……今回は、購入判定を駆使して大量の「大槌」を調達する方法で《サンドシャード》を活用していく。

 エフェクト構成の上では『カッティングエッジ』と『バッドシティ』は不要だが、成長についてはそちらのサプリメントについても言及する。



◆シンドローム

「モルフェウス」


 モルフェウスの精神能力値は0だが、万能ダイスバフエフェクト《砂の加護》の存在があるため、ピュアでも問題なくRCを軸に構築できる。

 ピュアにする利点は、強力な火力エフェクトである《ストライクモード》の最大レベルを伸ばすことができる点に尽きる。



◆ワークス・能力値・技能

「レネゲイドビーイングC」

「肉体2・感覚4・精神1・社会2」

「初期技能+RCLv3+調達Lv2」


 精神能力値の穴を埋めるため、ワークスには「レネゲイドビーイングC」を選択する。目当てはもちろん《オリジン:レジェンド》……と言いたいところだが、今回は購入判定を多用するため、対ミドル最終兵器たる《オリジン:サイバー》が欲しいのである。

 技能については、少しでも命中固定値を稼ぎつつ、購入判定を有利にするためにRCと調達に振っている。ついでながら財産点が増えるのも嬉しい。



◆エフェクト

《ヒューマンズネイバー》 Lv1

 暴走対策。

 将来的に《砂の結界》を握ることを考えれば、あって損は無い。


《オリジン:サイバー》 Lv5

 今回の構築の要。

 社会能力値によるあらゆる判定にブーストをかけるため、ミドルでの圧倒的活躍を可能とする。オープニングから使って「大槌」をガンガン購入していく。

 購入難易度14である「大槌」は、技能を含めればファンブルしない限り購入できる。金欠な仲間のために、何かしらの武器を融通してやったり、雑魚対策に防具を着込むのも悪くない。


《コンセントレイト:モルフェウス》 Lv2

 いつもの。


《サンドシャード》 Lv2

 エフェクトの内容については概要に書いた通りである。使用制限がシーンLv回なので、適宜レベルは調整してほしい。

 武器が壊れてしまうが、ミドルでひたすら購入判定していれば足りなくなることはないだろう。侵蝕率が上がれば《ストライクモード》も使うので、デメリットを共有できるという見方もできる。


《砂の加護》Lv5

 モルフェウスが誇る万能ダイスバフ。命中については全てこれで解決する。

 ミドルで使うことは特にないので、他人にも使ってあげたい。今回は手が届いていないが、リミットエフェクトも強力。


《ストライクモード》 80%制限 Lv5

 最高峰の火力バフエフェクト。

 このエフェクトがあるために、モルフェウスをピュアで組む意味がとても大きいのである。侵蝕率100%時点でのダメージ増加期待値は33にも及ぶため、他シンドロームにも劣らない火力を実現できる。



◆アイテム

 特別必要なものはない。常備点は丸ごと財産点に使い、購入判定や情報収集の保険に取っておくのが良いだろう。



◆Dロイス

 読者各位が好きなものを取れば良いと思うが、役割が範囲アタッカーなので、行動値と火力を同時に上げられる「破壊者」が個人的なおすすめである。

 リアクションが弱くなるデメリットがあるが、そもそもリアクションが成立することが稀なので些事である。



◆運用

 オープニングから《オリジン:サイバー》を使いながら「大槌」を購入していく。ミドルに入ってもやることは同じである。《オリジン:サイバー》のバフは情報収集にも適用されるため、判定で困ることはないだろう。

 戦闘では、手持ちのエフェクトを丸ごと使って「大槌」をぶっ壊すだけである。侵蝕率が80%を超えれば《ストライクモード》も使おう。



◆カスタム

 経験点が潤沢な環境であれば《オリジン:サイバー》を《オリジン:レジェンド》に変更し、武器の確保を《黄金錬成》に依存する手もある。

 ただし火力の大半を《ストライクモード》に依存している関係上、積極的にシーンに登場して侵蝕率を上げたいため、購入判定を軸にする方が安定する。従っておすすめはしない。



◆成長

 命中については適宜技能を上げていけばいい。調達技能を上げて常備点を稼ぎ、あらかじめ武器を確保しておく手もある。

 エフェクト面では《水晶の剣》と《クリスタライズ》を優先的に取得したい。前者は持っている「大槌」に使うことで《サンドシャード》の基礎火力を上げられ、後者は足りていない装甲無視を付与できる。

 経験点に余裕があるなら《砂塵霊》を取得したり、購入判定に強いことを活かして《砂の結界》でカバーリングできるようにするのも手だろう。

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