彼女についての想ひ出

jorotama

彼女についての想ひ出

 午後3時。

 中途半端なこの時刻、地方都市の郊外のファミレスの店内には人影もまばら。

 道路側から窓越しに店内の見える席には、ケーキセットとドリンクバーで長時間の滞在を粘る子連れ主婦層が賑やかし・・・・・の役割を果たし、パーテーション代りの植物で区切られた厨房近くの席やトイレ付近の席には、美里のようなお一人様の客が居座っていた。


 その三人の喪服が店に入ってきたところを、美里は見ていない。

 ……集中しての作業の最中だったのだから、気づかなかったのも当然なのだが。


 美里はテーブルの上にポメラを置いて、手元のノートを睨みつけながら、その内容をカチャカチャとキーボードに打ち込んだ。

 ノートは後輩の絢香作成の、業務引き継ぎ用マニュアルだ。


 かちゃかちゃかちゃ……と、連続してキーを鳴らしては、じっとノートを見る。それを彼女はどれほどの時間続けてきたか。

 それもこれも、絢香が突然退社を決めるからだ。

 いつも艶やかに手入れされた髪を綺麗に巻き、清潔感のある長さの爪にナチュラルカラーのジェルネイルを施していた絢香が辞表を提出してきたのは突然のことだった。

 寿退社というやつだ。


「授かり婚なんです~」


 ……と、無駄に女子力の高い絢香がイヤミの無い笑みを浮かべ美里にこのノートを渡して来たのは、一昨日のこと。

 美里は絢香が嫌いだった。

 あれは可愛すぎる。

 しかも、仕事まで出来るとは、なんとも腹立たしい。

 結婚相手は一部上場企業のエリート社員、しかも資産家の息子で玉の輿だとか。


 なにが「授かり婚」だ。

 それはちょっと前まで「出来婚」言われていた筈だ。いわゆる「ズッコンバッ婚」だ。

 可愛い顔をして腹黒い女め。きっと基礎体温を測りマンを持して


「今日は安全日なのぉ……だから、ね?」


 とかなんとか相手の男を誘ったに違いない。

 一部上場とは体の一部分がじょーじょーと緩いと言う事を意味しているのではないか。リア充め、爆発しろ。


 顔が可愛く仕事が出来、料理教室やお茶に生け花などと言うお嬢様的習い事に通いまくりで、完璧と見える後輩の絢香には、だが一つ欠点があった。

 カチャカチャとキーボードをたたきながらに、美里の唇には暗い笑みが浮かぶ。


 絢香の引き継ぎマニュアルはごく普通のA5サイズのツバ●ノートだ 。

 表面には臙脂色の装飾的な文字によって「AYAKA☆MANUAL」との文字が、彼女の趣味の一つカリグラフィとか何とかの技法を駆使して書き込まれている。

 ……そこまでは良い。


 問題は中身。

 すごく綺麗なノートだった。

 主に装飾的な意味において。


 確か絢香の趣味の一つにはデコパージュとか言うのもあった筈。

 それからスイーツデコやトールペイント、ビーズワーク等も好んでいたと思う。

 高価そうな天然石のビーズストラップをよこせとねだった美里に、彼女が嫌な顔一つせずにそれをくれた事を思い出す。

 クソ。性格までいいとはなんて嫌な女だろう。

 私とは大違いじゃないか。


 まあ、それよりも今はノートの事だった。

 引き継ぎを受ける人間にとって、彼女の作成したこのノートは非常に整理された分かりやすい内容だろう。

 やけにボコボコ分厚いのは、盛大に貼り付けられたラインストーンやモコモコペンで盛り上がったハートマークや花などの装飾が正体だと知った時にはげっそりしたが、書かれている内容は、至極まっとうなものだった。


 ……但し、解読出来たならだが。

 絢香はとんでもない悪筆の持ち主なのだ。

 なぜ料理や生け花の前にペン字を修得しなかったのか……と、美里は彼女に問いただしたい。

 日ペ●舐めるな。美子ちゃんに謝れ。

 そんな気持ちだ。


 だいたいにしてこの引き継ぎノートにしても、何も手書きにする必要などなかったと思う。

 絢香は美里よりもPCのタイピングが早い。

 PCデータとしてマニュアルをよこせばいいものを。

 これは絢香の幸せを妬む自分に対する報復なのか?

 この、キラキラとラインストーンや花柄のシールが飛び交う手間の掛かったノートは、呪いか何かのつもりなのか?

