第2話 僕VS世界


電車の発車時刻を迎えて 歩み出した黄色い線を越えようか

一歩先で終わる決断と痛み 誰が知るんだって言うんだ 自分の勝手だろって思うんだ


言うべきはずの一言も 言えるはずもないよな 神様は言うはずだ 『ざまあみろ』って


それは自分のことなんだから どんな言葉ももう届かないことは知っている 

その痛みから目を逸らすために 嘘で塗り固めた心の中の部屋の壁は真っ黒だ 


過去に目を背けたわけじゃないのに 誰もが後ろ指をさすのは僕なんだ

心無い一言がこの命をかき消した 生きる筋合いなんてない 僕対世界の戦いだ


昨日から降る雨は止まないや 心も同じように雨が降っている なんであんなことになったんだ?

雨ざらしにされた気分で最悪 分裂したもう一人が傷付け隠す それを認識出来ることでの苦しみだ


嗚呼 あれから一歩も進めなかった 成長したようで本当は退化していた 結末はあと何小節だ?


過去に目を背けたわけじゃないのに 誰もが後ろ指をさすのは僕なんだ

心無い一言がこの命をかき消した 生きる筋合いなんてない 僕VS(と)世界

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