8 ドルフィンの操縦室、家族写真

 私はその時自分のカーベラの操縦室にいた。自動制御のログのチェックがてらネットワーク経由で外部の情報を集めるためだ。でも潜るのをやめて機体の外を見る。九木崎の工場の中はドルフィンの受け入れ準備でごった返していた。後ろのキャットウォークに舞子がいた。ハッチが開くのに気付いて寄ってくる。首にヘッドセットをかけていた。

「ドルフィンが来る」私は彼女に言った。足の間で天板の縁を掴んで機体の尾部に降りる。

「どこに?」と舞子。まだちょっとぼんやりしている。人が撃たれたり死んだりするのを見るのが初めてだったのだろうか。

「だから、こっちに移ってくるんだよ」

「うん、うん。どこに誘導しようかと思って」

「隣のスポットしか空いてない。で、どうかしたの?」

「青藍さんにロプーヒナ中尉と義体についてお話してきなさいって言われたから」

 九木崎女史は聴取の最中に賀西からの電話を取って、そのあと舞子にかけた。舞子はついさっきまで鹿屋の手当てに付き添っていたようだ。

 やがてドルフィン9が姿を現す。中隊の車庫の方から工場の前に並んだ肢闘の間を通って近づいてくる。改めて見慣れた比較対象のあるところで見ると、大きい、細い、というのが際立っていた。

 舞子もやはり背丈に驚いたようで、「天井に手が届きそう」と言った。

 工場の天井はクレーンのクリアランスも考慮しているからかなり高いのだけど、彼女の言ったことは結構現実味があった。機動時、つまり爪先立ちの状態では全高十二メートルを超えるだろう。それでいて機体幅は切り詰めているから、九木崎製の肢闘よりもずっとすらっとして見える。特に胴体だ。肩関節の動力部が腕側についているのか異様に幅が細く、さらに腰がターレットではなくシリンダで支えられているせいで非常に華奢に見える。ワイングラスみたいだ。

 舞子がキャットウォーク伝いに隣のスポットの後ろへ行って手を振った。九木崎の他の技手たちも大扉の周りに見物に集まっていたが、何かしら恩を売っておきたいみたいに小走りでスポットの方へやってきて、ドルフィンが腰を下ろすのを見守っていた。油圧ポンプの音が消える。

「機体を見させてもらいたい」松浦がドルフィンの襟の上で言った。

 ドルフィンは視線指示灯を点ける。点いた時から青いツナギの一団を見下ろしている。見かけは完全に威嚇だった。

「構いませんよ」とドルフィン。

 松浦は操縦室上部の出っ張りに掴まってキャットウォークの方へ降りてくる。「腹が減った。昼飯を食ってくるよ」

「うん。あとは任せておいて」舞子が答える。

「ああ、気分は良くなった?」

「もう平気」

 松浦は頷いて階段の方へ足早に歩いていく。

 F12の腰部にも後ろに張り出しがあって、その天板が平たい足場になっている。繭のように丸い胴体後部は天板から一メートル半ほど浮いている。私はキャットウォークのステップからそこへ移ってハッチの底をノック、松浦がやっていたようにシートを下ろしてもらう。シートにはコクピットの底板がくっついていて、下がるとちょうど尾部天板と同じ高さになる。それを前後で二本ずつのシリンダが支えていた。ロシア人はシリンダが好きなのかな。

「ちょっと話をしたいんだけど」と私は中へ顔を突っ込んで訊く。

 どうぞ、といったふうにドルフィン9は内部の灯りをつける。車のメータやコンソールがオレンジ色に光るのとよく似ていた。

 反対側から覗き込んでいた舞子はイヤホンジャックを探してヘッドセットに繋いだプラグを挿し込む。五秒ほどして引き抜く。

「どうした?」と私は訊く。

「内密の話ですか、だって」舞子はちょっと恥ずかしそうに答えた。

「座席に」とドルフィン9。コクピット内にスピーカが備え付けてあったようだ。

 舞子はその通りシートに座る。「煮雪舞子です」

「煮雪さん」ドルフィン9が呼びかける。「お仕事は?」

「義肢装具士というか、ロボット工学というか」

「後ろに居るのは柏木軍曹ですか」

「カメラもあるの?」私は訊いた。

「はい」

「前置きを省いて言うけど、あなたの体をどうするかという話ね」と舞子。

「了解しています」ドルフィン9は数秒の空白の後に少し声を低くして答えた。「中へ入って」

「碧ちゃん、一人じゃ不安だから」と舞子はぽんぽん自分の膝を叩く。

 シートに舞子が座り、舞子の片方の膝の上に私が座った。舞子は尻の幅が私の倍くらいもあるので私が下になるよりその方が安定する。というか私が下になったら潰れてしまう。

 気だるそうにシリンダが縮み、外の光が隙間に消えて空間が密閉される。外の作業音がほぼ消える。機体の振動として伝わってくる分だけだ。海に潜れるのだから気密になっているわけだ。幸いF12のコクピットはマーリファインよりも広い。西洋人仕様だ。それでも腰を浮かそうとすると肘や脚を何かしらにぶつけないわけにいかなかった。肢闘といわず戦闘車両の戦闘室なんてどれもそんなものだろう。

