埋もれた真の大賞

この作品との出会いこそ、最悪に近かった。大賞を取り奢った私はTwitterで「カクヨム甲子園」とサーチし、この作品に目を止めた。

そして、当初半分嘲りという、物書きの風上にもおけない態度で、読んだわけだか。

結論から言おう、明らかに私の負けだ。文章に上下を付けるべきでないと、私の師匠は言っていたが、やはり、語彙力、文の構成、キャラの人間としての厚み、そして仕掛け、どれをとっても私が勝ることが出来るものが無いように感じる。

私はこの作品が好きだ。
それこそ、最後の終わり方まで、そして最後の一文まで、一筋縄ではないこの作品が大好きだ。

是非読むことをオススメする。

これが本物の大賞だったに違いないと思うから。

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