三柱の神々について (創世記より)

はじめに混沌があった。無にして全であった。

そこに一頭の竜が産まれた。 彼女は羽ばたき、混沌をかき混ぜた。

彼女は骸となって横たわり、"世界"となった。


はじめに"理"あり。 仔らを残して去りぬ。 人はその仔らを天使と呼ぶ。


はじめより"道"は歩んでいた。

彼女の歩む後ろに道は続く。

今も"道"は歩みつづけている。

おわりまで"道"は歩み続ける。

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Ada(エイダ) 断片集 鳥井 朔 @sakutori

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