　原作は、とても素敵な作品です。

　お目汚し、申し訳ありませんでした！

　以下のリンクが、正真正銘、「呪われた龍にくちづけを」（綾束　乙様）の作品でございます。

　第一弾に選ばせて頂いたのは、自主企画のコメントにありました、女性向けというのを見て、ファンタジーだ！　恋愛もありそう！　読んでみたい！　という欲ぼ……期待からです。

　最初、このお話を読ませて頂いて、「これぞ恋愛！」と叫びながら読んでいました。変人ですみません。

　自分には描けないほのぼのした日常の描写から始まり、これから何かが始まる慌ただしいけど甘酸っぱい予感、乙女のはじらい、みたいなものが盛りだくさんで、もう頭が下がりっぱなしでした。

　え、こんな素敵なお話を、自分の文章で書くの？　推敲する前に宣言しちゃったけど、本当にするの？　という汗だらっだらなまま、突入しました。

　推敲の仕方ですが、まずは何度か繰り返し第一話を読ませて頂きました（当たり前）。

　後は、細かい部分の確認のために、先の方を何話か読んで、目的を忘れて読みふけったりしていました。

　再度第一話を行き来しながら読みふけり、自分の普段の書き方を考え、書き始めました。

　その結果が、冒頭です。

　普段恋愛を主軸に書けない、というか、書くのが恥ずかしすぎて大変な自分は、殺伐とした冒頭ばっかり書いていたので、今回もそうした方が自分の文章になりそうだなーという発想からこうなりました。

　原作のほのぼのした冒頭を生かすべきかと考えたのですが、自分が書くと途端に嘘くさくなりそうだったので、緊張感からのその理由からの再度緊張感からのに戻る、という風にアレンジしました。

　後は、中で細かく場面が入れ替わっていたり、台詞や文章が追加されたり、といったくらいの変化だけです。

　素敵なキャラや雰囲気はなるべく壊したくないと思いつつ、ちょっとコメディ部分が増えてしまったかなー、空気壊したかなー、と反省しきりです。

　少し、自分の色が強く出過ぎた気がします。重ね重ね申し訳ありません。

　色々と冷や汗が流れましたが、恐れ多くも推敲させて頂いて、とても楽しかったです。

　自分の物語を推敲する時とは、また違った緊張感もあって、普段いかにだらけた感じで修正しているかが分かりました（苦笑）。

　この度は、貴重な機会を与えて頂き、本当にありがとうございました！

　苦情はいつでも受け付けております。

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