第1章

第2話「先生、あなたを一生許さない。」(1)

後日、職員室に向かった私は、佐藤先生を訪ねた。

「佐藤先生…お久しぶりですね。………」

私はわざと、平然を装って先生に言った。

「早速本題に行きましょうか…。

莉胡さん、あなたは私に、何が聞きたいんですか?」

「ふふっ…簡単な事ですよ?単刀直入に聞きます。

佐藤先生、あなたは私の友達である優希を殺した…。

ですよね?」

「ええ。芳本 優希さんは、私が殺しました。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る