詩を紡いで

第54篇マリオネット(MARIONETTE)

マリオネットは月夜の晩窓際でひとり酒

親愛なる彼氏に思い焦がれながら

無邪気な微笑みを屋根の影に隠してる

こんな時代になるなんて

みんなが心で泣いてる

友達のJとパムは

いつもマリオネットにまとわりつく

そんなJとパムも

マリオネットには邪魔でもない

学校の先生は大変な仕事だ

誰か彼女をいたわりゃあいいのに

1人で抱え込むのが彼女の生き方

俺はマリオネットを影で見守る

彼女は俺の気持ちに気付いてないよなあ

そんなわけで学校の先公を辞めた俺は職を探したが

不思議と自衛官くらいしか仕事は見つけられなかった

OH YEAH !

2021(R3)4/18(日)