第6話「響鳴」

 SEは暫く車を運転した後、とあるアパートに車を止めた。


 アパートの門には、『あらき荘』と書かれた板が張られていることから、アパートの名前が容易に推測できた。


 妹を背負った宗也はアパートを見るとつい、


「SE……、なんだ、このボロアパートは?」


 古風な名前の通り、あらき荘は築六十年というオンボロアパートで、誰もが、こんなところに住むのは、苦学生か夜逃げした奴くらいだろうと思うようなアパートだった。


「えぇ、まぁ、ここがワタクシの事務所兼住まいです」


 SEは苦笑いを浮かべ、一番近くの部屋、101号室の前まで歩いて行った。


 101号室の前には高級そうな木の看板に『円城寺探偵事務所』と書かれたものが吊るされていた。残念なのは、それを吊るすため、チェーンの部分をガムテープで張っていたことだった。


 べりっ。


 SEは看板を外しながらノックすることもなく、


 バタン!


 と、ドアを少し乱暴に開けた。

 その瞬間、部屋の中から、


「お! SE!」


 嬉しそうな男の声が聞こえた。

 響は顔を明るくして、SEに抱きついた。


「おっと、響。相変わらず元気ですね」


 SEは特に動じることなく響を引きはがしてから、変わらぬ笑顔を向けた。

 その後、今さらながらという感じで挨拶を中にいた男女、鳴と響にすると、宗也にソファーに掛けるよう促した。

 

宗也は訝りつつも、ソファーに妹の麗子を寝かせ、部屋の中を観察した。

 部屋は、六畳程しかない、一般的なワンルームで床は畳ではなかったが、フローリングという訳でもなく、ただの板張りだった。そして、この部屋は家具が椅子とソファー、それからホワイトボード以外何一つなく、床にそのまま置かれたお菓子やジュースが目についた。


「あぁ、SE? そっちの方は例のお客さんか?」


 鳴が宗也のことをジロジロと見ながらSEに聞くと、


「ああ、そうだね。こちらが今回の依頼人、武藤宗也さんだ」


「ふ~ん、社長の上、割とイケメンだな」


 そう言うと鳴は椅子から起き上がり、宗也の側まで行くと、


「飴食べるか? ん、そうか、いらないか。ところで妹に手ぇだしたら、ぶっ殺すからな!」


「え、ええ!」


 宗也は、前半までは、優しい口調だったのにいきなり脅され混乱していた。


「鳴、依頼人にそう言うこと言うんじゃないですよ!」


 SEが暗い笑顔で迫ると、


「お、おう! す、すまなかったな」


「宗也さん、この方はワタクシの仕事仲間でして、犬塚鳴と響です」


 響は相変わらずSEの側いたが、紹介されると、一礼した。鳴は素っ気ない感じで、「よろしく」とだけ言うと、再び席にドカッと座った。


「あれ? 二人の名前って犬塚? じゃあ円城寺ってのは誰だ?」


 宗也は気になったことをつい口にすると、


「ああ! そいつは気にすんな。ただのSEの名字だよ。そんだけで大した意味もねぇ」


 どうでもよさそうに鳴が言うと、


あ~あ。

 

と誰もが言っているのがわかる動作を響がした。

 響のその動作が行われたのとほぼ同じくらいに、SEは鳴の後ろに立ち、


「こちょこちょ……。あんまり、本名を呼ばれるのは好きじゃないって言ってあるんですけどね。あと看板はお前がやったな」


 そう言って鳴の脇に触れると、


 こちょこちょ。


 くすぐったそうな音がし、その後に、鳴が笑い始めた。


「わははは! す、すまんってSE! わははっ! ごめんなさい。わはははは! もうゆるしてぇ~~! はははっ!」


 そんな鳴を無視してSEは、

「ふぅ、すみません宗也さん。疲れたので少し横になりますね」

 と命一杯の笑顔で、部屋を出ようとした。


 むぎゅ。


 不意に響はSEの腕に抱きつき、近くのホワイトボードに、


『治す?』


 と書いた。


「いえ、これはエコーズによる直接的なものではないので……、大丈夫。少し寝てれば治るから」


 と優しくいい、響の頭を撫でた後、一言二言、言葉を交わして部屋を出て行った。


 色々とわからない宗也は、頭の中に『?』をいっぱい浮かべながらとりあえず、一つ一つ聞くことにした。


「えっと、治すって何? キミは医者なのか? いや、それなら普通にSEを治せるよな……」


 唇に指を当てて少し考えていると、


「わははは! い、いや、医者じゃな、わははは、ひ、響、助けてく、はは」


 鳴の言葉に響は、『治す』とさっき書いたホワイトボードに『じごうじとく』と漢字が苦手なのか平仮名で書き、暫く鳴のことを見つめていた。


「ははは、わかった。わははは。アイスなんでも好きなの買ってやるから! 頼む。はははは」


 響は眼を輝かせて、鳴の側にいき、さっきSEが触ったところに触れた。


 キュイーン!