 体勢を落ちつけて中を見回す。景色はトリナナの操縦手席に似ていた。計器やスイッチがたくさんついていて、普通の人間が目で見て指で操作するシステムを備えている。ただ操縦桿はなかった。ビデオゲーム式のコントローラもない。生身の人間は機体の状況をモニタすることはできる。でも操縦はできない。

「この体を返してほしいというのがロシアの要求、返したいというのが日本の願望のようですね」とドルフィン。

「今まで何種類か機体を変えてきたと聞いたけど、人間の肉体のようなものは経験がある?」舞子が訊いた。クッションか抱き枕の代わりみたいに私の腰に手を回している。私はそれが少し擽ったかったので彼女の手首と自分の腰骨の間に手を差し込んだ。

「いいえ。一番小さな機体でも全高七メートルちょいです」

「義体を繋いだことは?」と舞子。

「人間サイズの機体?」

「そう」

「あります。触覚をテストするためにナゴフ博士が作った人型のセンサーを」

「それってどんな」

「目や口はなくて、マネキンみたいな――」

「動かせた?」

「ああ、ええ、関節モーターはついていたと思いますけど、私は動かせなかった。だいたいそれ以前に感覚が上手くいかなかったですよ。普段接続していないものに感覚があっても、妙な感じがするだけで、それが自分の体の一部だというふうには感じられない」

 つまり二重の身体感覚に適応できないのだ、と私は思う。それは九木崎のソーカーなら最も初歩的な条件のはずだった。私のように常に肉体と機体の感覚が両立しているというところまでは行かなくても、どちらに集中するかという切り替えは必須だ。でもエウドキアは違う。常に単一の身体の中に生きているのだ。ある意味では普通の人間と同じ。それは私達とのとても根本的な差異かもしれない。

「あなたの生体部分は分離できるの?」舞子は質問を続ける。

「モジュールです。脳と循環器が収まっている。」

「自我は分離していない?」

「はい?」

「つまり、生体脳があり、コンピュータがあり、二つが左脳と右脳のように一体になることであなたの一つの自我が成立しているのか、それとも、生身の脳だけにあなたの意識が完結している?」

「ああ、それは平気だと思います。つまり、私というものの核は生体脳モジュールであって、コンピュータは私の自我ではない。実際、機体を換える度にコンピュータもストレージも換えてきましたから」

「本当に?」舞子は真剣に訊いていた。

「ええ」ドルフィンは迷わず答える。

「そう、いいわ、それなら問題なさそう。どうかしら、いくつか選択肢があるのだけど。最も応急措置的なのは、ただのパソコンのようなものにあなたを繋いでおくこと。でも五感や四肢や、そういった人間的な入力器や出力器があった方がいいんじゃない?」

「体は、そうですね、確かに重要です。機体から切り離されると、何も感じられないというのは結構不気味なので。正直、どこか余っている肢闘に載せ換えてもらえれば手っ取り早いと思っていましたけど」

「それさ、こっちは結構しんどいよ。肢闘だって一応は暴力なんだしさ」と私は口を挟んだ。

「私はやはりヒト規模の義体がいいと思うけれど」と舞子。

「私の神経系がきちんと収まるでしょうか」ドルフィンは訊いた。

「それは私たちの腕の見せ所になる」舞子。

「そんなにすぐ用意できるものなの?」と私。

「ちょうどタリスに頼まれていたのがあって、技術的には色々使い回せると思うの」

「タリスに?」

 舞子は何度か頷く。今はその話を掘り下げるタイミングではない、といった感じ。

「できれば生体脳の入れ物はそのままにしておいてほしいのです。上の方に私の名前が書いてあるパネルがあるでしょう。読めますか」とドルフィン。

 私たちは顔を上げる。正面のコンソールから一段こちら側に出っ張ったパネルがあり、四隅をビス留めされた板の真ん中にチタンかアルミの銘板が嵌め込んであった。

「あ、なんとか」と舞子。

「開けますから、頭をぶつけないで」

 コンソールの裏で柱時計の仕掛けが動くような音がして、パネルが後方にスライドして中から砂時計の支柱のような構造が出てくる。砂時計のガラス部分にあたるところに白くて丸いものが懸架してある。角の生えた白玉みたいだ。人間の脳みそが入っているにしては小さいな、と思う。でも自分の頭に手を当ててみると、人間の頭ってものは案外そのくらいの大きさだ。

