秋をさすらう詩編

めぐる季節の美しさを引き比べて、秋をどう呼んだらいいでしょうか?

それを突き詰めたのがこちらの詩です。

眩しかった新緑から変じた秋、
凍てつく寒さが後に控える秋、
実りへの輝かしい賛辞、
色彩への表現は時の経過、空間の広がりなどなど、手を変え品を変え、微に入り細を穿つ。

これほど細やかな秋の表現は、なかなかお目にかかるものではありません。
詩人の優しい眼差しと共に、秋という贅沢、ご賞味ください。