ヘビー級の右ストレート

 最初は主人公の名前だったり、サブタイトルだったりで、わざとらしいくらいのラノベだと思いました。

 まあ結果として、そのわざとらしさが巧みに機能したわけです。

 なるほど、なるほど、と読み進めていき、最後には作中で言われたような「女」を見せるはわわ。

 最後は思わず「えーっ……」と言ってしまったほどです。

 いや、詳しいことはホント……ネタバレになるから言えないんですけどね……。

 仕掛けがしっかりと効いていて、最後の一撃につながるという構成の見事さ。本当に面白かったです。

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