電撃文庫『青ブタ』アニメ化記念・青春小説コンテスト


【コンテスト情報】

選考委員:鴨志先生、電撃文庫編集部

ジャンル:お題「思春期症候群」 2次創作、オリジナルの2部門

文字数:1,000文字以上、5,000文字以内(多分完結必須)

応募受付期間:2018年8月9日~9月9日

読者選考期間:なし

最終選考結果発表:2018年10月上旬頃

受賞作品:両部門にて鴨志田先生からのコメント付きで『電撃文庫MAGAZINE Vol.65』(2018年12月10日発売予定)に掲載

備考:自主企画選択、タグ必須、8月9日以降の投稿作品、過度な性描写、残酷描写はNG


【応募オススメ度】

💦💦💦💦💦 お祭り要素アリ!!

★★★★☆ 素晴らしいの一言!!



 皆さんこんにちはあさかんです。


 まずは今回レビューさせていただくコンテストがすでに実施中ということをお詫び申し上げます。


 と、いうのもこのコンテストを2次創作品限定コンテストだと思っていたのです。しかし、じっくり読んでみたらオリジナルもアリじゃないですか!!


 ただのアニメ化を記念しての一種の参加型販促企画ではなかったのです!!私もビックリしました!!


 では、さっそくレビューをさせて頂きます!


 応募オススメ度が2種類なのは作家を目指す為のコンテストと、趣味で小説を書いている人も気軽に応募できるお祭りてき要素の両面を備えているからです。


 このコンテストがとても画期的な一番の点は、原作を知っているファンの方のみならず、お題テーマにてオリジナルの作品も募集しているという点です。


 これによりコンテスト応募者の範囲が一気に増えて、副賞も雑誌掲載及び現役小説家のコメントとプロを目指す方においても申し分ありません。


 短編コンテストというのも長編を書く技量と根気がまだ身についていない方でも、気軽に参加できるオススメポイントです。


 お題テーマにおいても「思春期症候群」という、書ける作品の幅を広く持ちつつ、書こうとするネタがポンと浮かんできそうな素晴らしいテーマであります。


 もう、コンテストレビューとしてはまさに弱点を見つけるのが難しいほどの募集要項ですね。


 お祭り的要素があるということで、例に漏れず攻略など一切気にせず、勢いに任せたノリで書くのが一番だと思いますが、せっかく素晴らしいお題を提示して頂いているので、今回は考察していきたいと思います。


 まずは、敢えて注意書きしてある『過度な性描写、残酷描写はNG』と言う点です。


 原作の世界観を著しく壊して欲しくないということみたいですので、そのまま受けとってよろしいかと思います。そもそも、どんなコンテストにでも、レーベルが求める読者層というものがありますので、この注意書きが無いコンテストならガンガン攻めても良いというわけではありません。


 解りやすく言えば、カクヨムでも募集している児童向けの「角川つばさ文庫小説賞」などにはこのような注意書きはありませんが、NGなのは当たり前ですよね。


 そして肝心のテーマである「思春期症候群」は思春期をこじらせた結果→主人公はこうなった!的な流れであると結構ど真ん中をつけるのではないかと思います。


 後は、短編小説の肝である『解り易さ』『読みやすさ』『インパクト』『勢い』『ハッと驚くオチ』なども有効ですし、必須とも言えます。


 8/9以降の新規投稿分という条件は、カクヨムとコラボするにあたり自主企画短編コンテストでは絶対条件になっているのかもしれません。カクヨムからすれば一作でも多く新規作品や新規登録者が欲しいでしょうから、募集元の希望というわけではないかと思います。


 以前のエピソードにも書かせてもらったように、どうしても前に書いた作品を応募したい場合は、別途新規作品として登録し、登場人物などの名前を変更するぐらいの礼儀は必要だと考えます。


 

 色々書かせていただきましたが、短編コンテストですので期限までに作品をつくるには十分かと存じます。今回のコンテストはプロを目指される方にも、これから初めて小説を書こうとされている方、原作を知らない方にも全力でオススメしますので、是非チャレンジしてみませんか?

 

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