SNS
たまに無性に
ぽつねんとある時間に
残されたように感じる
瞬間が訪れる
それに抗う術を知らず
ただひたむきに耐える
そんな折にも
世界は回って回り回る
ことSNSにおいては
それが顕著で
僕はコミュ障になって
知らず誰にも知られず
静かに泣いた
羨望の眼差しで見つめ
知り合いと呼べぬ人を
ネットの川で
際限なく流れる意味を
釣り上げようと必死な
僕は僕のまま
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