カクヨムプライベートコンテスト Vol.02~カクヨム編集長篇~

【コンテスト情報】

選考委員:カクヨム編集長

ジャンル:お題「ブロマンス」

文字数:制限なし(1~2万文字までが選考対象)

応募受付期間:2018年9月12日~9月30日

読者選考期間:なし

結果発表:2018年11月頃

受賞作品:珠玉のブロマンス小説5冊セット

備考:自主企画選択、2018年1月1日以降の投稿作品


【応募オススメ度】

👦👦👦👦👦 全力投球のカクヨム祭り!!



 皆さん、こんにちはあさかんです。


 またまたごめんなさい。今回も応募開始をとうに過ぎてからのコンテストレビューとなってしまいました💦

 

 さて、今回は第2回目のカクヨム編集長コンテストです!!多忙な(ことと思われる)編集長が自らサイトを盛り上げる為に開催されるコンテストということで応募側も是非全力でその想いにぶつかっていきたいですね。


 まずは前回のコンテスト結果の考察です。


「もふもふ」と「民俗学」の2部門があり、それぞれ大賞がひとつづつ、そして「気になったで賞」が5作品受賞されておりました。


 受賞傾向としてはほのぼの系からミステリーまで多彩な形式を作品を取り上げていたことから、これといった傾向は無いと感じました。


 しかし、出版社の編集長自らの選考ということもあり、受賞作品は全体的に文章がしっかり整えられている作品が目立つように思います。これは地の文が多い堅い文章ということではなく、誤字脱字が少なく読んでいて違和感のないキチンとした文章とでもいいましょうか、つまり丁寧に書かれている作品が好まれるのは間違いないでしょう。


 今回の募集テーマは「ブロマンス」です。端的に説明すると男性同士の友情モノですね。


 と、ここで皆さんが十中八九頭に過ったのは『BL』でしょう。


 では、『BLモノ』を書けばストライクゾーンに入るのか?と聞かれると、取り敢えず編集長としてはバットは振ってくれるかと思います。


 しかし、ガッツリ打ち返してくれるかどうかは微妙ですね。


 敢えて「ブロマンス」とテーマを銘打っていることから男性同士のイチャコラではなく「友情」や「恋愛感情には置き換えられない別の感覚」を求めているのではないでしょうか?


 つまり、兄妹モノでも「恋愛」と「家族愛」は似て非なるものというように、BL要素でブロマンスを表現するのは些か難しいと存じます。


 募集メッセージではホームズとワトソンなどを例に挙げていましたが、漫画で例えるならばベル●ルクのガッ●とグリフィ●などが一番近いのではないでしょうか?


『お前を助けるのに理由が必要か?』の台詞のシーンなんかは確実に芯を捉えること間違いありませんね。


 そして、募集テーマが編集長の嗜好ということで、同ジャンルや要素を読み漁っていたことは確実ですので、ベタな直球よりも変化球が印象に残り易いと思われます。


「ブロマンス」の表現にこんな切り口があったか!と思わせるような作品であればかなりの強みでしょう。


 ベタな設定なら『クラスメート』『親友』『上司部下』『先輩後輩』『師匠弟子』などが考えつきますが、鋭角に切り込むとすれば『兄弟』『教師と生徒』『敵対関係』などであれば友情+αのテーマに深みを持たすことが出来るでしょう。


 長くなりましたが、カクヨムプライベートコンテストは今後も続いていくと思われますので、初心者の方でも執筆の練習という意味合いも込めて、一作品でも多く応募されると、編集長にも喜んでもらえるかと存じます。



 さあ、KADOKAWA・Kの心を鷲掴みにしに行こうか。

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