オタクたちはお家に帰りたい

三六拾八

地図へのリンクと小ネタ

【ここまでの地図】


「オタクたちはお家に帰りたい」にて、主人公たちが召喚された異世界(別の惑星)に関する画像へのリンクです。

地図は、全て三六拾八のTwitterアカウントへ飛びます。


ドウリャ国周辺図

https://twitter.com/round3618/status/904948725302280194


ドウリャ国周辺図(地名入りVer.1)

https://twitter.com/round3618/status/904948867430473728


第二章「逃亡者たち」

星山道会近辺拡大図

https://twitter.com/round3618/status/904948988146622464


【ドウリャ国について】


国名/ドウリャ

国都こくと/ドウリャ 国の首都

大都だいと/国都以外の都市

/大都に内包される街、あるいは地方の街

ごう/都に内包される町、あるいは地方の町

さと/郷に内包される村、あるいは独立した村


里のみ、かつての住民が各々で名を付けていたため「○○の里」あるいは地名のみで呼称されます。

シーニャの出身地は「ロヤの里」あるいは「ロヤ」。


ごく簡単な国家の運営組織(↑がトップ)

国王

国都大都官(国都/大都市運営)

大都官(各大都市運営)

都官(各都市運営)

郷官(各郷運営)

郷長(町長)

里長(村長)


ごく簡単な政治組織と宗教組織(↑がトップ)

天星道会 道長(国王が兼任)

国都大政官(政治運営)

大政官/北政官/南政官

政官/道長(各道会トップ/道士)

民政官/精霊官(道長の補佐/呪術士)

道士(各道会より一名)

ほかに、軍事組織などもあります。


国家運営に関わらない宗教組織

国教会/天星道会てんせいどうかい/太陽神パナギオン

・天星道会のみ、国王が道長を兼任(名誉職であり能力は問わない)


道会/複数あり、道長、精霊官、道士を各一名ずつ国都に派遣

(星山道会=星神リュージャなど、天体を神と崇める)

・天星道会内の各道会が本部であるが、母体は各地方の支部

・地方ごとに各道会の支部があり、長が一名任命される

山長やまおさガヤンさんはココ)



【謝辞】


地図については「Red Blob Games」さんの「Poligon Map Generation demo」を利用してランダム作成した地図を貼り付け、酔った勢いのままでっち上げました。

ここにお礼申し上げます。


Red Blob Games

http://www.redblobgames.com/


Polygonal Map Generation for Games

(ゲーム用ポリゴンマップ作成/詳しい内容についてはこちら)

http://www-cs-students.stanford.edu/~amitp/game-programming/polygon-map-generation/


Poligon Map Generation demo

(ポリゴンマップ作成デモ/すぐに地図を作成はこちら/ランダムを連打だ! 後はボタンを押せば大体わかるよ!)

http://www-cs-students.stanford.edu/~amitp/game-programming/polygon-map-generation/demo.html


お楽しみください!


2017/9/20 追記


ここからは、かなり蛇足です。

読んで楽しいかはわからないのですが、せっかく作った資料なのでオマケで追加しておきます。まだ登場していない物も少し。

登場人物の一覧は、気が向いたら別ページを作ります。


【登場人物】


大山おおやま丸雄まるお 通称:山ちゃん

我らが主人公、巨漢のおっさん。三十代後半。独身。

身長:192cm 体重:100kg↑(よく覚えていない)

筋肉達磨で脂肪もある、プロレスラー体型のおっさん。

小中高と野球部、大学からは地元の草野球チームに所属。

ごはん大好き。美味しい食べ物はなんでも好き。ダイエット? なにそれ美味しいの?


細田ほそだ貞春さだはる 通称:ダダ

我らが主人公、小さいおっさん。三十代後半。バツイチ独身。

身長:155cm 体重:42kg〜45kg(体調による)

夜行性、偏食、運動不足の三拍子が揃った駄目なおっさん。

気を抜くと痩せてしまうので、大山を筆頭に、友人たちや会社の上司がせっせと食べさせている。辛いものや酸っぱいものが苦手。


【山奥の宗教施設にて】


ガヤン

星山道会の支部を山長やまおさとして統率する道士。

白髪に白い髭の老人。勇者の二人を説き伏せようと頑張ったけど、だめだったよ……。

遠見と治癒の奇跡を持つらしい?


