心を寄せるなら、私は愛する人にしたい

舞台は、月と地球です。

賓(まれびと)がなせる世界と心の神との世界がうごめきます。

人を巡り、ある病とルリヨモギギクを巡り、運命は回ります。

愛した人と離れてしまったら、人はどうなるのでしょうか。

深い洞察のもと、愛と哀しみと喜びが描かれております。

ふるさとについても考えさせられました。

きっと誰もがある郷里は、遠く想い人のいる所でしょうか。

それとも、今の愛する人がいる所でしょうか。

例え、暮らす所が荒れ果てていても、きっと心に愛があるはずです。

月と地球、あなたは、どちらに心を寄せますか。

構成力がずば抜けていると思います。

サブタイトルの文字数にも拘りを感じます。

読みやすい文体です。

感動が欲しいときに、ぜひ、ご一読ください。

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