ただ生きることと、生きたいことと、生きていたくないこと。

自殺志願の少女が支点になっているけれど、死を引き合いに出すことで生について書かれた作品のように感じた。死を望む罪よりも生を望む罪について。
宗教はよくわからないので違うのかもしれないけれど、なんとなく原罪、という単語が浮かんだ。