6.額田王《ぬかたのおおきみ》?

秋の野のみ草刈りき宿れりし 宇治うぢ宮処みやこ仮廬かりをし思ほゆ


☆意味☆


秋の稲穂を<刈り>込んで飾りつけた貴方と過ごしたあの宇治の<仮廬かりを>を思い出します。


※比良宮ひらのみやにての出来事


プチ解説 : 刈と仮を掛けた歌で、古歌ではよく使われるネタ、もしかしたら前半はすべて枕で宿からが本文かもしれない。

かつて恋人と住んだ真新しい専用御殿を思い出した歌。

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