魔術で決闘ですっ!ー黄金の断罪者ー

 普通科でも魔導書魔術のカリキュラムが取り入れられている私立宿木高校。体育やイベントに使われる体育館とは別に、耐魔術工事が施され、魔導術の実技科目、また校則に則った上での正式な決闘、試合で使用される第二体育館がある。そこでストライキを決行した二クラス分の生徒たちが、ハジメたちを待ち構えていた。

「クレエ様はいつでも正しいわ! きっとあの子が悪いのよ」

「いくらエリートでお嬢様だからって横暴だろ」「槙野に魔術かけるなんてオーバーキルだっての」

「じゃあクレエ様が間違ってるって言うの!?」 クレエの信奉者と一部男子が言い争う中、桐山は大音声で呼びかけた。

「あんたたち、さっさと整列!」

 途端に静まり返り二列になる。

「あー……今日は本来なら長射程魔術に進むはずだったけど! あんたたちがどーしてもと言うからファガルドさんと槙野さんの模擬戦を行います。使用するのは標準テキストを……分かった分かった、私用のでいいわよ。後、安全ローブ着用」

 沸き上がる歓声。

「ただし、遊びでも喧嘩でもないから模擬戦のレポートを二千字以上でまとめて来週までに提出すること! 中身が薄かったら書き直し」

 巻き起こるブーイング。

「文句ある奴は校庭10周!」

 黙った一同に満足した桐山が指示を飛ばし、負傷防止用のローブを纏ったハジメとクレエは第二体育館の模擬戦フィールドの両端に立った。二人の後ろには魔術を打ち消すリング状の結界があり、勝ち目がないと思えばこの安全地帯に入るか、フィールドを区切るラインを出れば降参出来る。

「クレエ様がんばってー!」

「クレエ様素敵!」

「クレエ最高!」

「貴様! 様をつけんか!」

「クレエ様に踏まれたい!」

「エリートの横暴を許すなー」

「お嬢様の鼻をへし折ってやれ槙野!」

「なんで槙野なんかがクレエ様に!」

「ハジメちゃーん、骨は拾ってあげるねー」

 声援がそれぞれに向けられる。

「なんか、私の扱いひどくない……? いや期待されるのも困るけど」

 ハジメが嘆きながら重い魔導書を取り出すと、

「なにあれ、ハードカバーの魔導書? 今時使ってる子見たことないわ」

 現代っ子たちからどよめきが上がる。

「アプリの入れてないのか?」

「いやー、槙野はいっつもガラケーだね」

「RINEとかどうしてるんだ?」

「あの骨董品で魔術使うの? 本気で?」

 彼らに混じって、詩織が心配そうに見つめていた。

「散々だなあ……これだって使えるんだよ?」

「ええ、見せてもらいますわ、あなたの実力を」

 顔を上げると、すでにクレエは準備万端だった。慌ててページをめくる。ハジメの魔導書が「骨董品のハードカバー」ゆえのハンデをもらった格好だ。

「クレエ・ファガルド対槙野ハジメ、魔導書魔術模擬戦、開始!」

 桐山のかけ声とホイッスル。ハジメが魔導式をなぞり、唱え終わる前に、金の矢が飛んでくる。

「うっひゃあ!?」

 避けようとして床に転ぶと、頭の上を矢が通過していく。

 遅れて展開した透明な大盾が、二本目、三本目の矢を弾く。

 床に金の魔法陣が光り、ハジメは慌てて同じ魔導式を使った。金鎖は新たな盾を絡め取り、粉々に砕いた。

「早く立ちなさい!」

 詩織の声に弾かれるように立ち上がると、クレエがこちらに向かって走ってくる。その右手には金の剣。

「うわっ」

 あっと言う間に目の前に迫り、剣が盾を真っ二つにする。ハジメが横っ飛びに逃げると、剣を構えて迷い無く追ってくる。

 ハジメはとりあえず何度も魔導式を繰り返した。何枚も重なった盾が刃を止める。

「無駄なことですわ。”貫け”」

 クレエがさらにスマホと共に魔導式を唱え、剣がレイピアに変化。素早い突きが盾を貫き、破壊する。二枚目、三枚目が砕かれる中、後ずさりながら盾を出し続ける。

「根比べなら、無意味ですわよ」

 クレエはレイピアを繰り出しながら、左手はスマホを操作し、用意していた魔術を紡ぐ。切っ先に光が凝縮し、まばゆく輝く。直後、黄金の光線が放たれた。

 後ずさりを続けるハジメは足をもつれさせ、尻餅をついた。ハードカバーが音を立てて倒れる。金の光が盾を全て消滅させ、上空を通過。フィールドを区切るライン上の耐魔術障壁に衝突し、突き破らんばかりに歪ませた。透明な障壁に紫のひび割れと火花が走り、クレエのファンたちがどよめく。

