3.広島東洋カープ

【戦力評価/5段階】

打撃:5

走塁:5

守備:4

先発:3

中継:3

采配:2


【ベストオーダー】

1(遊)田中

2(二)菊池

3(中)丸

4(右)鈴木

5(左)松山

6(一)エルドレッド

7(三)安部/西川

8(捕)會澤

9(投)


【先発】

・野村

・ジョンソン

・大瀬良

・岡田

・薮田

・中村祐


【主な中継ぎ】

・中田

・今村

・一岡

・アドゥワ

・ジャクソン


【抑え】

・中崎


【寸評】

 昨年、無事にセ・リーグ連覇を達成するも、CSで敗退。日本シリーズに駒を進めることが出来なかった広島。新外国人のカンポスこそ獲得したものの、既存戦力の成長で戦えるという意思表示か、目立った即戦力補強は少なかった。


 OP戦。あまり見る機会はなかったが、とにかく投壊が目立った。与四死球の数も多く、先発が早い回で崩れるという機会も多いように見えた。実際薮田は二軍でもあまり芳しい結果になっていない。


 また、中継ぎ陣はジャクソンがかなり不安定で、補強のカンポスもぱっとしない。他の投手は総じて大丈夫だが、今村は前年かなり指標が悪かったというのも気になる。勝ち継投は良いが、それ以外に難があるのも不安材料だ。


 打線は相変わらずいい。怪我をした鈴木誠も安定した成績を残している。西川をはじめとした若手の活躍も見られ、打線の強力さは、前年と変わらないだろう。


 ただ、投手陣が不安、となると開幕から走ることはできない可能性もあり、そうなると改善はされたが未だに不安の残る采配面でこけるという可能性も決して否定できない。


 ポテンシャルはある。しかし、不安要素も多く、三連覇もBクラスもあり得る気配である。


【期待の若手】

投手→高橋昂

野手→西川龍馬


 投手は悩んだが高橋昴。先発でいいピッチングをしているのを見かけたので、近いうちに出てくるのではないだろうか。床田も去年に引き続いて期待したいが、怪我明けなので、本格的な期待は来年以降か。


 野手は西川。守備に難があるが、正直固定して使ってみたい打撃をしている。内外問わず力強い打球を飛ばし、5ツールプレイヤーになれる素質を秘めている。



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