シーニャ

星山道会の支部に所属する、火の呪術士。

灰色の髪をおかっぱにした可愛いおばあちゃん。

大山と細田を陰から支援し、貴重な書物と衣服、金銭を与える。


【逃亡者たち】


ラダー・ハリバリ

三十代くらいの女剣士。

茶色の髪に青い瞳だが、容姿は東洋人風。

謎の奥様とお嬢様の護衛として旅をしている。

光の球を投げられるよ!


ハンダ

五十代くらいの御者。元は庭師。

日本の田舎のおじさん風の外見。

馬の制御が上手い。生まれはドウリャの田舎らしい。


ラガ

中学生くらいの少年。容姿は東洋人風。

ラダーの弟?


【旅の始まりと仲間】


デニス・ロビンソン

五十代くらいのおじさん。アメリカ北部出身の異世界転移者。

茶色い髪に緑色の瞳。彼自身ルーツはよくわからないものの、肌の色と容姿は白色人種である。普段は底抜けに陽気だが、真面目な顔と喋りも出来る。

陣使いという能力者らしい。


シャイダ=ハラ(旧名:ハラ・リャガ)

闇の呪術士。鍵開けと忍び足が出来るらしい?

ドウリャのタズルト都出身。都官の三女。

現在は北のジョード国にある、ノゴク藩の藩主、シャイダ=スジイの妻。

出生地を目指して、娘と共にめっちゃ逃げて来ている。


【ドウリャ国の通貨】


日本円での比較は、物品の相場が違うため、そのまま適用するのは難しいのですが、大まかな目安として。

★ここの説明のみ、一部に英数字を使用しています。


金貨と銀貨は、重さで価値が左右されないよう、銀や金の含有量がかなり低くされています。色が金色や銀色なだけですね。これは過去に異世界へ来た地球人の入れ知恵です。(もっとも、天候や自然災害で農作物の相場が変動するなど、お金の価値が変わることは良くあります)

そのため本当に大きな取引では、貨幣ではなく、きん(の重量)そのものが使用されます。しかし、主人公たちには関係がありませんので割愛。


豆銅シダンの「シ」は豆という意味で、そのまま「豆」を指す場合と、名称として「他と比べて小さな物」を表します。

大豆は「オルシ」、小豆あずきは「ミシ」など。

銅板バリャクの「バ」は、逆に「大きな物」を表します。


【銅貨】


豆銅シダン=約30円として計算 穴の開いた小さな銅貨

半銅ダン=豆銅10枚(300円)十円玉ほどの銅貨

リャク=半銅5枚(1,500円)五百円玉ほどの銅貨

銅板バリャク=銅10枚(15,000円)長方形に穴の開いた銅貨

大銅板カガ=銅板5枚(75,000円)長方形の銅貨


民間で使用される通貨はここまでが主流。

大銅板はほとんど利用されませんが、高額の支払い(馬車の購入など)では歓迎されます。

★半銅と銅が、大山さんたちの財布に入っていた銅貨。


【銀貨と金貨】


豆銀板=銅板(15,000円)2枚=30,000円 

半銀板=豆銀板2枚(60,000円)

銀板=半銀板2枚(120,000円)


銅貨から計算できる高額貨幣。全て長方形。

豆銀板(30,000円)は大銅板(75,000円)よりも安価ですが、小さく持ち運びが便利なため、主に商人が使用します。一般に目にするのは、せいぜい半銀板まで。

★半銀板が、大山さんたちの財布に入っていた銀貨。


両替商で銅貨に崩す際の計算も簡単なため、一般人もたまに持っていますが、盗まれると被害が大きいので良し悪し。旅人は銅板(15,000円)以下の銅貨を分散して持つ事が多いです。

一般の人が「銀板」と言ったら、豆銀板(30,000円)という小さな銀貨を指します。青シャワル亭の旦那さんが、ラダーに握らされたお金も豆銀板で、ひとり二食付きを五泊分の代金に相当します。


