　後日、私は本命の面接を控えているにも関わらず、別の目的でリクルートスーツを纏って商業施設が立ち並ぶ駅に向かいました。

　生活の安定、ファイナンシャル・プランナー受講料の捻出、生活リズムを整えるという目的で、駅構内コンビニのアルバイトの面接に挑むからです。

　もちろん、超ど級の心配性の私ですから、ターゲットのコンビニに事前に電話で問い合わせました。

　すると、正社員の仕事が見付かるまでの短期雇用も対応しているとのことでしたので、自宅から最寄りのコンビニではなく、駅構内のコンビニを選びました。

　面接から三日後、幸い採用の通知を頂き、翌日より、昼と夜、それぞれ別の仕事で一日を費やす生活パターンが始まりました。

　昼は時給八百円×五時間＝日給四千円、夜は時給千三百五十円×七時間＝日給九千四百五十円。

　昼は週四日、夜は週六日勤務ですので、来月のお給料が楽しみです。

　ですが、やはり私は懸念しています。

　お金があればあるだけ、使うのではないか、と。

　そのため、私は後日休日を利用して馴染みのファイナンシャル・プランナーさんに相談の予約を取ります。

　それにしても、人間が生きていくって、ものすごくお金がかかりますよね。

　スヌーピーのお財布が毎日涙を流しています。

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