No.2

私「ハッ、ここはどこ!?」


花子「どうやら私たち、遭難してしまったみたい」


私「え!?」


花子「落ちついて。そうだ、部屋の隅にそれぞれ立って、壁に沿って移動して、次の人の背中を叩いてっていうのを繰り返して過ごせば寝ないで済むと聞いたことがあるわ!」


貞子「でもよく見ると、ここ、6人いない?」


花子「本当だ!4人しか居ないはずなのに!」


伽椰子「あ、ごめん、私、息子つれてきちゃったから」


花子さん「じゃあ伽椰子ちゃんは息子さんと手を繋いでて!あと一人は......」


宇宙人「ボクがツレテ来たニンゲンかもシレナイ」


貞子「じゃあ宇宙人ちゃんはそのニンゲンと手を繋いでて!」


私「待って、何で私の手を繋ぐ?」


花子「よし、じゃあ予定通り隣の隅の人の背中を叩いて」


貞子「ごめん、やっぱり皆バラけて!ここペンタゴンだからやっぱり6人必要かも」


私「なんでペンタゴンで遭難!?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る