銀円=金板÷12=12,500円 円形の銀貨

下記の豆金と共に端数の調整で使う。


豆金=金板÷16=9,375円 豆と付くが、長方形の金貨

半金=豆金2枚(18,750円)

金=半金2枚(37,500円)

小金板=金2枚(75,000円)

金板=小金板2枚(150,000円)ちなみに豆銅5,000枚分

ここから飛んで

大金板=金板10枚(1,500,000円)


金貨は、商人と、ある程度の地位を持つ人々が使用する貨幣です。里や郷の役人くらいなら、普通に銅貨で給料を支払われています。

その辺の両替商に持ち込むと、ものすごく嫌がられます。

★小金板と金板が、大山さんたちの財布に入っていた金貨。


シーニャさんは銅貨しか使った事が無かったため、道会の金庫から適当にくすねたところ、大変な結果になってしまいました。

シーニャ「ま、いっか!」ガヤン「えっ」


【旅人の食事情と宿など】


野豚の串焼き(焼き鳥サイズ)と小麦粉の小さな薄焼きパンマルームが一枚で六豆銅。細田さんはパンを遠慮しちゃいました。

屋台の軽食の平均的な価格は、五豆銅(150円)〜八豆銅(240円)ほど。基本的に、二、三の屋台で食べ歩きをするのが、手軽な食事のスタイルです。

喉が乾いたら共用井戸も使えますが、旅人だと桶単位で代金を取られます。ちょっと飲むくらいなら、美味しいお茶や季節のジュースが安価(ジョッキサイズの陶器のカップを持参で、一杯一豆銅から)に売っているので買いましょう。旅人は自前のカップを持つのです。お酒の価格は下記にて。

軽食の屋台は、昼と夜しかやっていません。


飲用水の共用井戸は、汲み上げる桶一杯の単位で水を売っています。一杯で三豆銅(90円)くらいが平均価格。

徒歩の旅人なら大きな革水筒を満タンに、水樽を運べる場合でも三回ほどで一杯になります。

きちんとした鍵のかかる建物で、朝から夕方まで管理人が居ます。宿や民家の井戸を勝手に使うと怒られますので注意。

国の管理している野営地には無料の共用井戸がありますので、早朝から野営地を目指すのも手です。ただし、管理人が居ないので荒れていることも。


宿では昼食を出さないので、連泊をしても、お腹が空いたら外で食べる必要があります。台所を借りて自分で作る、などという燃料の無駄遣いは出来ません。

「他の仕事や、客の入れ替えも多い昼間に、台所で火を使うなんて迷惑です! 外で食べて来て下さい!」


飲食店では、一食が二半銅(600円)前後。ほぼ日替わりの定食で、昼から夜の営業です。

飲み物はお茶か白湯が無料で付きます。三、四豆銅(120円)ほど追加で、ぶどう酒ワインの水割りも飲めますが、安い店だとめちゃくちゃ薄いです。

旅人が、陶器のカップを持参して、水割りのお酒だけ買って行く事もあります。(上記の食べ歩きで飲む)

屋台では、お酒は売っていません。


酒は半銅(300円)で、店のカップに一杯が飲めます。主にぶどう酒やラカカ酒などの果実酒の価格。常温。

倍の二半銅(600円)を出せば、コップに半分ほどの蒸留酒ブランデーも飲めますが、大きな店や、酒場でしか取り扱いがありません。

水が豊富で、生水に当たる事も少ないドウリャ国では、お酒がやや高めです。


酒場は、飲食店とは別にあります。田舎の里には無いかも。

数種類のツマミと酒類のみを提供する店がほとんどで、主に懐に余裕のある酔っぱらいがたむろしています。

もっとお金のある人は、高級な料亭風のお店で、お姉ちゃんをはべらせて楽しく飲みます。もしくは家に仕出しとお姉ちゃんを呼びます。


里の大きな宿(敷地内に宿泊者用の浴場がある)は、平均して一名が五銅(7,500円)で夕と朝の二食が付きます。ベッドがふかふか。希望すれば追加料金で、部屋にお湯を運んでくれます。

