第三話 「慈悲が欲しいか? あればいいな」



 短いが濃密だった試験終了から数刻以上、日も落ちて大通りから露天の姿が消えた頃だ。


 辺境といえど、周辺最大の都市であるディアーレンの夜はいつも賑わっている。


 大通りこそ日が落ちると共に、その出番は終わるというものだが、代わりに輝きを見せるのは裏通り。


 飯屋や、居酒屋。連れ込み宿から娼館、賭場など大賑わい。


 その中でも、街角に立つ娼街すら疎らな静かな区域にひとつ。


 一角獣亭という、少々特殊な飯所があった。


 この場合の特殊、というのはいかがわしい意味ではない。


 秘密裏の会談を望む商人やら、政治家。


 はたまた、冒険者達の会合など。


 余人の目を気にせず、従業員さえ大声で呼ばれるまで来ない、防音の個室がある飯屋だった。


 ――――その分、お値段は張るのだけれど。


 ともあれ、アベルとリーシュアリアは今、その個室の一つにグレタらと共に打ち上げで。


 そろそろ、お開きにしようかという所であった。


「しかし、お前等がここを知っていたとはな。中々耳が早いじゃないか」


「うむ、この街に来る前にパトロンに教えて貰ってな。重宝しているよ」


 アベルの空いたグラスに、リーシュはごく自然に蜂蜜酒を注ぐ。


 続いてグレタに目で問いかけると、首が縦に振られたのを見て注ぐ。


「では、もう一度乾杯だ教官――――いや、アベル殿」


「はっはっはっ、今度は何に乾杯するかい?」


「程々にしなさいな二人共。お子様方は、半分寝ていらっしゃるじゃないですか」


 眉を顰めて窘めるリーシュの頬に、アベルは酒臭い口で接吻をすると、グレタに向かってニヤリと笑う。


「――――じゃあ、我が最愛のリーシュアリアに」


「――――うむ、傾国の美女に」


「乾杯っ!」「乾杯だ!」


 二人はグビグビと飲み干すと、ぷはぁと杯を置く。


「それにしても、冒険者ギルドも意地が悪い。敗北を経験させる為の試験などと…………」


「ま、そういうモノさ。命あっての冒険者家業だ。生きている内に敗北の味を確かめるのが、ギルドが出来る最大の配慮ってやつだ」


 アベルはアリアの美しい髪先を、指で弄びながら言う。


 グレタは、嫌そうな顔で彼にしなだれかかり、それでいて意のままにさせるリーシュアリアを見て、溜息を付いた。


 彼女の衣服は昼と同じく、肩を出し、大きく胸元と背中が開いた露出度の高いドレスであったが。


(ううむ、同じ女性としても、羨ましい体だ。ともすれば娼婦の様な格好なのに、どこか気品すら感じられるとは、どの様な素性なのであろうか…………)


 やはり、ギルド内の噂通り、どこかの富豪の娘、或いは貴族の。


 そして、そんな血筋の者を奴隷としている、この男の過去とは。


 元、警邏を担当していた騎士としての癖が、酔いの所為で露わになり、熱烈な視線となって二人を襲う。


 多少酔いが回っていても、元より酒精に強いアベルは、見せつける様にアリアの肩を抱く。


「あん? なんだ? コイツはやらんぞ…………」


「それはとても残念な言葉だ。――――なら、替わりにアベル殿はどうだ? 私達と一緒のパーティに来ないか?」


 酒の席の冗談にしては本気で、かつ今夜何度も繰り返された台詞に、アベルもまた同じ言葉を返す。


「お前達が『鋼』…………、あと三つ。冒険者としての階位を上げたら、臨時の戦力として考えてやらんこともないぞ」


「ふふふ、幾ら聞いても残念な言葉だ。貴男程のお人が来てくれたら心強いというモノを」


「片腕と片目が無い奴をか? 言葉だけありがたく受け取っておくよ」


 その片腕と片目の無い、第一線を退いた人物に敗北したグレタとしたら、苦笑する外ない。


 彼女はやれやれと呟いた後、ああ、と腰の道具袋に手をやった。


「ほら。ダリー、ハンナ、起きろ。そろそろ薬の時間だ」


「んん~~。何んだよ姉ちゃん…………」


「…………あ、ああ~~。うぷっ。うう頭がズキズキします」


 薬と聞いて、気になるも。アベルは差し障りのなさそうな所から切り込む。


 同時に、リーシュアリアがさり気なく観察を始めた。


 その姿、打ち合わせもその場の合図もない阿吽の呼吸というものか、あるいは熟練夫婦のそれである。


「イレインは起こさなくていいのか?」


「それは大丈夫だ。仲間外れ、という訳では無いが彼女には昼間の魔法薬を渡してないからな」


「あの妙に効果の高いヤツか。あれをイレインにも渡していたら勝ち筋があったかもしれないのになぁ……」


「かもしれないな。だがコレはパトロンからの指示でね、正式な仲間以外には、とね」


 アベルは昼間とは色が違う魔法薬を飲む三人に、さらなる質問を投げかける。


「そのパトロンってぇのは何者なんだ? そんな高価そうな薬を作れるって事は、大層名高い薬師なんだろうがよ」


「それがな、とある貴族のご令嬢様さ。前職の時に知り合った縁でね。――――ごくっ。はぁ。まだ試験段階で、効果は高いが副作用があるって話でね。こうして解毒剤を毎回飲まなければいけないそうなんだ。少々面倒な話さ」


