眼鏡洗浄機

「僕は朝シャン派なのでシャワー浴びてきますね」

「私もお供しますよ」

「いや、眼鏡掛けてお風呂に入らないので、僕」

「えー」

「無理にえっちなイベント起こさなくていいですからね」

 と僕は脱衣所に入る。

 素直に受け入れてくれたのか、アオイさんが風呂場に入ってくる素振りはなく、僕はシャワーを浴びる。

「カケルさん、私も体を綺麗にしようと思うんですけど、眼鏡洗浄機ってないですか? 超音波で綺麗にするやつ」

「アオイさんが入れる大きさのはないですね」

「そうですか……」

 元々持ってないけれど。

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