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  • まさかカクヨムで金玉均の名を目にするとは……清朝末期の時代はやはりロマンがありますね。

  • あとがきへの応援コメント

    歴史小説というと、少々敷居が高い感じがして積極的に読むことがなかったのですが、この作品は、冒頭から文章が美しく表現が魅力的で、謎めいた雰囲気にぐんぐん引き込まれました。
    生きることの尊さを描かれた物語と思いましたが、あとがきにも示されているように、歴史は「普遍的な人間のもがき」ということ納得するばかりです。
    壮大な歴史ロマンとは比べ物にもなりませんが、幼少期から各地を転々とし、故郷と呼べる地を持たない自分ともどこか重なる情緒があり、大変味わい深い作品でした。

    作者からの返信

    読んで頂いてありがとうございます!
    歴史物も、歴史上の有名人の話と、この話のような名も無き民の話と両方書いているのですが、書いていて、本質的には同じじゃないか、と思ったりするのです。その人なりに、その時代を必死で生き抜いているという意味で。あえて歴史小説を書いているのは、人間って本質的なところで同じだということを感じたいからかもしれません。

  • あとがきへの応援コメント

    素敵なお話でした。特に
    「見えるもの、見えてしまうものから目をそらしていてはやがて何も見えなくなる。」
    と言う台詞が心に響きました。
    ただ、3話の17行目の
    「機嫌を損ねては」の漢字が「期限を損ねては」になっていたのが気になりました。故意にそうしているのであればごめんなさい。

    作者からの返信

    読んで頂いて、またご指摘もありがとうございます!訂正しておきました(お恥ずかしい~~~)
    見えないもの、見えないものの話は自分の中で大事にしているテーマですので、そう言って頂けて嬉しいです!
    歴史物ばかり書いているのでこの企画、嬉しく思います。

  • あとがきへの応援コメント

    歴史小説を読んだのはおそらく初でしたが、圧倒されました…!

    圧倒的な知識量に裏付けされた重厚な世界観が、無駄のそぎ落とされた美しい文章で描き出されていて惚れ惚れとしてしまいました…! 流麗な文章と生きた世界観が絶妙にマッチングしていて、とても引き込まれました。

    東洋人を蔑むことでしかプライドを保てないできない家が嫌で飛び出した。でも結局のところ、人を見下す習性からは逃れられないでいる。個人的にこのくだりがとてもぐっときました。

    それはそうと、重く暗い過去を持つ朝鮮人の彼ですが、哀しい過去が投げかける影ってどこか惹かれてしまうものがありますよね。妖しい美を作り出すというか! 昏い美の結晶という表現がありましたが、そう!まさにそれだ!!と一人興奮したりしていました(謎告白)

    どんなに絶望しても、諦めずに粘り強く生き続けていればこそ、きっといつか笑える日もやってくる。そう感じさせられる素敵な物語でした…!<(_ _)>

    作者からの返信

    わあ、とても嬉しいコメントです~~~!

    この二人はオリキャラなのでどんなふうにしようかなあと思ったのですが、「屈折したプライド」というのが一つのポイントでした。

    彼らがこれからどうなっていくのか、というのは敢えて描かない方向にしておきました。20世紀はユダヤ人にとっても朝鮮人にとっても過酷な時代となりますが、そのあたりは敢えて……というところでしょうか。

    興味深い企画、重ねて御礼申し上げます。

  • 微笑は、誰かに与えられるものではない。
    この言葉、ものすごく胸に染み入りました。じいんとしました…。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    自主企画を機に、美しさって何だろうと考え直したりしたのですが、やはり内面から響いてくるものではないかな……と思ったり。
    素敵な企画、ありがとうございます!

  • あとがきへの応援コメント

    高校の世界史程度の知識しかありませんが、世界的にも激動のこの時代、様々な民族や国籍の者が集まり政治とは違う次元で絡み合う一種独特なエネルギーが渦巻いている、そんな雰囲気を感じ取ることができました。

    ユダヤ人の主人公が美しい朝鮮人の青年に抱いた思いは義勇なのか、同情なのか、友情なのかはたまた淡くも特別な感情なのか……
    そのあたり、読む人の想像に任せた読後感であるのは非常に文学的だと感じました。
    イケメン鑑賞会という観点からいくとソフトBL的な解釈でもいけそうですが(笑)

    この時代の歴史小説を読んだことがなかったので、新鮮な空気を楽しませていただきました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    おお!ソフトBL解釈ありがとうございます!(笑)
    実はアップしている作品全部ソフトBLという者なので、そう読んで頂けるのも嬉しいです(笑)

    でもこれは卒論ネタでもあるので、どういう風にでも取れる、という感じを目指しました。伝わって嬉しいです~~~!

    歴史物って、予備知識や思い入れがない人にも楽しめることが大事だと思っているのですが、実際にそのように書くのは難しいなあ、と思います。

    素敵な企画、ありがとうございます!
    実は陽野さまの『純情と激情』も好きで、楽しみに読んでいます。

  • あとがきへの応援コメント

    企画参加ありがとうございます、主催の期待の新筐体と申します。

    私、歴史小説を読むのは初めてで、一体どのようなものかと思っていましたが、歴史の背景に詳しくなくても楽しめるものでした。

    登場人物2人のキャラクターも個人的には好みで面白かったです。

    改めて、ありがとうございました。

    作者からの返信

    返信がとんでもなく遅くなってしまいました(゚д゚)
    すみません!

    自主企画に参加させて頂き、よい刺激になりました。

    今後とも、どうぞよろしくお願いしますー!

  • あとがきへの応援コメント

    治外法権によって守られた言論の自由、ジャーナリストの理想ですね
    『申報』という言葉は初めて聞きました。今から100年以上も前に、そんな自由があったなんて。
    オスマントルコのことは、殆どわかりません。
    またいろいろ、楽しませて下さい。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます~。
    ここの治外法権、中国人にとってマイナスになることも多かったんですが、言論の自由に関してはプラスに作用していたかと。清国にとって不利益な情報は基本的に遮断されますが、『申報』は英国籍の新聞社でなおかつ漢文ということで、中国人読者にとって、貴重な情報源になっていたようです。

    今後とも、よろしくお願いします~!

  • 記事が積もれば歴史になる。
    いい言葉ですね。すごく胸に来ました。

    作者からの返信

    ありがとうございました!『申報』の記事を「歴史学」で扱った者としての実感です(笑)


  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    いや~素晴らしい。続編を希望してしまいます~上海、ジャーナリスト、美青年・・・森川久美の「南京路に花吹雪」という昔懐かしい少女マンガを思い出しつつ読みました。上海租界で二人の青年が、さらに心を通い合わせ戦っていく姿を目を細めて見守りたい気分です。

    作者からの返信

    読んで頂き、ありがとうございました!

    『南京路に花吹雪』!懐かしい、大好きでした~!
    上海租界をやろうと思ったのには、あの影響が大きいです。

    この二人の続編、日韓併合とかいろいろあり、なかなかしんどい時代になるので、どうなるかわかりませんが、温かい目で見守って頂けたら、と思います。