「なんて威力……」

「さすがはクレエ様!」

「こいつはまずいぞ、さっきから盾しか使えてないし」

 ようやくミイラ状態から解放された杉田が呻く。

「ハジメ! 防ぐか逃げるかしなさい!」

 詩織がフィールドに向かって叫ぶ。

「そ、そんなこと言ったって」

 ハジメは間近で超威力の魔術を目にして、腰が抜けてしまった。その首にレイピアが突きつけられる。

「これで終わりですの?」

 緑の瞳で見下ろされ、唾を飲む。目をそらせない。

「貴女が悪行を洗いざらい白状し、謝罪するというなら、終わりにしてあげてもよろしくてよ」

 恐怖と魔術行使に伴う寒気が、鳥肌を立たせた。

 怖いほどに綺麗な緑の瞳を見て、突きつけられた金の刃を見て。

 どうして私は勝ち目のない戦いをしているんだろう。

「貴女が、由緒ある魔導書を冒涜したことを」

 それを聞いて、また胸の奥で何かがどくんと脈打った。

 それが何なのか、考える前に。口が勝手に動いていた。

「私は--絶対にそんなことはしないよ」

 はっきりと、きっぱりと相手の目を見て言い切った。

 魔導書を掴み直すと震えが消えた。クレエは眉を顰め、細剣を持ち上げる。

「ならば、思い知りなさい」

 突き出される切っ先。ハジメは手にした魔導書の重さを利用して勢いを付けて転がる。レイピアがローブをかすめて紫の火花を散らす。

 立ち上がって距離を取ると、クレエがレイピアを弓に持ち替え、矢をつがえるのが見えた。ハジメはフィールドの中を走りながら考える。

「えーと、あれはビーム……レーザー? あんなのどうやって防げば……」

 振り返ると、矢が放たれるところだった。背中に展開中の盾が砕かれる。

「まずい!」

 よたよたと駆けながらページをめくる。が、有効な魔導式は見当たらない。「転送術基本 取り寄せたいものが同じ敷地内にあるとき」が数十ページに渡って続く。

 頬を掠めた矢に思わず立ち止まる。背後に熱と光を感じ首を向けると、再びクレエのレイピアが輝きを増していた。

「あれはやばい!」

 ハジメはとっさに開いているページに栞を走らせ、大ざっぱに対象を指定し魔導式を口にした。 ハジメの頭上からきらきら光を弾く塊が降ってくる。

「何を……?」

 クレエがレイピアの先端から放った光条は、一直線にハジメに向かって伸び、降ってきたガラスや鏡のシャワーにぶつかり、爆発したように飛び散った。乱反射した熱線がいくつもフィールド内の四方八方を穿ち、焦がす。ガラスや金属箔が融解し、蒸気を立てて広がる。

「眩しいぞ!」

「なんだ? どうなった?」

 フィールドの外側では、強い光のショックが皆の目を眩ませていた。

「鏡を転送し、防いだ……?」

 クレエの剣がどろどろに融け落ちた。跳ね返った熱線を受け止めたのだ。かつ回避したため、間合いが大きく開いていた。

「眩しっ……そうだ、今のうちに!」

 ハジメは思わぬ幸運に気を取られていたが、チャンスとばかりに付箋を貼ってあったページを開き、魔導式をなぞり始めた。

「させませんわ」

 クレエはレイピアを捨て、新たに金のボウガンを作る。

 ハジメの呟く式が伝子を集めて透明な蛇のような形を作りかける。魔力を敵まで運ぶ入れ物で、これに火炎などを封じ込めてぶつける技として使える。比較的簡単で、詩織の直伝だ。

 だが、クレエの飛ばした矢は次々蛇に突き刺さり、あちこち欠けさせた。

「あっ……もう一度」

 消えかけた蛇を完成させようと、躍起になって式を組み直す。

「クレエが近づいてくるわよ!」

 見ると、相手は時折矢を射ながら煙を上げるフィールドを近づいてくる。左手にボウガン、右手にスマホとレイピア。矢を作っては放ちながら、切っ先に光が充填される。交互に異なる魔術を紡ぐ高等技術だ。

(やられるばかりじゃだめ、反撃しないと。でも矢で壊される……。でもじっとしてたらまたあのビーム……やっぱり早く完成させる? でも連続して矢が……止めて逃げたらそれこそ振り出しに戻るし、ど、どうすれば……)

 魔導回路と敵の接近でハジメの処理能力はパンクし、頭から煙が出そうだ。その場から動けないハジメに、クレエは確実に近づいてくる。飛んでくる金の矢、直す度に欠ける魔力の容器。このシーソーゲームは明らかにハジメの不利。

(まずい……ならとにかく削られてもいいくらい大きく!)

