第4話 バレエ色

それからというもの、彼女は毎日のように

僕に話しかけてくる・・・



「いい?男は見た目が大事なの!

あなたは良い受けキャラなんだから、その良さを活かしなさい!」



「??」



「どうしたの?お前ら最近仲いいね~」


「あっ、ゆーじ良いとこにきたね!」



ゆーじ、彼は僕より少し若いダンサーである。

黒髪でなんともまあ攻め100ぱーせんとのタイプの少年である。



「ねーね、皆山がゆーじがさっき食べてたパンの残りほしいって~」


「えっ、じゃあいいよあげる~」


「えっ!あのそのっ僕言ってないんだけ・・・」


ゆーじが突然

ウインナーサイズのパンを

僕の口に当てつけてきた。



そしたら



彼女が突然耳元で



「ゆーじと間接キスになるね?」



「えっ?」




どきっ





(え?。。。どき?)





なんで僕は今ドキッてしたのだろうか・・・


今の僕には理解できない・・・



でも、なぜか唇がすごく熱く感じた瞬間でもありました。





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