幻想的な物語を見て風を緑で表現したらこんな色だろう、と思い、水が川から滞りなく流れていくような文章を読んで幻想的な水の色とはこういう色なんだろう、と思いました。2つの色が途切れることなく交互に想像出来て気分が晴れやかになる。とても気持ちの良い小説です。
文章を読み進めると、幻想的な町並みの中華やかに踊る踊り子達が目に浮かびます。その背景からファンタジー独特の音楽が共に流れて来そうな、美しい世界観。素敵な異世界に迷い込んだつもりで読むと、心も…続きを読む
西洋風の街並みを舞台に繰り広げられる冒険譚は、子供の頃に憧れたファンタジー文学のようでもあります。なんといってもこの作品の魅力は、緻密な情景描写と練り上げられた世界観です。踊りのシーンは、妖精の…続きを読む
細密な宗教観と精霊信仰が交錯し、住む人々の生々しい価値観が物語の土台となり、呪われた歌劇の幕が開くお話です。踊り子の一座が、家族のように支え合う姿も感動的でした。 宝石竜にまつわる男女の悲恋…続きを読む
地の文を読んでいると、場面の描写がとても上手で作者さんが思い描いている場面がファンタジーの世界として自分にもすんなり想像できました(゜∀゜)自分はこの作品を読んでいた時、昔良く読んでいたピアズ=…続きを読む
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