 半ば思考を放棄して、注ぎ込む伝子を数倍にする。ハジメの腕の中で、重く分厚いハードカバーが音を立てて伝子を大量に吸い始める。削られながらも、透明な蛇が膨れ上がる。

「よし、このまま……」

 指を伸ばしたページに金の光が差し、見上げると金の矢が今度は自分に降り注いでくるのが見えた。

「嘘っ!?」

 回避も迎撃の余裕もなく、とっさにハードカバーの表紙を顔の前に掲げた。

 硬い革表紙で矢が跳ね返り、次々に殺到する。腕に抜けた衝撃と本の重さでバランスを崩し、

「うぷっ」

 取り落とした魔導書とのキスは、古い紙の味だった。重みで首がのけぞり、後ろ向きに倒れる。

 倒れたつま先に金の矢が当たり、鎖に変わって縛り上げる。ひっくり返った魔導書がフィールドに叩きつけられる。

 「いたた……唇切っちゃった」

 少しの出血を指で拭うと、足を止めたクレエのレイピアが輝きを増すのが見えた。あの熱線の予兆。「やば!」

 ハジメは自分の魔導書に手を伸ばすが、片足が縛られ僅かに届かない。

 クレエがゆっくりとレイピアを持ち上げ、切っ先を向けてくる。三回目はない――

「うう……届いて」

 栞を挟んだ指をいっぱいに伸ばし、開いたページに触れさせる。

「さあ、終わりにしましょうか。――”聖なる輝きよ、この世の全ての闇を払いたまえ”」

 クレエの指と唇が最後の魔導式を紡ぎ、刃を突きだして、

すさまじい熱線が--いつまでたっても、訪れない。

「あれ……?」

 瞑っていた目を開けて、顔の前に広げた手をどけると、剣を向けて困惑した表情のクレエと目が合う。

「どうして……? なぜ撃てないんですの!?」

 繰り返しレイピアを振るが、何も起こらない。むしろ、満ちていた光が刃から抜けていく。

 クレエの親衛隊も他の学生もざわめき、桐山が眉を寄せる。

 何が起こっているのか分からないまま、ハジメは体を起こすと、

「ハックション!」

 見事なくしゃみが飛び出た。気づいてみれば、なんだか冷房の効き過ぎた部屋のように涼しい、というより寒い。そして、ざわめきに混じって何か、壊れたエアコンのような低い音が響いていた。

「この音、何だ……」

「あ、あれだ。なんだあれ」

 杉田が指さした先には、さっきハジメが作ろうとしていた透明な蛇……のなれの果てが天井近くに浮かんでいた。蛇というよりツチノコで、大きく膨らみすぎた風船のような腹が見る見るうちに大きくなる。

「伝子の集め過ぎ……暴走? 寒さはそのせいですの?」

 そうこうするうちフィールド内の熱がどんどん奪われ、寒気が二人を襲った。

「さ、寒い……」

 身震いすると、ハジメの足首の鎖が砕けて消えた。とっさにクレエが構えたボウガンが揺らめいて掻き消える。

「いったいどうなってーーくしゅっ」

 ハジメの大きなクシャミがまた響いた。


 クレエは驚愕しつつも、状況を冷静に分析していた。自分の剣から放つはずの熱線が撃てず、用いてきた武器が消えていく。

 彼女が好んで用いるのは、伝子で魔力を一定の形に束ねる基本技術と一族に伝わる錬金術の応用である。魔力を剣や矢の鋳型に封じ込め、「完全」を示す「金」の概念を付与することで相手を圧倒する威力を確保する。比較的単純な組み合わせだが、剣なら剣の形を継続して維持するには対応する魔導式への集中力が必要となる。

 同年代の術者ならこの方法で同時に展開・維持出来るのは一種類か二種類が限度だが、クレエは才能と努力で最大5種の魔導式を一度に扱える。

 だから、それらすべてを封じられたショックは大きかった。

「一体……」

 冷気を感じた当初は、ハジメが氷属性の魔術を放ったのかと考えた。だが、頭上で肥大していく不格好な蛇がそれを否定した。

 これは、伝子が引き起こす冷却。それも極端なもの。

 フィールドに転がる彼女のハードカバーの魔導書が、恐らくは暴走して、伝子を際限なく取り込み、ただ空回りしている。これではクレエもハジメも新しい魔術を使えない。

 伝子が反応し奪う熱は僅かなものだが、これだけ無理に集めれば体感温度は相当低下する。

 伝子をこれほど浪費するなど、クレエにしてみれば信じられない。調理中の鍋に塩を瓶ごと放り込むようなもので、まったく無益だ。

 人は、伝子の助けなしに魔術を使えないのだから。

 最初からこれを狙って引き起こしたのだとしたら、槙野ハジメはとんでもない魔導書使いだ。

 この状況では、魔術が維持出来ない。フィールド内の伝子が吸い尽くされたため、剣の形を維持する伝子、魔力を矢の形に固める伝子が足りない。大量に魔力を要する熱線などもってのほかだ。スマホに指に走らせても、伝子はまるで反応しない。