「ぷろ……、プロエクトル?」と舞子。

 白玉の前方、角の上に被さるようにして灰色の球体がくっついている。そこに書いてある文字を読んだのだ。

「投影器。直訳ですよ」

「ロシア語でもプロジェクタなのね」

 投影器の下、角の下部を覆うようにして長い半円柱が機体の奥に向かって伸びている。投影器の太いケーブルと別に何本か管が走っているところをみると循環器のユニットだろう。

 砂時計型のパネルが引っ込み、再び中でロックの音がする。ドルフィン9本人の意思でないと開かないようになっているのだ。

「あなたが人間だった頃の容姿って憶えていないの?」舞子が話を続ける。

「残念ながら。母親の子宮のことなら、少しくらいは」ドルフィンは答えた。

「じゃあ、お母さんの写真とか」

「それなら何枚かあります」

「拡張子は」

「jpg」

「これにコピーしてもらえる? できるだけ枚数が多い方がいいわ」舞子はUSBジャックを探してフラッシュメモリを差し込む。松浦がケーブルを差したのと同じポートだった。

「フォルダは」とドルフィン。

「一番上でいいよ」舞子が答える。

 フラッシュメモリの尻についた緑色のアクセスランプがぱちぱちと点滅する。

「はい、外せます。容姿を考えてくれるのね」

「どこまで似せられるかわからないけど。ああ、あと年齢ね。悪いけど容積を考えると子供の大きさは厳しいわ。十代後半というところで我慢してもらえない?」

「あまり拘らなくても」

「だめよ。あなたの体になるものだもの。それはあなたのものでなければ」

 ドルフィンはそのあと数秒間沈黙した。その沈黙はまるで黒い煙みたいに不吉な雰囲気を纏っていた。私まで息を止めたくなってしまうような重苦しさだった。

「煮雪さん、あなたの熱意は嬉しいのです。でも私はできることならばこの機体のままでいたい。それはどうしても許されないことなのでしょうか」ドルフィン9は言った。今までよりも少し低いトーンの声に聞こえた。私の耳のせいだろうか。

 私は首を引いて舞子の顔を見た。彼女はちょっと困って唇を結んでいた。こちらを見返す。その質問には私が答えることにする。

「そういうことなら、九木崎と軍は君をそのままロシアへ返すということはしないだろうけど、でもその代わりにドルフィン8が差し出されることになる。そのままか、あるいは生体モジュールを取り外して。悪いけど、意識のある君の方が利用価値は高いと言わざるを得ない」

「柏木軍曹、あなたにその権限があるの?」

「ない。でも所長や政府の人間が話し合うのを聞いていた。ついさっきまで。だから私が言っているのは彼女たちの判断だ。嘘じゃない。それに、妥当な条件じゃないかな。陥った状況の中で両国が利益と矜恃を分け合う。もちろん、その機体も君の身体だということにして、向こうの要求を突っぱねるという選択肢もないわけではない。でもそれは随分真正面な突っぱねで、譲歩がない。外交交渉ではタブーだ。少なくとも、国交のある国同士の外交では」

「それで、エリザヴェータをやはり義体に移す?」とドルフィン。

「それも妥当かもしれない」私は答える。

「何もわからず移されて、それで目覚めるなんて、そんな見込みは――」

「低いだろね」

「私もそう思う」と舞子。「でも今すぐに決めなきゃいけないということもないと思うの。私が義体を完成させるまでに決心してくれれば」

「その努力を無駄にしてしまうかもしれない」

「そうかもしれない。あなたにとっては、そうかもしれない。でも、いいのよ。私がやってみたいの。作らせて。あなたがもし生身の人間だったら――つまり、可能性の自分自身を見るのが嫌でなければ。それでいい?」

「ええ」ドルフィンもそれ以上何も言わない。まだ納得はしていないにしても、ここで言い返すべきことはもう何もない。

 舞子はその様子をしばらく窺ってから切り出した。「ねえ、訊いておきたいことがあるのだけど――」

「ちょっと、酸素薄くない?」私は言った。実を言うとかなり我慢していたのだ。話を聞いているだけならまだしも、さっき自分から喋ったせいで一段とつらくなってしまった。悪いけどまだ話を続けるならぶった切る。

「そう?」と舞子。全然気にならないみたいな口調だ。

 私が無理な体勢をしていたせいなのかもしれない。

「少し開けます」とドルフィンは上のハッチを少しだけ開いた。サンルーフみたいだ。シーリングのゴムが離れるきゅぽっという音がした。その隙間から微かな騒音と一緒に冷たい空気がつるつると下りてくる。少し楽になった。