もちろん、大きな街ならより高級な宿もあります。


少し安い宿なら、ひとり四銅(6,000円)でも二食が付きます。大山さんが選んだのはこちら。風呂は無いため、入りたい場合は有料の公衆浴場を使用します。

夕方のみ部屋にお湯を運んでくれるので、それで体を拭くだけで休む人も多いです。

宿の部屋には洗面台と水差しがありますが、これらの水を汲むのは客の仕事です。従業員に声をかけて、台所で入れてもらいましょう。


公衆浴場は、ひとり一回、四豆銅(120円)で利用できます。湯船はありませんが、蒸し風呂サウナと、洗い場にかけ湯があります。

もちろん、これは全てを自分で行う場合の価格で、洗浄剤や石鹸を買ったり、タオルを借りたり、髭剃りを頼むと、どんどん追加料金がかかります。良し悪し!


街道沿いの小さな里では、江戸時代の宿場町ように、素泊まりの安宿もあります。ひとり一銅(1,500円)の雑魚寝スタイルな宿ですが、仕切りはあるものの他人と一緒ですので、盗難などに注意が必要です。貧乏旅行者には人気。

ただし、井戸のみでお湯がない、食事が無い、屋台も朝はやっていない、里の中では自由に火を使えない、という状況になるため、早朝から出発して、野営地などで自分の食事を用意する必要があります。

料理が得意、狩りの腕がある、などの旅人はこちらを選ぶでしょう。

たまに、昼まで粘って屋台で飯をかっ込んでから出かける猛者も居ます。


【異世界の動植物と食品など】


ウドノ虫

便器(おまる)に入れておくと人間の糞尿を食べてくれる。始めは薄緑色だが、赤く成熟すると寿命を迎え、乾燥させれば畑の肥料になる便利な虫。森にたくさん生息している。

便器で使用する場合は、餌として植物の繊維も必要。これがトイレット・ペーパー代わりになる。

家畜の糞尿も、集めて藁などと一緒にウドノ虫を放っておくと、勝手に堆肥にしてくれる。

強い衝撃に弱く、すぐに死んでしまうので取扱い注意。


サジュそう

トイレット・ペーパーとして利用される、丈の高い草。

濡らして繊維を良く叩き、平らに敷き詰めて乾燥させる。加工に手間がかかるため、繊維が細かいほど柔らかく、高級品とされる。


紅馬こうば

サ=クルガン(ジョード国の地方都市)の特産で、ジョードでは広く使われている小型の馬。農耕馬や荷馬として人気。

普通の馬とも交配できるが、たてがみが無く、ふさふさの赤っぽい体毛を持つ。

力持ちで、かわいい!


地球の馬に近い、大型の馬。

ドウリャ国やジョード国だけでなく、ほぼ惑星の全域に分布している。普通に馬と言ったらこちら。

乗馬や荷馬として人気。様々な種類と体毛の色がある。ドウリャ、ジョード辺りではサラブレッドに似た大型の馬が主流。

足が速くて、かわいい!


紫馬しば

紅馬と馬を交配させた、一代限りの馬。

やや小柄だが力が強く、南部でも元気に働くためドウリャの北部から中部ではよく使われる。紫と名が付いているが、体毛は青っぽい黒色が多い。

かわいい!


鳥馬ちょうば

人間を乗せて走れる巨鳥。いわゆるチョ◯ボ。ただし顔が怖い。

ドウリャ国の南方で、馬と同じく飼育されている。山岳部や森の中もガンガン走るが、乗鳥には乗馬よりも訓練が必要。

肉はあまり美味しくない。卵も他の家畜鳥に比べると美味しくない。

元は魔族の国から来た動物らしい。


マルーム(北のジョード国ではマルム)