 このままではこちらは簡単な盾すら展開出来ない。そして、相手に莫大な伝子がある。

 つまり、こちらは丸裸、相手はいくらでも攻撃できる。

  だから、クレエは身を硬くしたのだがーー起き上がった槙野ハジメは、目の前で大きなクシャミをした。

 今が好機だということもまるで気づいていない様子で、ただ寒さに震えている。

 はっきり言って、間抜けなほどに。

 ハジメが暴走した魔導書を制御していれば、自分自身だけは寒さを防ぐようにするはずだ。この冷凍庫の中のような空間では身震いが抑えられない。

 クレエは、槙野ハジメは、魔術の能力も、技術も。戦略を立てる頭脳もまるでない、端的にいえばポンコツなのだと、ようやく納得した。

 その結論のあっけなさに、肩の力が一気に抜けて、小さなクシャミが飛び出した。

 まるでそれが合図だったかのように、フィールドを仕切っていた紫の防壁が伝子を失って消えた。

 

 冷気があふれ出し、体育館中の伝子が奪われ、なおも温度が下がっていく。

「うおお冷たい!」

「寒い!」

「南極みたいなんだけどー」

「アンタたち、落ち着きなさい!押したり走ったらダメ、佐藤、川島!」

 口々に騒ぐクラスメイトたちと桐山先生を見ながら、ハジメはうずくまって震えていた。体の芯が冷え切って、身動きできない。

「ハジメ!」

 詩織が駆け寄ってきて助け起こした。何か言おうとすると、歯がかちかち鳴って喋れない。

「学校を寒冷地獄にでもするつもり? どうすんのよあれ」

 天井に浮かんでいたツチノコはいまや体育館の上半分を埋め尽くし、今にも張り裂けそうな風船になっている。このまま敷地中の伝子を吸い尽くす勢いだ。

「ししし詩織、どどどどどうしよう」

「何か高威力の魔術をぶつけられればいいけど、伝子がないんじゃそれも無理。とにかくここから離れましょう。走って――アンタもよ、クレエ」

「え? ええ、そうですわね」

 三人は走るが、伝子の膨張のほうが早く、飲み込まれそうになった。

「まずいわ……」

 詩織が呟いた瞬間。だん、と床を蹴る音が響いた。見ると見事な姿勢の桐山と白いボールとが宙に浮かび、伸ばされた手のひらがボールを捉え、まっすぐに送り出す。

 理想的な放物線を描いたアタックが膨らみきった伝子の塊をぶち抜き、大穴を開けた。

 風船が破裂するようにぱんと音を立て、消滅する。

「す、すごい……」

 悠然と着地した桐山に、揃ってあんぐりと口を開けた。

「ただのバレーボールよね……? 物理で魔術を消すって……」

「デタラメ過ぎますわ……」

 桐山は黙って床のハードカバーを拾い上げ、封印用の黒いカードをページに差し込むとばたんと閉じた。唸りを上げていた魔導書が大人しくなり、体育館が静まりかえる。

 残っていた生徒たちが見守るなか、桐山は素早く振り向いた。

「ヒイぃ!」

 その、クレエの光線以上に鋭い視線に射すくめれ、全員が金縛りになる。「ギリギリ先生」のガチギレの怖さを誰もが知っている。

 思いっきりドスの利いた声でーー

「お前等、何人かで槙野とファガルドを保健室に連れて行って、一人は他の先生を呼んこい。後扉と窓を全部開けて換気。走れ!」

「はいぃ!」

 修羅の命令に、みんな一斉に動き出した。


「うう、寒いよ……」

「ほら、早く行くわよ。氷みたいじゃない、まったく……」

 冷えすぎて指先の感覚がないハジメは、詩織に引っ張られていく。極寒地獄と化した第二体育館の外から出ると、僅かに寒さが和らいだ。

 詩織が眉を寄せて顔をのぞき込むと、ハジメはぷっと吹き出した。

「なによ?」

「詩織、眼鏡まっしろだねー」

 赤いフレームの眼鏡は、レンズが温度差で曇っている。

「……バカじゃないの?」

 詩織はぷいと顔を背け、ぐいと掴んだ冷たい手を引っ張った。

 何か言おうとして、ハジメはまた大きなクシャミをした。


続く 

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