この寂しさを、見つけてくれた。

日常に寄り添い、ふと姿を見せるこの寂しさ。
幸せの彼方にいつしか置き忘れてきた、このちいさな寂寞を拾い上げ、ここにかたちにしてくださったことに感謝したいと思います。
この作品を読んだ誰もが、きっと忘れていたそれぞれの亡霊に気づいて、胸をしめつけられるでしょう。私はしめつけられました。

こんなに切ない、愛しい視座をありがとうございます。