3-4

 記憶を振り払うように一旦瞳を閉じた漠夜がもう一度その瞳を開いた時には、その表情から迷いは消え去っていた。

「処分される前に、質問に答えてもらおうか」

 拘束された彼女を見据えながら、漠夜は氷術符で作成した長剣を突きつけた。日陰にあってもなお鋭く輝くそれに、未羽は一瞬息を詰める。

「お前は“何”だ」

 刀身の輝きをそのまま写したような青い瞳に見据えられ、強ばる体をごまかすように挑発的な笑みを浮かべた彼女は何も答えようとしない。その様子に焦れた漠夜は、急かすように彼女のすぐ横の壁を切りつける。弾け飛んだ破片が頬を傷つけようとも口を開こうとしないその様子に、漠夜は苛立ちを募らせた。

 一応の容疑者は捕まったのだからと、漠夜は一旦遠方に離れた冷を無線で呼び出すために通信機のスイッチを入れる。別れてから少し時間が経っているため引き返すのにも時間はかかるだろうが、ここで返答の期待できない問答を繰り返していても無駄である。

 通信機越しに冷と会話しながら、何か不穏な動きをしないかと視線は逸らさずにじっと彼女の監視を続ける。感じられる魔力こそそこまで強くないものの、末羽が裏で手を引いている可能性がある限り気が抜けないのは確かだ。

 すぐに戻ると言って切られた通信機から手を離しながら、漠夜は四肢の拘束から意識を奪う術へと組み替えようと、新しい札を取り出した。相手に何も言う気がないのなら、意識が無い方が移送はし易いだろう。そう判断した漠夜は薄紫色をした心層符を取り出し、彼女へと一歩歩み寄った。

 先日の冷のように相手が錯乱状態であったならば術にかけることは容易いのだが、目の前の彼女は一筋縄ではいってくれなさそうだ。今もむき出しの敵意を向ける彼女に一歩近付いた漠夜は、額に札を押し付けて術を発動させる。

「なんなのよ、これ……!」

「大人しくしてろ」

 頭を振って抵抗する彼女の体を地面に蹴り倒し、首に足をかけて動きを封じる。いとも容易く折れてしまいそうな首に載せた足に力を込めれば、彼女の顔は苦悶に歪んだ。

「吠えるのは、檻に入ってからするんだな」

 呼吸もままならない程の圧迫感に彼女の意識は朦朧とし、額に札を押し付けられようとしていても抵抗する力は残っていないようだった。

 その姿に、未羽が絶命した時の姿を思い出した彼の手が一瞬止まった。心層符を押し付ける漠夜の手が僅かに躊躇いに震え、その一瞬のうちに彼の札が燃え散らされる。

「――昔の事とはいえ、自分の婚約者に対して随分と容赦ないね」

 目を見開く漠夜の後ろから、揶揄するような軽薄な笑い声が響き渡った。突然響いた声でようやく背後の気配に気付いた彼は、その闖入者から距離を取るように体勢を反転させて一歩飛び退る。

 先程まで漠夜の頭があった場所をごく小さな炎弾が掠め飛んで行き、細い路地に焦げ臭い匂いを充満させる。路地の合間から漏れてくる光を背に受けながら歩いてきた人影は、その手を赤い血に染めながらゆっくりと近付いて来た。

「……誰だ」

 逆光で判別出来ない顔を判別するように目を細める漠夜の姿をあざ笑うように小さな吐息を漏らしながら、人影は一歩ずつ未羽へと近付いて行く。彼女にかけられた拘束術に人影が手をかざした瞬間に、雲の間から射し込む光が人影の顔を明るく照らし出した。

 見事な金色の髪に、中央部分にだけ赤くメッシュを入れた年若い――まだ成人にも満たないような少年が、漠夜の拘束術を弾き飛ばしている姿がはっきりと浮かび上がる。

 赤と青のヘテロクロミアである彼の眼差しは愉快そうに歪められ、右の手首に着けられた銀色のブレスレットが陽光を浴びて光る姿が印象的だ。

「俺はアンタの事知ってるよ。月折漠夜……この一年間、俺はずっと見てきた」

 片手で未羽のことを引っ張り上げ、ふらつく彼女を立たせながら少年は笑う。どこか歪に形作られた彼の表情には様々な感情が綯交ぜになった不思議な感情が浮かび、その瞳からは彼の考えていることが全く読み取れない。大袈裟な動作でこちらを振り仰いだ少年から目を離さないように視線は固定したまま、漠夜も体を起こした。

「見ていた……?」

「ああ、見てきたとも。俺の大事な人が、アンタばかり見るものだからね」

 感情の読み取ることのできない表情をひたすらに浮かべ続けた彼の顔が、初めて感情を滲ませる。それは二十にも満たないような少年が浮かべるにはおおよそ似つかわしくなく、まるで何十年も生きてきたかのような表情で少年は笑うのだ。――お前が憎いのだと。