 女性としての戦闘力の違いをまざまざと見せつけるのが主目的としか思えない。

 この……悪筆という欠点すら、何か可愛げのアピールのように感じられるのは、自分の僻みなんだろうか。


 クソ。趣味が「二郎巡礼」の何処がいけないんだ。

 呪文コールの作法は完璧だ。

 野菜ニンニクマシマシがデフォだが、脂増しだけは自重している。

 体型を気にしてと言うよりは、血中脂質が健康診断で引っかかりそうだと言うおっさん臭い理由からだが……。


 いけない。

 話が脱線しまくっている。

 美里はこのノートを渡された時、絢香になぜPCデータにしなかったかを聞いたのだ。

 すると絢香はにっこりと笑い、機械は壊れることもあるから、こういうものはアナログの方がいいですよー……とかなんとか言ったのだ。

 ……奴はたぶん、エスパーだ。未来予知の能力者。

 そうじゃなければ工作員に違いない。

 職場のPCがいきなり壊れたのは、絢香が辞職の挨拶の為に外回りに出かけている間のこと。

 まあ、うちの会社に工作員が何の用だっつー話なわけですが。


 そういうわけで美里は突然オフィスでの今日の仕事をこの奇禍によって奪われてしまった。

 いや別に、お茶くんだり電話番したり、コピーとったりやることが無いわけではないけれど。

 取り敢えずむしゃくしゃしていた美里は、絢香の後任の教育を任されていた事を幸い「AYAKA☆MANUAL」を出力可能な文章データとして解読するとの言い訳の下、使えないPCの前から逃げてきたという訳だ。