「いいよ。楽になった。できれば上はこのままにして」私は言った。

「訊きたいことって?」ドルフィンは話を戻す。

「ああ。あなたにも気分というものがあるのかなと思って」舞子は答える。

「どういうことです?」

「体調の良し悪しがないわけでしょう。肉体が勝手にやっているホルモンの分泌だとか、そういったものに脳の活動が邪魔されることがない?」

「まあ、そうですね。月経もないし、風邪も引かない。とはいえ、機体の調子が悪いとそれが気掛かりだということはあるし、ヒト並みに喜怒哀楽はあり、過去や未来について憂えることはありますけど」

「おなかが空いたって感じる?」

「電気が足りないとか、栄養剤が少なくて不安とか、そういうのはありますけど」

「あれ、意外とありのままね」

「おなかが空いたっていうのも、ヒトの感覚としてありのままじゃないでしょうか。個別の栄養素の不足以前に、そもそも胃が空になっているわけですから」

「それもそうか」

「でも煮雪さんが私に聞きたいことも何となくわかります。言うなれば、今食べている電気は、……少し辛い」

「辛い?」

「想像したヒトの感覚に私の感じているものを比喩しているのです。でも私が人間の味覚を想像するのはおかしいでしょうね」ドルフィンは取り澄まして答える。

「どうかしら」

「そう、まだ二週間くらいは持つと思いますけど、さっきのパネルの下に栄養剤のボトルが入っているので、成分を見ておいてくれますか」

 ダッシュボードのような扉を開くと、プラスチックの四角いボトルがプリンタのインクのように並んでいた。半透明で中身がどれくらい入っているかわかる。半分くらいが空になっていた。

「減りかけのは今使っているので抜かないで」

 空のボトルをひとつ抜き取ると、側面にラベルがあってキリル文字で成分表が書かれていた。私たちでは読めても意味がわからない。

「うーん。入っているのを貰って分析にかけようかな」と舞子。

 ということで空のを戻して、逆の端から満タンのボトルをひとつ持っていくことにした。

 シートを下ろして外に出る。ドルフィンが移ってきてまだ十分そこそこのはずだったが、九木崎のメカニックたちによって機体の整備パネルという整備パネルは全部開けられていた。電源はプラグが合わないので分銅型の変圧器を挟んで、そこから引いたブースタケーブルを太腿部の蓄電池の電極に直接噛ませてあった。いわばそれが電気の味付け、ドルフィンが「辛い」と称した原因だろう。素材の味ではなさそうなのは私にもイメージできる。

 私と舞子は連絡通路を通って九木崎の義肢研究室に入った。舞子はウイルスチェック用のノートパソコンにさっきのフラッシュメモリを差して中身を確かめ、それから自分のパソコンに差し直して写真を開いた。

 ウィンドウに次々と家族写真が出てくる。家族といっても男と女の二人だけだ。でもそれは確かに家族だった。ただのカップルほど自分たちの関係をプッシュしていない。抱き寄せたりキスしたりしてるわけじゃない。ただ並んでいるだけ。でもその二人の間にはなんだかとても親密な感情の行き来が感じられた。派手じゃないが確かなもの、揺るがないもの。それに背景が行楽地じゃない。着飾ってるわけでもなかった。家の中、ちょっと肌寒そうなアパート、車の前、牧場の歪んだ柵、肩の色が白くなったチェックのシャツ、毛羽立ったウールのストール……。何というか、普通の夫婦だった。普通のロシア人だ。そんな写真が二,三十枚はあった。

 舞子はそれをぐるぐると何度も見直しながらエウドキア・ロプーヒナのイメージを膨らませていく。しかしそれは完全に彼女個人の作業だ。私はいささか手持無沙汰になった。いつの間にか時刻は十六時を回っている。夜勤明けなので午後の教練は元々ないのだけど、少し体を動かしたかったのでプールへ行って一キロほどハイペースに泳いだ。

 エウドキアがどんなふうに親からサナエフ研に引き渡されたのか、泳ぎながら少し想像した。娘が死ぬとわかった時、両親は悲しんだだろうか。悲しんだだろう。彼女の意識は機械の中で生き続けた。でも親がそれを知ることはなかったし、子が親に会うことも許されなかったはずだ。彼女は両親のことを恨んでいない。一方で育ての親となった博士のことも愛しているのだろう。それはある意味では幸運なことなのかもしれない。なぜって、自分の運命を恨んでいないのだから。

 サウナに入って汗を流し、シャワーで体を洗い、大風呂でもう一度体を温めてから上がる。洗面台に備え付けのドライヤーで念入りに髪を乾かし、ジャンパーの前を首元まで閉めて寮に戻った。

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