 奇妙な音の後、自分の鼓動さえ聞こえない果てしもない静けさが訪れた。その数秒後、音が戻り鳴が笑いから解放された。


「はぁ、はぁ、はぁ、た、たすかったぁ。ありがとな響……、響?」


 響は無言で手を出していた。


「あぁ、はい、そうですね」


 ゴソゴソ。


 鳴はズボンから安そうな財布を取り出し、五百円を取り出し渡したが、響は不服なようで、業務用サイズのカップアイスを絵で描き、その近くに千円を描いた。漢字と違い、絵は得意なようで、千円札に映る野口さんや、カップアイスのメーカーのロゴなど、細かくに描いていた。

 それを見た鳴は、


「ゲッ! このアイス、めっちゃ高いやつじゃねぇかそれをこのサイズで買うのか?」


 響はコクッと頷き、手を再び出した。


 数秒の見つめあいの末、とうとう、折れたのか鳴が財布から千円を出して渡した。


 ガシッ!


 響はひったくるように千円をとり、特に先程の五百円も返す様子は見られなかった。


「はぁ~~~~」


 鳴の深いため息だけが狭い室内に響いた。

 シビアな兄妹だなと宗也は思い、ふと、麗子のことを考えていた。

 そして、麗子を救うためには少しでも多くの情報が欲しいと思い、


「な、なあ、今のはいったい?」


 宗也は落ち込んでいる鳴に聞いてみると、


「ああ! 今のは響のエコーズだよ!」


 とつっけんどんに言われ、少したじっとしたが、宗也は続けて、


「今のがエコーズならいったいどんな能力なんだ? それにアンタもエコーズなのか?」


「うるせぇなぁ! SEにでも聞いてこいよ」


「そうだ! SEはどこに行ったんだ? もし車の中で寝てるようなら、こっちのソファーで寝るように言わなくちゃ」


 ズイッ!


 鳴は眉間に皺をよせながら宗也を睨みながら近づき、


「意見にゃ賛成だが、お前、ここを自分の家みたいに扱ってんじゃねぇよ。それにSEのことも舐めて見てんじゃねぇ! これだから金持ちは! 謙虚さってのがねぇよな」


「へ? いや、そんなつもりはなかったんだが」


 宗也は両手を前に出し、否定するが、鳴は睨むのをやめなかった。


 ドーン!


 その瞬間、響による華麗なドロップキックが炸裂した。


「いてて、何すんだ!」


 鳴は響に怒鳴ると、再び響は口をパクパクと動かし、それを受けて鳴が何を言いたいのか言葉にした。


「懐の寒い奴め! さっさと色々説明してやれだって?」


「懐寒いのは響の所為もあるって、いや、こういうときは懐が狭いだ! ってそれも違う! オレの懐は海よりも深いぜ!」


 親指で自分を指しながら言うと、


「浅瀬の?」と口を動かされ、


「いや、沖だから! あぁ、もう! じゃあ、この海よりも深い懐の持ち主、犬塚鳴がなんでも答えてやる。ほら、さっさと質問して来い」


 そう言われたので、宗也も遠慮なく、聞くことにした。


「えっと、じゃあ、鳴もエコーズなのか?」


「あぁん! 誰がテメェみてぇな信用できねぇ奴に教えるかよ! もちろん響のエコーズの正体も教えねぇ!」


「…………」


 困惑した宗也はチラッと響の方を見ると、ホワイトボードに馬と鹿の絵が描かれていた。


要するに馬鹿だから気にするなと言いたいのだろう。


「あぁ、じゃあ、質問を変えるよ。SEは今どこに? 彼は大丈夫なのか?」


「あん! 知ってても傷ついた仲間の居場所を売ったりしねぇ!」


「…………」


 チラッ。


 再び宗也は響の方を見ると、彼女は準備運動をしていた。


 宗也の視線が逸れたことに気付いた鳴は、


「テメェ! なに人の妹に色目使ってん――」


 ボコッ!


 鳴が最後まで喋り終わる前に、響からのグーパンチがキレイに顔面に入った。


「ぐはっ! なにすんだ!」


 怒鳴る鳴に響も負けない位、口を大きく開けて、何か怒鳴るように口を動かした。


「あん? さっさとちゃんと説明しろ! 馬鹿兄貴! だって」


 鳴は愕然としながらその言葉を言った。


「そ、そんな……、今まで、今までは、『おにいちゃん』って呼んでくれてたのに!」


 鳴は崩れ落ち、うっすらと涙を浮かべていた。


 ガタンッ!


