第4話

 私の娘は、日を追うごとに釘付けになっている。

 幼いとき、パパに靴をプレゼントされていた私のように、娘にも魅了させる要素があるのかしら。

 十歳の誕生日、私はとっておきの靴を娘にプレゼントしよう。それを履いて一人前のレディになって欲しいから……。

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Chaussures et pieds ー靴の奴隷ー 発条璃々 @naKo_Kanagi885

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