色を主軸に広がる異世界ファンタジーの真骨頂!

ひとことに詰め過ぎていますが、間違ってはいません。第一章読了のレビューなので、先に関しては憶測になります。
ただ、物語の持つ物語力が凄い強い。作者さまならではの緻密な設定がぐんぐん生きていく感じ。国に対しても、不思議な感覚を憶えます。

これ、古代中国?
いやいや、トルコの中期?
はたまたアメリカ開拓時代のインディアン族?

そうして気づくのです「異世界である」と。

世界観は大抵が固定されてしまいます。そのほうが安定して物語は進められる。
読者にとっても有り難いですよね。

ただ、この作者の物語は違います。どこか不安定で、「世界を構築する」ところから始まっているから、例を見ない。

私は、それこそが異世界ファンタジーや、ファンタジーの心臓部なのだと、この作品で強く感じました。

今期の応援作の中で、一番最後にレビューしようと決めていました。
それは、やはり引力が強いので、是非みなさまに駆けつけて欲しいから。ちょっとしたキャラの作者の悪戯もありますし、時代背景もしっかりと作られています。

これだけのセカイを脳裏で展開するなんて、ただものじゃぁないですね。
そんな力強く大きく羽ばたきそうな異世界ファンタジーに貴女も引き込まれてみてください。

むろん、これからも読みに通います(*´▽`*)

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