どんな嫌な世界でも、人は生きていかないといけねえ! しかしそうは分かっていても、人間はつらいことや苦しいことがどちゃくそやってきやがる! でも、それでも顔をあげていくのが人間ってものよ! 俺はこんな思いをこの物語から強く感じた! そう思わせるくらい、登場人物それぞれにいろんな苦難が立ちはだかってくる! 詳しい内容はネタバレだから言えねえが、それでも色んな手助けや自分なりに努力して解決していく! つまり! ここにいるのは人間! それも人間臭いながらも、カッコよく生きている人間がいるんだ! すげえ! の一言だ!
失礼しました。
上でも言いましたが、この作品はそんな人間がよく書かれています。その中でも一番感動したのは4-6です。私は書籍にせよ、ネット小説にせよ、少しは小説というものを読んできたつもりでした。しかしこれが、このシーンがここまで綿密に書かれたのは初めて見ました。とても感動しました。その内容は一言ではどうしても言い表せないので、是非とも皆さまの目で見てほしいです。
とても読みやすい作品ですが、内容の濃さはすごいです。
現在、第四章が佳境を迎えています。
SFでありながら、アポカリプス後の生活が細かく描かれ、すごくリアル。
そして登場人物の心理描写が見事で、心にぐっと迫ってくるのです。
情景描写も素晴らしいです。主人公の見ている風景が目に浮かぶようです。
カクヨムコン参加作品です。
私は今回、完結するまでレビューは書かないようにしようと思っているのですが、こちらすでに十一万字を越えており、また、大変良質な作品なので、是非多くの読者さんにリアルタイムで追いかけて欲しいなと、今レビューすることにしました。
読みやすさと質の高さを両立させている稀有な作品です。