 アベルはリーシュアリアに視線を送った。


 彼女は首を横に微かに振って、否定の意を送る。


 それはつまり、グレタ達が飲んでいるのは『解毒剤』ではない、という事だ。


(――――てぇと、『馴染ませる』ためのモンって事か。面倒な)


 アベルは元々、とある『薬』に関わる家に産まれた。


 それ故に、危険性も、その絶大な効能も重々承知している。


(イレインが関わっていない。それが唯一の慰めって所だな)


 気むずかしげに沈黙するアベルの姿を、グレタは羨む者のそれだと勘違いして、口を開く。


「…………、どうだろうか。我々と共に来てくれれば、この魔法薬を分けてもいいぞ」


「残念だが、冒険者としてこれ以上は望んでいないんでね、お断りするよ」


「うむむ、これでも靡かないのか…………。しかしアベル殿の様なお方に言われると、納得するしかないな」


「あー、やっぱりアベル教官は一緒に冒険してくれないんですね、残念だなぁ」


「世の中、そう上手くは無いって事だよ我が弟よ。――――では、名残惜しいがそろそろお開きにするか」


「じゃあ、イレインちゃんを起こしますね」


 帰るの準備を始めたグレタ達を見ながら、アベルとリーシュアリアも席から立ち上がる。


 そして彼女は、アベルの左腕にするりと両腕を絡ませると、その鍛え上げられた胸板に顔を擦り寄せる。


「――――で、『する』の? 旦那様」


「ああ、帰ったら夜通し可愛がって『やる』よ、リーシュ」


 それは、うっかり聞いてしまったイレインにしてみれば、大人の情熱的な世界に違いなかったが。


 実際には、グレタ達への処刑の合図に他なら無い。


 ――――そして、彼女がアベルに着せた外套の下に、有るはずの無い『右腕』があった事を、誰も気付かなかった。




 一角獣亭の外に出て、その場は解散という流れになった。


 アベルとリーシュアリアは勿論、グレタ達とイレインは泊まっている宿が違う。


「じゃ、じゃあ。ワタシはこれで失礼しますっ!」


「まだ顔が真っ赤だが、酒が抜けないか? よければダリーに遅らせるが…………」


 グレタの提案にイレインは、ちらちらとアベルとアリアを見ながら、顔を真っ赤にして断る。


 彼女も年頃の女の子だ。


 ダリーが信頼できる少年だと言う事は理解しているが、先ほど、大人の世界の臨片に遭遇してしまったばかり。


 軽いとはいえ酒が入った頭では、意識してしまってしょうがない。


「だだだ、大丈夫ですっグレタさん。一人で大丈夫ですので…………では、そのっ、お休みなさいっ!」


 ぱたぱたと元気よく駆けていくイレインを、アベル達は手を振って見送った。


 今日は月夜が明るいし、ここいらは治安がいい。そうそうと危険な目に遭うことはないだろう。


(それに、離れていてくれる方が都合がいいってものさ)