「――それで、お前は何か思い出したの」

 瞬きの瞬間に憎悪の表情を内側へと仕舞い込んだ少年は、隣に立つ未羽へと顔を向ける。こちらから顔が逸らされていたとしても意識までは逸らされていない事に気付いていた漠夜は、彼の真意を掴もうと、その表情をじっと観察していた。彼からは明確な敵意こそ向けられていないものの、どこか狂気じみた感情が伝わってくる。

 少年の問いかけに首を横に振った未羽は、目の前で警戒心を顕にする漠夜を伏せられた睫毛の間から盗み見ていた。

「ふーん……残念だったね」

 さして残念でもなさそうな表情で、彼は笑う。冷と同じような年の頃であるというのに、少年の笑顔はとても禍々しいものに漠夜には感じられた。

 ひと呼吸ついた少年は再び漠夜へと視線を戻し、その懐から小さな紙片を数枚取り出す。その紙片と漠夜を何度も見比べながら、真剣に何かを考え込んでいる。今の彼の様子は一見隙だらけのようだったが、同じように思案している漠夜には彼に攻撃を仕掛けるだけの手駒がないのだ。

 能力も目的も未知数であるだけに、彼は非常に手を出しにくい存在であった。漠夜の拘束術をあっと言う間に解除してしまった彼の実力は、おそらく並みの魔術師よりも遥かに高い。そんな彼に、街中――しかも昼日中という人通りの最も多い時間に戦闘を仕掛けるほど漠夜は無謀ではない。

「……お前は、その女の仲間なのか」

「仲間ぁ?冗談でしょ!」

 漠夜の問いかけに大きく目を見開いた少年は、次の瞬間にはさも可笑しそうに腹を抱えて笑い出す。その様子は年相応のものにも見えたが、彼の発している言葉は劣悪な悪意の塊であった。

「こんな女と一緒にすんなよ! コイツはあくまでも道具。道具なんかと仲間になるわけねーじゃん」

 色彩の違う瞳が嘲笑に歪められ、その身に付けた装身具がからりと揺れる。ひとしきり笑った彼は、可笑しそうに笑いを呑み込みながら手に持った紙片を漠夜へと見えるようにこちらへ向けた。

 どうやら記憶投影式複写魔術で作成された人相描きの様で、そこに描かれていた男の姿に漠夜は瞠目した。

「この男探してるんだけど……アンタの連れじゃなかったっけ?」

 こちらを見つめ返す冷の写真を眺めながら、彼は周囲に視線を巡らせる。何故そのような情報を掴んでいるのかは知らないが、少年の目的が冷であることを知った漠夜はこちらに向かっているであろう彼のことを思い出し内心舌打ちを打った。少年の目的は全く分からないが、一つわかるのはどうにか気付かれないうちに冷がこちらに向かうのを止めなければならないという事だけ。

 じっと隙を見図る漠夜に笑みを漏らした少年は、その血に塗れた腕を傍らの未羽に差し出しながら口を開いた。

「仕留め損なったんだろ? 代わりに“調達”してきてやったから、さっさと喰いなよ」

 滴り落ちる血液を食い入るように見つめる彼女に、少年は催促するように軽く腕を揺らす。彼の言葉を聞いて弾かれたように顔を上げた漠夜は、それが先程逃がした男性の血液であると窺い知る。どう見ても少年の出血ではないそれは、顔を上げた漠夜の目の前で未羽の口内へと消えて行く。

「食事って……そういうことかよ」

 殺害される度に抜き取られていた血液は、こうして彼女の能力の糧にされてきたのだろう。紛うことなく吸血鬼へと成り果てた彼女は、輝きを増した青色の瞳を揺らめかせながら笑った。嚥下する度に能力が強くなっていくのを感じ取り、漠夜はせり上がる嫌悪感に吐き気すら覚える。

「少佐!」

嫌悪に苛まれる漠夜の意識を切り裂くように、遠くから名前を叫ばれる。はっとして顔を上げた彼の視界に、冷の姿が映り込む。

少年は表通りに近い位置に立っており、路地の奥まったところに立つ漠夜では彼より先に冷の事を保護できる可能性は限りなく低い。このまま少年に身柄を奪われてはいけないと本能で察知した漠夜は、驚いて立ちすくむ冷に向けて冷に声を張り上げた。

「ここから離れろ!」

 冷が反応する前に懐から取り出した炎符を放ち、彼ら二人を取り囲む大きな炎術陣を発動させる。陣の中心に立つ少年は、大規模な術の発動に気付いているのだろうが余裕そうな表情を崩す気配はない。

 彼は隣に立つ未羽に下がるよう命ずると、陣に向かって掌をかざした。

「お前、俺の事なめてんの?」

 かざされた掌から大きな音が迸り、目が痛いほどの光量を持った電撃が溢れ出す。漠夜の陣に向けて生み出されたそれは真っ直ぐに地面へと落ち、路地いっぱいに広がる炎術陣の上を正確になぞりながら走っていく。

 通電した箇所から陣の形式が書き換えられていくのを察知した漠夜は、完全に術を乗っ取られる前に術を解除するために炎術符を切り落とした。

「市街地だからって躊躇うような奴なのに、どうして末羽はあんなに気にするんだろう」

(末羽……!?)

