精霊機を駆る者たち

ヴァイオレント・ドール―――『神の使徒』と称され、各国の「象徴」である『精霊機』。

これがこの世界でいわれるメカ

精霊機らを駆り各国の思惑が交差する中、七つの帝国が戦渦の中、いくつかの国が滅びていった。
 その戦火が燻る中、主人公モルガはヴァイオレント・ドールの技師を目指すために帝都に住む姉の元へ向け上京する。しかし、モルガはひょんなことで出会ったルクレツィアと故郷に近い山の噴火の調査へ同行する。が、その精霊機に乗ると不思議なことが起きる。

モルガは精霊機に宿る精霊を見ることができてしまったのだ。

物語はいくつかの伏線を残したまま、トラファルガー噴火編を終える。

ダイジェストで説明してまいましたが、午後6:00からテレ東やってそうなアニメですね。はぁ?ネタバレじゃねーか!いやいや、私に苦情を言う前によく考えてください。

"アニメ"化が脳内で出来ていることを重くとらえていただきたい。

つまり、"たった"これだけでそこまで頭の中で想像させてしまう作品です。
たしかに私自身が全盛期のロボアニメを見すぎたせいもありますが、わかりやすいイメージとして魔装機神やワタル、ラムネス40などの一番濃い時代を参考的に知ってしまっているからかもしれません。ファイブスターの要素もベースあるかも知れませんね。
それを見ていた一読者がそれを脳内で想像させてしまうだけの要素がこの作品には存在しているということをお伝えしたい。それだけ簡素にわかりやすくできているということはほぼ商材として扱ってもいいのでは?ということです。
非常におもしろかったです。
時間の関係でトラファルガー噴火編までしか、まだ読めていませんが実に面白い作品です。ロボ好きな私にはたまらない作品です。
ご賞味あれ!