執筆に欠かせないもの

FZ100

執筆に欠かせないもの それはお風呂

 執筆に欠かせないもの、それはお風呂。筆が乗って考えが(いい意味で)煮詰まってくると、お風呂に入る。するとリラックスできるのか、「ここはああした方が、あそこはこうした方が良い」とアイデアがポコポコ湧いてくるのである。多分、無意識的に頭の内容が整理されるのだと思う。


 人によっては散歩中にそういうことが起きるかもしれない。古の哲学に逍遥しょうよう派というのがあったくらいだ。


 寝ることで頭を一旦リセットさせるのも重要。寝ることで「ああでもない、こうでもない」と考えていたのが自動的に脳内整理されている。


 NHKスペシャル「シリーズ人体 神秘の巨大ネットワーク第5集“脳” すごいぞ! ひらめきと記憶の正体」を見る。何もしていない状態でも脳は活動していて、デフォルト・モード・ネットワークという状態にあり、そしてそれがひらめきに繋がっているとのこと。散歩しているときやお風呂に入っているときにふとした思い・発想が浮かぶことがあるけれど、脳を集中させた状態より、リラックスした状態の方がひらめきには良いようだ。それは既に脳の大脳皮質に蓄えられた記憶という神経回路から新たな回路が発生するということだろう。


 環境はWindows PCなので、秀丸エディタを使っている。ネット小説に投稿する分にはプレーンなテキストファイルの方が扱いやすい。秀丸エディタはシェアウェアだが、(今だとAmazonでライセンスキー購入できます)、縦書きに対応しているのと、grepが使えるのが大きい。grepは検索したキーワードで、検索結果を別タブでずらずらっと一覧表示してくれる。一括置換の前の確認用に便利(往々にして置換してはならないものまでが含まれている)。また、同一フォルダの中身であれば検索してくれるので、インターネットで印象に残ったネタを集めたスクラップ帳をテキストファイルで作って、grepで高速検索という手もあり。正規表現も使える。


 テキストファイルでスクラップ帳を作り、grepで検索するというやり方だけど、これは『「超」整理法―情報検索と発想の新システム』で野口悠紀雄教授が勧めていたやり方である。野口教授は学者なのでスクラップ帳は使わないが、同一フォルダ内をgrepできる利点を活かしている。


 また、アウトラインプロセッサ機能もある。指定した記号で解析、アウトライン表示(ツリー形式)で文章の構造を表示してくれる。アウトライン内での文章の入れ替えも自在。プロットをまとめる際に便利かもしれない。


 フリーのテキストエディタをお探しの場合は、横書きしかできないが、サクラエディタがgrepのできるエディタである。私自身は秀丸エディタをお勧めする。シェアウェアだけど、一度購入すれば、後のアップデートは無料。また、サポート対応が良いことが挙げられる。


 いざというときのメモ帳としてはフィーチャーフォン(ガラホ)が使えなくもない。スマートフォンと違ってアプリの導入はできないし、挙動が微妙にスマホと異なって、閲覧しづらいサイトもあるけれど、これは我慢。


 また、モバイル用端末としてポメラDM100を持っている。これはネットに繋がらないスタンドアロンの運用で、テキストファイルかCSVファイルの編集しかできない。ネットに繋がらない環境で便利。今はそういう所も少なくなったけれど、軽量でノートパソコンを持ち歩くより気楽ではある。IMEはモバイル端末用ATOKだけど、これは流石にパソコンのATOKと較べれば落ちる。なので、あまり凝った言い回しをする分には不便かもしれない。


エナジードリンクも欠かせないかもしれない。国産のエナジードリンクに比べて、モンスターエナジーは確実に効く。しかし、目に見えて効果があるということは、それだけ多量のカフェインが配合されているということでもあり、常飲は止した方がいいかもしれない。ここぞというときだけで十分だろう。


疲れを癒す点ではクエン酸の補給。梅干しが代表的だけど、ポッカレモンが手軽にクエン酸の補給ができて意外と便利。

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