「……なんの! これくらいで落ち込んでられるかぁ!」


 鳴が勢いよく立ちあがったのは、一時間後のことだった。


宗也と響は、そんな鳴を一瞬見てから、またホワイトボードの方に向き直った。


「で、どこまで話してくれたっけ?」


 宗也が聞くと、


 キュイキュイ!


と音をたて、ホワイトボードに文字が書かれた。


『ひびきとおにいちゃんのエコーズの特性を説明したとこまで』


「あぁ、そうだったな。響のエコーズはエコーズver無音。どんなエコーズでも体に触れた瞬間消しさる。エコーズによる傷害ならそれも消せる。つまり治せるってことだったな。ただ、代わりに自分から発する音も消してしまう。だから口パクかホワイトボードに書いていたのかって納得できた。んで、鳴もエコーズで共鳴音だったな。能力のコピーってことだったけど、いまいち使い方のわからないエコーズだな。でもそのエコーズのおかげで響の言葉、エコーズで消した言葉も能力として認知されて鳴にだけはわかるんだったな」


 宗也がざっと確認の意味も込めて説明すると、響はコクッと頷いた。


「おい……」


 宗也は次の質問を響にした。


「で、次だけど、SEは大丈夫なのか? 二人とも全然心配してないけど」


「お~い」


 響は、『実はとなりの部屋でねてるよ』と書いた。


「なんだ、そうなのか」


 宗也がホッとして胸を撫で下ろすと、


 ドンッ!


「おいって言ってんだろが! 無視すんじゃねぇぞ! コラァ!」


 とケンカキックを宗也に浴びせながら叫んだ。


「うおっ! いっつ!」


 キックを受けた宗也は、ホワイトボードに軽くぶつかっただけで済み、驚きはしたが、実はそれほど痛くはなかった。なんだかんだで鳴は手加減してキックしていた。


「オレを無視すんじゃねぇ!」


 ビシッ!


 響を指さし、


「そこ、二回も言うなんて寂しかったんだねって言うんじゃねぇ! だいたいもともとはオレへの質問だ! よし! 答えてやる。隣の部屋はSEの部屋だ。SEの部屋は病院の一室みたいで、休む分には全く問題ねぇ。むしろ傷を癒すための部屋って言ってもいいくらいだ。ついでにその隣がオレ、でさらに隣が響の部屋だ」


 その説明に宗也は納得し、


「じゃあ、SEは大丈夫なのか。それにしてもアパートを四部屋も借りるのは結構お金がかかるだろう?」


 ポイッ!


 鳴は紫色のキャンディを口に放り込むと、宗也の質問に答えた。


「ん? まさか金持ちのぼっちゃんにそんなことを心配されるとは驚きだ。まぁ、実はこのアパートはSEの父親の持ち物なんだ。だからオレたちはタダで住んでるんだよ。探偵を始めたのもSEの父親なんだが、年には勝てなかったってことで世代交代したんだよ」


「なるほど。だから事務所の名前が、SEが隠したがっている名字そのままの円城寺探偵事務所なのか。電話帳にはE探偵事務所になってたけど」


「あぁ、そうだな。SEは実は父親も自分の名前もあんまり好いてないみたいだしな。理由は知らんけど。で、聞きたいことは以上か?」


 ズイッ! っとわざとらしい笑みの鳴の顔が近づく。


「これで終わりだな! 終わりだよな!」


 ズイッ! ズイッ!