 何せこれからアベル達が、その『危険』になるのだからだ。


「では、私達も行きましょうか。グレタさん達のお宿はギルドに近い、黒猫亭でしたよね」


「うむ、リーシュアリア殿達は、確かギルド職員の宿舎でしたかな?」


「いや、俺達はそこよりもう少し大街壁側に、家があるんだ」


 辺境都市によくある構造なのだが、ここディアーレンも街外円部に、魔獣対策の大きな壁がある。


 いざ中に入られた時に、集団で戦闘しやすい様に、領主の城を中心に十字の大通りが。


 市民を守るために、居住区等は入り組んだ作りになっている。


 ギルドは城から見て北の地区に、この一角獣亭は南の地区にある。


「なるほど、途中までは一緒という事か」


「近道を知っているんです、案内しますわ」


「うむ、ありがたくお言葉に甘えるとしよう」


 昼間ならば、城の門が開いているので通行が楽だが。


 今回の様に、夜の時間に南から北に行こうとする場合、土地勘の無い者だと最悪、一晩中迷う事になる。


 故にグレタ達三人は、リーシュの提案を快く歓迎した。


 ――――それが、罠だとも考えずに。


「じゃあ、はぐれずに着いてこいよ」


 アベルは先頭に立って、歩き出す。


 最後尾にはリーシュアリアが。


 酔ったふりをして、道を間違えたり、行ったり戻ったりという演出をして、三人の方向感覚を惑わせながら進む。


 そして、半刻も経った頃だろうか。


 流石に怪しんだダリルが、前を行くアベルに声をかけた。


「…………アベル殿、そろそろ止さないか?」


「何の話だグレタ。道を間違ったのは謝るぜ」


「ぬけぬけと、いや、これも試験の続きか? それにしてはイレインが足りないが」


 四度めの行き止まりにて、グレタは苛立った様にアベルを睨む。


 アベルは頭をかいて振り返り、リーシュアリアと視線を合わした。


 ――――そろそろ、頃合いというものである。


「リーシュ」


 短く一言。


 その瞬間、リーシュアリアのスカートの中から、縄の様な太い紐のようなものが飛び出し、ダリーとハンナを拘束する。


「大人しくしておきなさい。貴方達には脱出は不可能よ」


「もがもがもがもがっ!?」


「もがーっ!?」


「――――っ!? これは何の真似だっ!?」


 すらりと長剣を抜いたグレタに、アベルは告げる。


「端的に言おう。――――お前達はここで終わりだ」


「命を取ると? 何故と聞けば教えて貰えるかな教官殿」


 険しい顔の彼女に、アベルは淡々と言う。


「いいや、此方が問おう。一つ、その魔法薬の出所。二つ、その正体についてだ」


「一つ目は言えないな。二つ目についてもだ。――――なんだ? これ欲しさに物盗りか? 見損なったぞ」


「はぁ…………。成る程、何も知らずに使っている訳か」


 アベルは深い溜息を出し、腰のベルトから短剣を抜く。


「見くびられたものだな、そんな得物で私は倒せないぞ」


 今にも襲いかかってきそうな気迫を前に、アベルは飄々とと口を開く。


「お前とやり合う事に違いはないが、少し、話をしようじゃないか」


「話? ならばダリーとハンナを話してからにしてもらおうか」


「何、聞いてくれるだけでいいさ」


 取り合わないアベルを無視して、グレタはリーシュアリアを切るべく後ろに振り返る。


「あら、旦那様の話は聞きなさい」


「――――くっ、リーシュアリア殿も手練れであったか!?」


 だが、縄の様な何かに一瞬で絡み取られ、再びアベルへと向き合わされる。


「リーシュ、グレタだけ解け」


「ご命令通りに、旦那様」


「嬲り殺しにでもするつもりか? 趣味の悪い事だな――――っ!」


 背後には、正体不明の強さのリーシュアリア。


 前には、戦う者として遙か高みにいるアベル。


 だが、グレタの戦意は衰えず、むしろこの苦境に抗おうとせんと闘志を激しく燃やす。


「聞け、グレタ。お前達が使っている『魔法薬』は『天獄への道』という危険なものだ。使い続ければ――――『魔獣』になる」


「信じられないなそんな事っ! 薬欲しさの出任せにしか聞こえないっ!」


「出任せなら良かったのにな…………。グレタ、お前は騙されているんだよ。その薬はこの世の『理』を超越した力をもたらす。――――だがそれは、お前が人という存在から外れる事を意味する」