 一応上司の許可は、この●バメノートを黙って見せる事によって得る事が出来た。

 苦虫を咀嚼したような顔をしていたあの禿上司だが、絢香に対して文句は言えないようだ。

 ……なにしろ、絢香の旦那(予定)は会社の取引先の親会社らしいし……。


 ちなみに、美里の使っているポメラは私物である。

 PCの予備も、出先で使うためのノートPCの支給もない。


 とんだアナログ企業だよ。ちくしょう。


 美里は普段薄い本の原稿作成用に使っているポメラを前に、心の中に毒づいていた。

 状況説明に二千文字以上使ったが、喪服だ喪服。

 美里が一人で占拠しているテーブルの隣り、喪服の女達がいつの間にか座っていた。

 ホラーではない。

 客が入ったのは気づいていたが、それが喪服の集団だと気づいたのが彼女らが飲食物の注文をする段になってからというだけである。


 近所に葬祭場がある為、喪服の客がこの店に来る事は決して珍しいことではなかった。

 昼前からの式で初七日法要まで一度にやってしまえば、解散はこのくらいの時刻になる筈だ。


 漏れ聞こえてくる会話から察するに、どうやら故人は彼女らの友人、それもかなり小さな頃からの幼馴染である様子。

 ぐすぐすと涙を流しながら、軟骨揚げやピザ、カツサンド、サラダ、グリルソーセージ、もひとつピザと聞こえてくる内容から


「ヤルな」


 と美里が思った通り、どうやら彼女たちは日の高いこの時刻からアルコールをきこしめすつもりであるようだ。

 まあ、仲の良かった友人が亡くなったのだ。

 故人を偲んで一杯くらいやりたくもなるだろう。

 寿退社の絢香のノートを前に、人死の打ち上げ(打ち上げ言うな)だなど、思わずこれは運命だろうと不謹慎にも美里は口を歪めたくなった。

 ……かなり病んでいる自覚はある。


「週末、茉莉ちゃんと会ったばっかりだったのに、まさかこんなことになるなんて……」


 年齢は三十代半ば程だろうか。

 取れかけパーマのロングヘアを黒いシュシュで無理やりまとめ髪にした女が、紙ナプキンで鼻を噛みつつ呟いた。

 故人の名は茉莉まつり

 読みはめでたい響きなのに、めでたくない場で酒盛りの主役。

 人生とはどこに落とし穴があるか分からない。

 虚しいものだと思いながら、美里は「AYAKA☆MANUAL」を睨みつけた。


 この文字は「わ」なのか「ゆ」なのか。

 文脈的には「わ」の筈だが。どうして「てにをは」の「は」を「わ」と書くのだこの女は。

 普段のデータでこんな間違いなどしない癖に。


 くだんのロン毛シュシュはつい先日、故・茉莉の家に子供連れで遊びに出かけたらしい。

 幼馴染の子供同士がさらに幼馴染と言うわけだ。

 ロン毛シュシュの子とは幼稚園が一緒の「翼くん」が、故・茉莉の息子であるようだ。

 翼……懐かしい響きだ。

 ……従姉妹のお姉ちゃんの部屋に秘匿されていたその名の少年が主人公の薄い本が、美里を腐らせるきっかけだった事を思い出す。


「ねえ、モジ子。翼くん、茉莉があんなことになったトコロ、見ちゃってたんでしょう……」


 ロン毛シュシュのあだ名は「モジ子」であることを美里は知った。

 いやそれはどうでもいい。ちょっと恥ずかしいあだ名など、子供の頃にはよくある話なのだから。

 美里だって中学生の頃はジャッキーと呼ばれていた。ジャッキー・チェンのジャッキーだ。

 それよりも……だ。

 どうにも耳がダンボになる。

 「モジ子」の隣りのパンツスーツスタイルの茶髪ベリーショート。バリキャリ風のガリガリスリムは眉を顰めて口元にハンカチを当てた。


 バリキャリと目が合いそうになり慌てるも、隣りのテーブルにさっそくビールが届いたようだ。

 喪服の女が3人に対し、ビールが4つ。

 故人の分だろうか。

 っつか、ここまでのはなんだ。葬式帰りに事故とか洒落にならんだろう。まあ、美里には関係ないのだが。

 ……バリキャリが自分の前にビールを二つ置いた。


 お前の分かよ。


 ツッコミを入れつつ、美里は店員が来たついでとばかり、長時間テーブルを占拠している罪悪感から、食べたくも無い盛りだくさん苺のパフェを頼んでしまった。

 これは失敗だと美里は思う。

 どうせなら、時間が経っても溶けないものにすれば良かったのに。

 だがそれは、後の祭り。

 ……で、件の故・茉莉まつりの息子はどうしたのか。


「ねぇ、一体何があったの?」


 手前に座った後ろ姿、推定80kg超の毛髪の多い女が姿に見合わぬ可愛らしいアニメ声で問いかける。


 そうだ。いいぞ。

 私も知りたい。


 美里は心からそう思った。


「ベランダからね、転落したの。だから柩の蓋が、ね……」


 息子の前でベランダ転落。

 それを聞けばさすがの美里も無駄に膨らんだ好奇心をしぼませた。

 確かにそれでは柩は開けられまい……。


「どうして? あたし前にフェスティバーのトコに行ったけど、翼くんの転落防止にって結構な高さのラティスを張ってあったのよ?」


 ……故・茉莉の死因に俄に事件の香り。

 そうか。茉莉まつりだから「フェスティバー」……なんと捻りの無い……。

 フライドポテトと軟骨揚げがやって来た。酷く良い香りを嗅いで、美里は仕事帰りにファミチキの購入を決意した。


「ううん。事件性は無いって。不審死になってしまうから、一応解剖に回されはしたけど……翼くんが全部見てて……」


 モジ子はまた涙の発作に見舞われたのか、銀色の紙ナプキン入れから一枚引き出し、ぷしゅーっと音を立てて鼻をかむ。

 破れやすい紙ナプキンだが、手に鼻水はつかなかったのだろうか。それが美里は気になった。


 どうやらモジ子は葬儀の手配に忙しいフェスティバーの配偶者や、Iターンで定年後生活をどこぞの田舎で楽しんでいるフェスティバー両親が来るまでの間、翼くんを預かって面倒を見ていたらしい。


 まだ幼稚園児。

 幼く、自分の母親の死を理解しない翼くんは、自重することなくモジ子やモジ子娘らに自分が見た一部始終を語りまくったのだと言う……。


 フェスティバーの死は、転落死。

 ベランダ菜園のミニトマトをつまみ食い中、飛んできたスズメバチに驚き逃げようと足を踏み出したトコロ、運悪くそこには翼くんの「スライムバケツ」があり……。


「ママ凄いんだって。……翼くん言うんだよ。ラティスの上、背中を下に……綺麗な背面飛びで……背面飛びで……っ」


 背面飛び!?


 動揺する美里の向こう側。

 ぶしゅーと紙ナプキンがまた消費された。


「ああ……フェスティバー……インターハイにも出てたもんね……」


 アニメ声がしみじみ言う中ピザが二枚届いた。

 ピザはアニメ声のモノらしい。

 ついでに美里の前に綺麗に盛られた苺のパフェも届けられる。


 ぶしゅしゅーとモジ子の鼻が鳴る。

 たぶん、今度こそ紙ナプキンには穴があいたに違いない。

 もう一枚ナプキンを取り出して、モジ子が手指を拭っていたのだから、まず間違いないだろう。


「落ちながら、ね、うっ……ママが叫んだ言葉が……」


 一旦言葉を止めたモジ子が、目の前に置かれたビールをぐいぐいと煽った。

 泣きながらのゲップ。そしてぶしゅーと鼻をかんでの泣き笑い。

 美里は何故か酷く嫌な予感がして、パフェのクリームを掬った匙を口に入れるのを取りやめた。


「『アメィヴァー』だった……って」


 故・茉莉。

 今際の言葉は『アメィヴァー』……。


 パフェのグラスを掴んだ美里の手は、激しい動揺に震えていた。

 肋の下で、心臓が激しく動悸する。


 違う……違う……っ!