 至極不思議そうに呟きながら、少年はたった今漠夜から奪い取った術を発動させる。

 放たれた言葉に動揺しながらどうにか術を妨害した漠夜だが、既に術は半分以上乗っ取られてしまっていた。元々の術は出来るだけ市街地に被害が及ばないようにと必要最小限に留められていたが、彼の容赦のない術はそれを遥かに凌ぐ規模で魔力を放出している。

 歯噛みしたい気持ちを抑えながら、漠夜は術を防ぐ為の結界を発動させた。

(末羽の差金だとしても、こいつとの繋がりは何だ? あの男は高度な術を使うのに、媒体を使う素振りを全く見せなかった。そんな奴、あいつの周りには……)

 彼の術の威力を削るために陣の一部を剣で削ぎ落としながら、漠夜は少年の姿を観察する。先程彼は手をかざしただけで術を発動させてみせた事に、若干の違和感を覚えていた。

 彼ら魔術師は術を使うのに媒体を必要としているが、持つだけでは何の効果もないのだというのが一般的なものだった。勿論幾つか特例はあるが、それは希少種である魔術師の中でもさらに稀な者としてめったに見ることは出来ない筈だった。

(まさか神姫と同じ直媒体質だってのか!)

 少年の術の傾向を見て、咄嗟に思い浮かんだのは自身の部下である少女の姿。媒体を必要としない者の中で最も希少種として挙げられるのが、自らの肉体そのものを媒体として発現させた者である。直媒体質と呼ばれる特性は、魔天軍の中でも漠夜が知る限りたった一人しか存在しなかった。

「……お前は、末羽とはどういう繋がりだ」

 自らの能力を余すことなく発揮する少年の姿を見据え、放たれた言葉に少年の顔が歪む。

「末羽の事を、お前なんかが気安く呼ぶな!」

 高ぶる感情を表すように一際強い光を放ちながら、路地どころか半径数キロを吹き飛ばす程の規模で雷が迸る。狭い路地だった故に吹き溜まったゴミが次々と燃え上がり、そこは一瞬にして火の海と化す。

「たかだか両系統の魔術を使えるからって、飼い犬に落ちぶれたクズがいい気になるなよ」

 その表情を憤怒に染め、張り巡らされた漠夜の結界を打ち破ろうとする彼の様子からは常軌を逸脱した狂気すら感じる。

 結界の外殻を震わせる大気の鳴動に押されながら、漠夜は離れたところに立つ冷に視線を移す。たった今ここにたどり着いた彼は現在の状況がまるで把握できず、うろたえながらも何とか冷静さを取り戻そうとしている様子が伺えた。

 結界は少年を中心にして発動陣すべてを覆うように発動しており、路地から僅かに外れた位置に立つ冷では少年にも漠夜にも手出しは出来ない。

「お前の魔力が尽きるか、こっちの魔力が尽きるか……このまま賭けてみる?」

「生憎、賭け事に興味は無えよ」

「あっそ。残念」

 氷の属性を持つ剣はすっかり熱で溶け、放電の収まった結界内で漠夜と少年は睨み合っていた。耳を覆うほどの爆音が鳴り響いたあと、彼らの間には静寂が横たわる。

先程の彼の術は、一瞬の破壊力は甚大なものであった。しかし幸いなことに雷属性だったそれは、発動した一瞬さえ防いでしまえば威力は微々たるものだ。

「冷、今のうちにここから離れろ!」

「何故ですか! 少佐を置いて僕だけ逃げるなんて……!」

「術も使えねえお前なんて、役立たずだろうが!」

 ここから離れるよう促された冷は不満の声を上げるが、最もなことを言われて口を噤む。数日前の一件で媒体である魔鏡を失ってしまった彼は、現在魔術を全く使えない状態だった。彼の使用する媒体である魔鏡はおよそ一ヶ月間、使用者の魔力と月光を浴びることで得られる月の魔力を宿すことでしか作ることの敵わない特殊な呪具である。