 グレタはアベルと強く睨んだ。


 確かに、彼女達には覚えがあった。


 薬を噛み砕き飲み干し、剣を振るう度に聞こえる謎の言葉。


 それと共に、鋭くなる感覚、高まる身体能力。


 時には、得体の知らない力に突き動かされる事もあって――――。


「――――。『理』を越えた力、確かにそれは心当たりがある。だが、貴様の言葉は信じない」


 それがどうしたと、グレタは吐き捨てた。


 アベルの言葉が例え真実であっても、それは自分自身で彼女、制作者に訪ねる事だ。


 はいそうですか、と命を投げ出す事は出来ない。


「では、どうする?」


 自死か他殺か、そう迫るアベルに向かってグレタ剣を突きつけた。


「力付くで押し通る――――」


「だろうな、俺がお前でもそうするよ」


 月の下、誰も通らぬ路地裏で戦いが始まる。


 今度はリーシュアリアも邪魔はせず、グレタはアベルと剣を交える事となった。


 一合、二合。


 昼間より鋭さを増した剣筋は、しかしてアベルに傷一つ負わせる事なく防がれる。


 正面が駄目なら、腕の無い右から。


 彼女は狭い路地裏の中、壁を巧みに使い三次元の跳躍。


 左の壁を走ったかと思えば、途中で拾った小石を真上から投げ、左の壁を駆け下りる様に落下し切りつける。


「――――見え見えだ、馬鹿がっ!」


「受け止めるかっ!?」


 だが、相手が悪かった。


 対人経験も豊富なアベルは、その重い一撃をそのまま迎撃。


 鍛え上げられた筋肉で、グレタの体ごと弾き飛ばす。


「さて、力の差はよく解っただろう? 潔く降参してくれないか?」


「…………それは、死と同義だ」


 起き上がって剣を構える彼女に、アベルは言う。


「お前の罪はな、知らないとはいえ間違った手段を取った事、そして、ダリーとハンナを巻き込んだ事だ」


「もう勝ったつもりかっ! 傲慢な奴めっ!」


 いきり立つグレタに、アベルは短剣を納める。


(ああ駄目だ、駄目だな。弱いもの苛めはつまらない)


 折角、『右腕』を用意したのだ。


 その相手には、相応しい強さが欲しい。


「なんのつもりだ。剣を使わなくても勝てるとホザくのかっ!?」


 舐められている、見下されている。


 この男は、昔倒した劣悪な盗賊の頭と同じだ。


 他人の命を理不尽に奪う、――――悪。


 歯を剥き出しにして激昂するグレタ、だがアベルの言葉は彼女の想像を越えたモノだった。



「逆だよグレタ。――――必殺を以て、お前の命を奪おう。だから全力を以てしてかかって来い」



「――――強者の傲慢、敗北だと心得ろ」



 後悔するなよ、とグレタは『天獄への門』を取り出し、持ち合わせる総てを噛み砕いた。


 その瞬間、彼女の脳裏にいつもの『言葉』が走る。



『接続を確認、意志を承認、全ステータスを十倍に』



 意味は解らない、だがこ彼女にとってこれは正しく天啓。



『パッシブスキル・持たざる者の矜持、発動』



 力が湧き出る、体が軽くなる、視界が広くなる



『パッシブスキル・剣技。及び刺突、レベル3で発動』



 悪を粉砕し、正義を貫く神の祝福。



『アクティブスキル・城壁穿ち、承認。レベル5で発動、カウント開始――――』



 負ける気がしない、グレタはそう笑った。


(そうだ、それでいい――――)


 アベルはそれを、静かに見ていた。


 彼女の変化こそ、アベルが憎むモノ。


 アベルが、倒さなければならないモノ。


(元騎士グレタ、お前が生きると言うならば、俺の屍を乗り越えて行け――――)


 ――――そして、その時は訪れた。



「シぃぁああああああああああああああああああっ!」



 たった一歩の踏み込みで、グレタは音の速度に迫り。


 繰り出す長剣の一撃は分厚い城壁さえ貫く、人生最高の一撃。


 ダリーとハンナは、確かにアベルの死を予感した。


 だが――――。




「――――言い残す事はあるか?」




 その神速の一撃は、いとも簡単に防がれた。


 アベルの有らざる『右腕』が、黒くぬめりのある鱗と鋭い鉤爪を持つ異形の右腕に、長剣は止められる。




「――――地獄にて待つ」




 直後、グレタの胸に大穴が。


 異形の右腕、その掌から長く赤い角が飛び出して。


 この世、在らざる『理』に守られた長剣すら破壊して。



「禁断の力に手を染めるなら、もっと強くなるべきだったんだお前は」



 ずる、と彼女の胸を貫いた角が引き戻り、その体は支えを失って倒れた。


 路地裏の地面に、流れ出た血が広まっていく。


 濃厚な死の臭いが、ダリーとハンナの本能に危険を知らせる。


 アベルはそれを無表情で見下ろすと、次に二人へ顔を向けた。


 一歩、また一歩と彼は近づき、幼き彼らの顔には絶望が浮かぶ。



「若き戦士ダリー、そして敬虔なる神官ハンナ」



「運が、なかったんだお前達は」



「冒険者になり、魔獣を倒そうとするならば」



「知らずともその『薬』を飲み、戦っていたのならば」



「一番大切なモノ――――『運』が、無かったんだよ」



 教官よ呼ばれた青年は、無表情な顔で、けれどその瞳に悲しみを携えて。


 その右腕を向け――――しかして、かざす事は無かった。


 替わりに、リーシュアリアが締め付けと強くして、二人の意識を喪失させる。


「お優しい事ね、憎たらしい。…………それで、この子達はどうするの?」


 二人を地面にそっと寝かすと、リーシュはアベルに寄り添った。


 アベルはそれに答えず、彼女を抱きしめ、柔らかな髪に顔を埋める。


「ああ、嫌だ嫌だ。誰も殺さず、お前とずっと寝ていたいよ…………」


「私は御免蒙るわ、貴方を一緒なんて不快でしかないの」


 リーシュアリアはアベルの顔に爪をたて、ぐいと引き寄せると。


 とても柔らかな、優しいキスをした。


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