無発酵の平パン。小麦の全粒粉を使うことが多い。

おかずを包んだり、具材を混ぜ込んで焼いたりする。

甘マルームは円形の生地を畳んで、間に乾燥果実や木の実、蜂蜜や砂糖を閉じ込めた甘い食事パン。手軽な朝食として人気。各家庭の味がある。


ポヤ

全粒粉のパン種を使った、ふかふかの小麦粉パン。寝かせる時間と焼き窯が必要なので、野営では作れない。円形や楕円形が多い。

そのまま千切ったり、具材を包んで焼いたり、同じ生地を揚げたりと多彩な食べ方をする。でも、全て名称は◯◯ポヤ。


フタル

ラカカの実のパン種を作った、甘酸っぱい小麦粉パン。

いわゆるハード・ブレッド。ジョード国以北と、大陸の西側ではよく食べられるが、ドウリャ国では人気が無い。歯ごたえ抜群、中はふかふか。


クロギ

トウモロコシ粉を使ったパン。鉄板で薄く焼く。

マルームと同じく、おかずと一緒に食べる。ドウリャ国でも南方でよく食べられる。


ラカカの実

ラカカと言う低木で育つ、茶色い外皮の木の実。大山さんがおやつにした。

ライチのような果肉と、固く小さな種がある。糖度が高く、若い実を皮ごと乾燥させたものを発酵させると、干しぶどうのようにパン種を作れる。

皮が固くなるまで完熟させてから作った発酵酒のラカカ酒は、ジョード国の特産。一部では蒸留酒も作られているとか。

白ワインのような色だが、水で割ると少し白濁する。


ぶどう

赤や白、様々な品種がある、地球のぶどうと似たもの。

ドウリャでも中部から南部にかけて主に栽培されている。生食出来る時期以外では、干しぶどうや砂糖煮ジャムぶどう酒ワインといった加工品が主流。

無発酵や、小麦酵母でのパンが主流のドウリャでは、ぶどう酵母でのパン種はあまり作られない。その代わり、高級品だが蒸留酒ブランデーも生産されている。


野豚

名前は野生の動物っぽいが、実際は半家畜。山間部の里で、果実や芋、小麦などで餌付けしつつ放し飼いにしている。

角と牙の生えた黒いイノシシのような動物だが、性格は臆病で、びっくりすると全力疾走するため注意が必要。

肉質は柔らかく脂身もたっぷりで、とても美味しい。


家畜の豚。茶色い体毛で、顔はちょっとイノシシ風。

大山さんが食べ付けている現代日本の豚より、味が濃くて美味しい。


ラビト

ウサギ。茶色い体毛が多い。そこら中で見かける野生動物。

手軽な狩猟対象であり、食肉として飼う家もある。

実は地球産の動物で、この惑星へ転移したものが繁殖した。英語圏の転移者が「ラビット」と呼んだものが訛り、現在の呼称になっている。

きちんと処理すれば美味しい。かわいいけど美味しい!


アド鳥

家畜の飛べない鳥。丸い体に、細い脚を持つ。茶色い鶏のような羽根でふかふか。ただし大きさは鶏の二倍強。

肉も卵も美味しい。


コウジャ菜

寒い季節でも良く育つ、茎の長い葉物野菜。

ほうれん草のような味で、おひたし、汁物、炒め物、パンの混ぜものなど多彩に食べられている。

大山さんたちが初めて食べた異世界の野菜。


普通に牛。

乳牛と牛耕に使われるため、肉を食べるのは老牛を潰す時くらい。

お金持ちは、たまに仔牛を食べるとか。


普通に羊。

主に北部の里で育てられている。大山さんたちは、くるくる角と、水牛のような角の二種類を見かけた。

体毛と肉を利用される。


ヤギ

普通にヤギ。

体毛の長い種類が多い。主に山間部の里で育てられており、南方でもよく見かける。

乳、体毛、肉を利用される。


ミツバチ

普通にミツバチ。ちょっと大きい。

養蜂は国中で盛んに行われており、蜂蜜はキビ砂糖と並ぶ、一般的な甘味料。


サトウキビ

ドウリャの南方で育てられている。

キビ砂糖は、北国への輸出品にもなっている。


トウモロコシ

ドウリャのほぼ全域で育てられている。

乾燥トウモロコシや粉は、キビ砂糖と並ぶ北部への輸出品。


また何か登場したら追記します!

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