極めなくても続けれるところがぷよぷよはすごい

 と思いました。

 かく言う俺もアクション的なものは大体ダメで、落ちモノも苦手、なもんでぷよぷよは、あれハーピー詰みっていうんでしたっけ? かえる詰み? とにかく端端に積み上げてって、なんとなぁく繋げて、連鎖が起きたらラッキーみたいな、そんなゲームでした。むしろゲームギアの魔導物語が好きでしたね……(魔導物語で知ったんですが、「ダイアキュート」って、「ダイア・キュート」じゃなくて、「di-acute(バイキルトくらいの意味ですかね)」だって知ってました?)。

 でも友達の中には、連鎖の極意みたいなことを知ってて、スパスパーンって積んで、岩ぷよを落としてくるやつとかいるわけですよ。そういう人間は一日何時間もプレイして、腕を磨いてるわけです。でまあ、そういう人が没頭するのは分かる。テクを磨いて強くなって、どこかで腕を振るうんでしょう。そりゃあ面白いですよ。

 でもそうではなくて、技を磨く訳ではない、ストーリーも興味ない。でも続ける。なんで? わかんないけど、まあ楽しいからなんですよねきっと。

 ファミコンですけど、ボンブリスっていうテトリスの亜種があって、あれも俺は下手なんですが、だから対戦とかは好きではないんですけど、ただただぺーろーれーろ、ボカンボカンってなるのが楽しくてやってて、ただそれだけですよね。ただそれだけの良さっていうか、なんかそれなんだなーと思って、不思議にしんみりしました。

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