 アメーバ違う……っ!

 それ、スライム!

 スライムだから……!!


「……フェスティバー……そそっかしいんだから……」


 ぽつり。しんみり呟くアニメ声。


「あんな可愛い子供残して……フェスティバーだって、きっと……死んでも死にきれないよ」


 ビールを呷り、飲み干したジョッキをごんと置き、バリキャリガリが手を上げて追加のビールを注文した。

 もう一つ目の前にあるのに気の早い話だとは思ったが、美里は故人の無念さやらその他色々を思い、味気なく赤いソースのかかったバニラアイスを口に運び、飾りのミントは邪魔だとしみじみ思っていた。


 人はいつどうなるか、分からない。

 今を精一杯生きなければ。


 妙にしんみりした気分になりながら、取り敢えずアイスの部分を食べ終えたパフェを放置して、美里は「AYAKA☆MANUAL」の解読作業の続きを始める。

 隣りのテーブルの話題はフェスティバーこと故・茉莉の死にまつわる話題から、子供時代の想い出や仲良し四人組の過去のエピソードに移っていた。


 アニメ声のあだ名は「ポンチョ」で、バリキャリガリのあだ名は「ゲルマン」であることが判明したが、美里にとって割とどうでも良いことだった。


「私とフェスティバーの結婚前、独身最後の旅行だって……みんなでペンションに泊まったよね」


 ……泊まったそうだ。


「ああ、富士の樹海……すごかったね」


 どうすごかったかは不明だが、どうやらすごかったらしい。


「オーナーシェフの眉毛、二股に割れててさ」


 二股に……?

 まあ、眉毛が二股に割れていたのだろう。


「料理美味しかったよね」


 そうか。

 料理の美味しいペンションか……。


 カチャカチャと話を耳にするともなしに耳にしながら、美里は「AYAKA☆MANUAL」をポメラに打ち込み続けた。


 湖の傍に建つ料理の美味しいペンション。

 富士の樹海はどうかと思うが、女4人の一泊旅行なら悪くない行き先だろう。

 本当のトコロ、彼氏とラブラブ旅行の方が美里にとっては望ましいが、そこは、それ。


「フェスティバーあの宿の料理すっごく気にいっていたよね。ほら……何度も同じ料理おかわりしててさ」

「ああ……そうだ。思い出したわ。シンプルだけど、美味しいって」

「うんうん。地元の農家から買い付けた芽キャベツの上に、チーズを乗せて焼いたやつよ」


 新鮮な地物の芽キャベツにチーズ……どう考えても不味い理由がなかった。


「あのころほら、まだあんまり出回ってなかったじゃないあのチーズ」

「ああ……そうだ。この頃はよく見かけるよね」

「うん。ちょっと大きいスーパーなら、チーズコーナーに売ってる」


 どうやら美味しさの決め手は、そのチーズにあるらしい。

 聞けば故・茉莉はその宿で同じ料理を三度も追加注文したようだ。

 チーズ食いすぎだろう。

 だが、一体なんのチーズか、美里はとても気になった。

 故・茉莉。フェスティバーの好物。


「ひょうたんみたいな形のアレよ」


 ひょうたんみたいな形のアレ?


「ほら、黄色っぽくてこっくりしててさっぱりしてる」


 こっくりでさっぱり?


「ええと……カンナバーロじゃなくて……」


 サッカー選手の名だなカンナバーロ。

 その名ではないチーズ。

 故・茉莉。

 フェスティバーの好きな料理。

 その味の決め手。


「あ・分かった」


 アニメ声が声を上げ、その瞬間に皆も思い出したのだろう。

 ポンチョ、ゲルマン、モジ子が声を揃えて唱和した。




「チュパカブラ!!」




 ……と。




 ごっつ。

 音を立てて、最後のシロップとクリームまみれのふにゃふにゃコーンフレークが残るグラスが手から落ちた。

 慌てた美里が悪いのか、汁っぽいコーンフレークが飛び散るのを何とか捕まえようと泳がせた手がお冷のグラスに当たり、テーブルの上に水が舞う。


 ……ポメラが、死んだ。


 コーンフレークにまみれ、水を被り、美里の肘にぶつかってテーブルを飛び出し落下して……ポメラは、死んだ。





 泣きながら、美里は壊れたポメラを抱え、ファミレスの店員に謝りつつファミレスを出ていった。

 直帰しよう。

 会社に戻る気力は無い。

 恐らく明日、上司にイヤミを言われるだろうが、とにかくそんな気力はなかった。


 芽キャベツの上に、チュパカブラ。

 吸血UMA、チュパカブラ

 それが、茉莉の好物。


 虚しさが美里の心にしみていた……。



 芽キャベツの上に、チュパカブラ……。

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