 MR四二五の事件以降、殆ど間をおかずに次の任務へ赴いてしまったことによる思わぬ弊害に、冷は自責の念に駆られながら冷は頷いた。

「状況が変わった! お前はここから離れて、輝に連絡を取れ」

「……わかりました!」

 通信機越しに会話をしながら、漠夜の命令に反抗したい気持ちを抑えて踵を返す。

彼がここから離れようとしたのを確認すると、漠夜は目の前の少年に意識を戻した。結界内にはまだ僅かに少年の魔術が充満しており、また魔術を発動されないとも限らない。

「あーあ、逃げちゃった」

 言葉とは裏腹に残念だという素振りを見せない少年は、隣にいた未羽に少し離れるよう支持を出し、一歩漠夜へと近づいた。

「相手してくれんの? 白鷺一番隊の特攻隊長サマ」

 視線と言動で漠夜を煽るように、少年は大仰な素振りを見せる。

 結界内の熱気が和らいできたのを確認した漠夜は、懐から札を取り出して再び長剣を作り出した。

 少年の胴体を狙って、冷気を纏った剣を大きくなぎ払う。余裕な表情を崩さない彼は、漠夜の背後に回るように目にも止まらぬ速さで地を蹴った。すれ違いざまに胴体を狙って放たれた数万ボルトもの放電をかわした拍子に僅かに体勢を崩した漠夜だが、完全にバランスを失う前に寸での所で体勢を持ち直す。

「……素人の動きじゃねえな」

「褒めてもらっても全然嬉しくないなあ」

 剣を斜に構ながら、漠夜は少年に強い眼差しを向ける。悠々とした佇まいの少年は彼の眼差しなど歯牙にもかけず、笑みを崩す気配すらない。いつまでも余裕を保ったその様子からは、表情とは裏腹に強大な悪意が感じられた。

「まあいいや……せっかく褒めてもらったんだし、名前くらい教えてあげようか?」

 漠夜目掛けて大きな雷の矢を放ちながら、少年は笑う。

体を掠めていく術の渦中を掻い潜り、至近距離まで接近した漠夜は長剣を胸元目掛けて素早く突き出した。彼の衣服を切り裂くだけにとどまったそれだったが、少年が僅かに顔色を変えたのを漠夜は見逃さなかった。

「名前なんか、捕まえてからゆっくり聞いてやるよ」

 言葉と共に横に大きく振り払われた長剣は少年の髪を数本切り落とし、弧を描いて地面を抉る。

「何それ、面白い冗談」

 剣先を紙一重でかわしながら、少年は隙を付いて漠夜に向けて術を発動させる。雷特有の速度を持つそれを目で追い、漠夜は照射された術を最低限の動作で切り落とした。至近距離での雷弾はかわすことが非常に困難だが、彼の超人的な動体視力がそれを可能にしていた。

 逸れた雷弾が路地の壁を打ち崩し、彼らの頭上から大小様々ながれきが降り注ぐ。

「お前なんかに捕まえられるわけねーじゃん」

 崩落する瓦礫の向こうで、少年の顔が愉悦に歪む。

「そもそも、まだ仲間がいるとは思わなかった時点でバカだよなあ」

 少年の言葉に、漠夜はその可能性に思い至ったように目を剥いた。

 末羽と共謀している人間がいるという可能性を、漠夜は完全に失念していたのだ。事の発端の吸血鬼も、その吸血鬼に加担している人間もここにいるのだからと、無意識のうちに油断していた。肝心の末羽も未だ姿を見せていないのに、だ。

「狙いはお前であって、お前じゃなかったんだよ」

 少年の金の髪が揺れる。笑みを形作る彼の姿は徐々に白んでいき、彼の姿が路地の中に溶けていく様を漠夜は呆然と眺めていた。

「葉邑冷――あんたのパートナー、貰ってくよ」

「待て!」

 霞み消えて行く彼の笑みが漠夜の焦燥を駆り立てた。その残像を切り落とすように剣を振るが、刃は虚しく空を切る。まるで陽炎のように実体を無くしていく彼の瞳には明らかな嘲笑が浮かび、彼の目的は陽動だったのだと気付く。

「クソが……!」

 完全に姿を消した二人の顔を記憶に焼き付けるように思い描いた漠夜は、自己嫌悪に顔を歪めながら壁に拳を叩きつける。末羽の高笑いまで聞こえてきそうな程に、完全に出し抜かれたのだと痛感していた。

 漠夜の知る限り、末羽は自分以外の誰も信じていなかった。そんな彼女の性格を知っていたからこそ、忠実に付き従う駒がいるという可能性に思い至ることが出来なかったのだ。

 パートナーを持つことが無かった漠夜にもパートナーができたように、末羽の周囲の状況も刻一刻と変化しているということにすら気付かずに。


「――お前は末羽に相応しくない」


 静まり返った路地で、最後に彼が残した言葉がいつまでも脳内で反響していた。

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