きれいなオチのショートショートです。短いながらも手慣れた感じでラストまでよどみなく誘導されます。
物書きです。『大正地獄浪漫』(星海社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『原発サイバートラップ』(原書房/集英社)、『御社のデータが流出して…
結末は歯に衣着せずに言うなれば、古典的で人によってはオチに気付く事もあるだろう。しかし、インターネットが普及し、自分の考えや写真などが世界中の人の目に晒されるようになり、「いいね」が乱発される…続きを読む
死の間際なのだな、と思う作品です。でもこの商人ちょっとひっぱたきたい。
自分が周りからどれだけ愛されているのか確かめたい青年。そんな彼の願いの叶え方は、想像もできないものでした。「そう来たか!」ととても驚かされました。短いけれど内容が濃くてとても魅力的な作品です。
「どれくらいの人が自分を愛してくれているのだろうか?」というのは誰しもが感じたことのある飢えでしょう。特に気になる人が相手ならなおさらです。そんな飢えを満たすかのように主人公の青年は薬に手を出…続きを読む
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