八月一日

エアコンが吐き出す温いままの風 君の体温思い出してる


今年は花火の上がらない夜空 代わりに広場で線香花火


何気なくカット西瓜の値段見て スイカバーへと踵を返す


偽物の方が本物らしい顔 のっぺらぼうの種無し西瓜


美味しいと君が笑えばそれでいい 真贋なんかどうだっていい

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