第38話僕は天気予報士?

天気予報を見て覚えた知識を母親に話すと、

兄ちゃんは天気に、詳しい天気予報士だ!と

うちの母親が、熱く語ります。

雨が降るのか、晴れるのか、

通勤していた時は、毎日のように天気予報を見ていたものです。

天気予報を毎日のように見ていたら、天気予報士の丁寧な説明で、

等圧線の間隔が、短いと風が強く吹くとか、

風は低気圧に向かって吹くといった基礎的な天気予報の知識を身に着けました。

10年以上前の話になりますけど、母親との会話の1部を書いておきます。

「兄ちゃん、北陸地方の方は、雪がいっぱい降って積もっているのに、

何で関東地方は雪が、あんまり降らないんだろう?。

やっぱり北陸地方の方が寒いからかな?。」

僕は、「関東も北陸も、そんなに気温は変わらないよ。

北からくる低気圧は、長野県のアルプス山脈みたいな高い山が、

壁になっているから、高い山を越えて、関東の方に、雨や雪を降らせることが、

できないんだよー。」

数週間後に母親が、「兄ちゃんの言ったとおりだった。

山が壁になって、関東に雪が、降らないようにしてくれてるんだね!。」

それ以来、僕は天気予報士扱いされるようになりました。

「明日の天気なんだろう?。兄ちゃん、天気予報に詳しいから、

NHKの天気予報を見て、明日の天気を教えてー。」

歴史の本は、昔から読んでいたので、一緒に大河ドラマをみるとか、

NHKの歴史秘話ヒストリアを一緒に見ようというのは、わかるんですけど、

僕は天気予報士ではないので、天気予報は、森田さんか、木原さんあたりに、

聞いて下さいといった感じです。

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