「さ、最後に1つ」


「ああ、なんだよ!」


「SEってキミたちに話すときは変に敬語じゃないけど……」


 その質問をした瞬間、鳴は誇らしげに胸を張り気持ち良さそうに答えた。


「そりゃあ、オレ達は命を預けあう間がらだからな。SEがああいう風に喋るのは本当に信頼してる相手か心底嫌っている相手くらいだ」


 響はその言葉を聞くと宗也にしか見えないようにホワイトボードに『おにいちゃんはたぶん後者』とちっちゃく書き、すぐに消した。


 宗谷は笑いを堪えながら、「ありがとう、知りたいことはとりあえず全部わかったよ」と伝えた。


「ほら! どうだ響、お兄ちゃんはキチンと役目を果たしたぜ!」


 鳴はドヤ顔で響の方を向くと、響は複雑そうに笑っていた。

 それを見た鳴はちゃんと説明した自分に微笑みかけていると思い、機嫌をよくして、照れたように頭を掻いたが、すぐに真顔になり宗也に聞いてきた。


「それでよぉ、今度はこっちから質問させてもらうが、SEといたとき何があった?」


 鳴の質問に宗也はさっき起ったことを余すことなく伝えると、


「……くそっ!」


 いきなり怒鳴り声をあげた鳴に宗也は驚き、たじろいだが、


「いいなぁ! SEの奴。そんな面白そうなことを! おい、お前、他になんか思い当たるところはねぇか?」


「え? う、う~ん、それが全然思いつかないんだ……」


 宗也は思案しつつも答えると、


「狙われたのは両親と妹だろ。ならお前の学校とかどうだ?」


「へ? 僕の? あ、ああ、それは考えたこともなかった。そうだ。確かにあるかもしれない!」


 宗也は新たな可能性に顔を明るくした。

 その時、さらに宗也の顔を明るくする事態が起きた。


「う、う~ん……」


 鳴でも響でもましてや宗也の声でもない呻き声が聞こえてきた。


 響のホワイトボードには『セッちゃんに言われたから治しといた』といつのまにか書かれていた。


「あれ……ここ、どこ?」


「麗子!」


 宗也は力の限り叫んだ。


「あ、宗也お兄様。おはようございます」


「よかった……」


 宗也は胸を撫で下ろした。


「ところで、ここはどこなの? それにこの人たちは?」


「あぁ、ここはお前を助けてくれた人のアパートだ。それからこの人たちは――」


 宗也が全てを言い終わる前に、


「ハッ! もしかしてその人お兄様の恋人?」


 麗子は響の方を向いてから、手を口に当てた。

 鳴はその言葉に不快感を露わに顔を歪めていた。


「いや、違うから」


 宗也はそっけなく言ったが、どうやら麗子が見ていた相手は違うようで、


「兄をよろしくお願いします」


 と、三つ指をついて鳴に頭を下げた。


「オレ!?」


 その場にいた全員が驚愕の表情を見せた。


「違うから。だいたいなんで先に男の方を選ぶんだ?」


「そ、それは……その、作業服が似合いそうな殿方でしたから」


 麗子は顔を赤らめながらそう言った。


 鳴はグイッと宗也を引っ張って行き、


「おい! なんだあの娘は!」


「い、いや、ちょっと天然だけどいい子だから」


「どの辺がちょっとだ!」


「そっちと大して変わらないと思うけどなぁ」


「いや、そんな訳……。あぁ、まぁでも、すまん、こっちも大して変わらないな。お互い苦労するな」


 お互い肩を抱き合っていると、


「あらあら、まぁまぁ」


 と麗子の声と視線が突き刺さった。


「それでお兄様、恋人の方のお名前はなんておっしゃるのですか?」


「ん? 恋人じゃないから。まぁでも、こちらが鳴。そっちの女の子が響だよ。それから隣の部屋にSEっていうお前を助けてくれた人がいるんだ」


「そうなんですか。それではお礼をしにいかなければなりませんね」


「いや、今は休んでるから後にした方がいいかな」


「そうですか。では明日にでも」


「よしっ!  じゃあ、オレたちは明日学校に行くぞ!」


 鳴は場を仕切るように言った。


「明日学校ですか?」


 状況のわからない麗子は首を傾げながら聞いた。


「いや、麗子には関係ないよ」


 宗也は優しく諭すように言ったが、鳴は嫌悪感を露わにし、


「関係大アリだろうが! そいつの将来に関わるんだぞ!」


「あたくしの将来ですか? ……ハッ! もしかして、お兄様と鳴様で学校であんなことやこんなことを! もうそんな関係にまで。麗子はそんなこと露知らず」


 麗子は心底真剣に言っているだけに、鳴はぷるぷると怒りで震えていた。


「おい、こいつ、殴っていいか?」


 宗也に尋ねたが、返事はもちろん。


「気持ちはわからなくないが、ダメに決まってるだろ!」


 くいくい。


 その時、鳴の服を響が引っ張った。


「あん? どうした? ……出番なくて暇だから寝るって」


 チラッと時計を見てから、


「ああ、もう十時か、いつもならもう寝てる時間だものな。ってわけでお前らも今日はもう寝るぞ」


「いや、まだ早っ」


 じーっと宗也は鳴に見つめられ、


「響の寝る時間をとっくに過ぎてんだよ。響は九時には寝るいい子なんだ。それをお前たちに合わせて十時まで起きてたんだぞ」


 鳴の言葉に響は、「えへへ~」とでも言うように猫の抱き枕をかかえ笑っていた。


「だから、ちょっとでもうるさくしたらぶっ殺すぞ! それにSEがここに戻ってきたってことは、オレか響の力を借りたいってことだ。明日は忙しくなるぜ。お前も体力残しとけよ」


 そう言って鳴はニヤリとして、


「じゃあ、お前とお前の妹は俺の部屋に来い!」


 ヒョイ!


 鳴は麗子が寝ていたソファを軽々持ちあげ、部屋を出て行った。


「すごっ!」


「まぁ!」


 宗也と麗子が感嘆の声を漏らすと、「おい、さっさと来い!」とどなり声が響いた。

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