象るのは、後悔と涙。彩るのは、互いを想う心

10冊目で繙かれたかに見えた謎には続きがありました。
皆が知っていると思われた秋山家の鎧兜に纏わる真実。
でも、そうではなかったのです。
誠実さが引き起こす、新たな悲劇。
愛すればこその行為が連れてくる涙。
再び開いてしまったその傷口を、癒す術はあるのか?
そして、道久はいつまで足掻き続けるのか!?

悲しい思い出を大きな愛で包んで。
雨上がりの空に、虹を架けるように――

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