たくさんの面白い仕掛けまでたどり着けないのが残念

面白い仕掛けをたくさんほどこしてくれているのだとは思うが、そこまでたどり着けないのが残念だ。
ユニークな表現や文章は、それはそれで面白いのだけど、作品の理解の妨げになってしまうのは残念。
ハチャメチャな文章でありつつ、なんだか熟語の多い堅苦しさもあるし、全体的にはけっこうシリアスな調子で進んでいく。

クスッと笑えたり、ハチャメチャで楽しかったり、ガジェットや設定が面白かったりするので、そういうところに集中できるようになればきっともっと楽しめる。
期待！