第10話 登場人物紹介(前)


【登場人物】


 ・鎌ヶ瀬 偉達かまがせ いたち

 26歳。フリーター。

 顎に小さく髭を生やした長身の男性。

 一回り年上の恋人がおり、妊娠を期に結婚を申し込んだ。

 表面的には良好な関係を築いているが、内心では両親に強い不満を持っている。

 マムシとの戦いで左肘から先を失う。



 ・シュウ

 8歳ぐらいの少年。

 ランドセルを背負っている。戦闘能力はほぼ無い。

 高圧的な父親に不満を持っており、父を甘やかす母親も嫌っている。



 ・ロッコ

 紺色のセーラー服を着た少女。

 ふわふわの茶髪を持ち、やや強気。

 カガチ撃退の際、左肘から先を失った。



 ・ユメミ

 商業高校の制服を着た女性。自称17歳。

 武道の心得があり、決断力と行動力に優れる。

 ロッコやシュウとはイタチより先に出会っており、乗船後も密かにコミュニケーションを取っている。

 ※その際、一部の所持品を処分したり隠している。

 マムシの攻撃で右肩から先を失った。






【ヤツマタ様】



 ・マムシ

 第一夜に乗船。

 苔緑の忍び装束に身を包む長い黒髪の女性。

 鼻を潰され、左肘から先を奪われた。


 掴んだものを『溶かす』。



 ・カガチ

 第二夜に乗船。

 赤茶色の忍び装束に身を包む焦げ茶の髪の女性。長い前髪で目も隠している。

 ヒールブーツを履いており、胸には蛙、鼠、雀を象ったアクセサリーをつけている。

 高い戦闘能力を誇り、ほぼ無傷で退場。


 掴んだものを『固める』。



 ・ヒバカリ

 第一夜、第二夜に乗船。

 桜色の忍び装束に身を包んだクリーム色の髪の女性。蠱惑的な肉体の持ち主。

 装束の側面には足首から胸までスリットが走り、左右の舌は真珠つきのピアスで飾られる。

 第一夜、第二夜では一切攻撃行動を取らなかった。


 能力は不明。自分を硬化したり、姿を消すことができる。



 ・アオダイショウ

 第三夜に乗船。

 身の丈2メートルほどで肥満体型の中年女性。髪はパーマ。下駄を履く。

 派手なのぼりを背負い、様々な道具をベルトに巻いている。

 イタチとユメミの奇襲で左腕を失う。


 掴んだものを『軟らかくする』。



 ・シロマダラ

 第三夜に乗船。

 忍び装束の上に結袈裟ゆいげさを着た修験者風の老婆。

 白い蓬髪を束ね、鬼灯ほおずきの髪飾りを挿す。

 顔の右半分が焼けただれ、右目も潰れている。


 掴んだものを『浮かび上がらせる』。




 ・シマ

 未登場。



 ・ジムグリ

 未登場。



 ・タカチホ

 未登場。






【中立】


 ・ノヅチ

 狐の半仮面で顔の上半分を隠した女形。

 浴衣姿。生者であり死者。



 ・主様あるじさま

 灯籠廻船の主。

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