第31話車の免許を取りに教習所に通った話です

今は、精神安定剤と睡眠薬を飲んでいるために、

免許を失効してしまいましたが、

教習所に通って、車の免許を取った時期があったんですよ。

母親に、「大人になったら、車の運転ぐらいできなきゃダメだ。」

と言われて、次男と教習所に、通い始めたのが、きっかけでした。

どうせ免許を取るなら、オートマではなく、マニュアルで取ろうと思いました。

大きな川の近くの教習所に、通うことにしたんですが、

この教習所は、奇人変人の教官で、いっぱいでした。

何もしゃべらない無口な教官に、ものすごく神経質な教官。

この教官と教習に出ると、ほぼ確実に渋滞になります。

40キロぐらいで、走っていても、急ブレーキを踏まれて、

「M君、スピードを落として、もっとゆっくり走って下さい。」

と言われて、20キロから、30キロくらいで、走っていると、

いつの間にか、後ろが、大渋滞になってしまいます。

「M君、後ろは、気にしなくていいからねー。」

他にも、高速道路で、高速教習をしていたら、

制限速度が、80キロという標識が立っていたので、

80キロで、走っていたら、「M君、制限速度を10キロや20キロくらいなら、

オーバーしたって構わないんだよ。」と言われて、

結局は、100キロで、高速道路を走りぬきました。

僕は、奇人変人に好かれやすいみたいで、

遠藤教官という教官に、なぜか、好かれました。

次男が、遠藤教官と教習していた時の事を弟に、

聞いたのですが、遠藤教官が、

「君のお兄さんは、面白いねー!わっはっはー。

教習なんて、どうでもいいからさあ。

もっと君のお兄さんの話をしようよ!。」

この話を聞いた僕は、えっええー!?という感じでした。

次男が、遠藤教官に、僕がプロレスが好きで、

プロレスの試合をテレビで、見ていることを話したようで、

遠藤教官が、「アルゼンチンバックブリーカーをかけるぞ!。」

と僕に言ってきました。

僕は変なことで、有名になる得意技が、あるみたいです。

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