姉月市という街

新人教育一日目

「それにしても、この街って変ですよね」


 観察担当となる計画者おねぇさん『渋沢瞳』の自宅に向けて走る車中、陽菜がそう呟いた。

 なにか変な物でも見つけたのだろうか、と優紀は陽菜の視線の先を目で追った。

 日差しを受ける青々とした街路樹の奥には賑やかな色の商店が並ぶ。街路の方は昼前だからか人通りは少ない。車道にしても丸っこい軽自動車が少し目につく程度だ。

 いつも通りの姉月あねづき市の風景である。

 

「なにが?」

「だって、若い男の人が異常に少ないじゃないですか」

「はぁ? いるじゃん。あそこに」


 優紀は歩道を指さした。女に手を引かれて歩く十四~五歳の少年がいる。

 平日の真っ昼間に外をほっつき歩いているのだから学校をサボっているのは明白である。しかしサボりの取り締まりは観察部ではなく警察の仕事だ。むしろオネショ研観察部としては、二人が計画者と計画対象者ショタに指定されるまでは放っておいてやるのが仕事である。

 陽菜は盛大にため息をついた。


「先輩、あれは男性じゃなくて、少年っていうんですよ」

「はぁ? だから? どう違うんだ? 一緒だろ」

「私が言いたいのは、その、先輩くらいの年の人とか、もうちょっと上とか、全然見かけないですよね、って、そういうことです」

「そりゃそうだ。姉月は実験都市なんだし」

 

 優紀は呆れ交じりに答えて、ギアをニュートラルに入れた。

 成人男性がいなくて、少年しかいない。当然である。

 人口増加政策――絶対ひみつプロジェクト逆光源氏計画観察計画のためだけに作られた実験都市・姉月では、一般成人男性など少年の育成役以外に存在価値がない。

 したがって、姉月市に住む若い男性は、例外なくオネショ研に所属しているのだ。

 

 また姉月市では一般市民兼、無自覚な逆光源氏計画観察計画の参加者に配慮し、男性は既婚者を除き、十二歳をピークに±二年が頂点となる酔うように人口分布すら調整されている。

 言い換えれば、ごく一般的な成人男性という特異存在は、姉月に住んでいない。

 しかし、そんなことは研修段階で習うハズなのだが――。


「え? もしかしてハナちゃん、知らないでこの街きたの?」

「知らないって、なにをですか?」

「この街が実験都市ってこと」

「それは知ってます。先生に紹介を受けたときに聞きましたもん。えっと、十年位前に始まった計画で、人口増加研究を推進するために都市計画を立てた街、です」

「正解。んじゃ、どういう研究かは聞いてるの?」


 優紀は信号に目をやり、アクセルを踏み込んだ。

 車はカラフルで賑やかな商業区を軽やかに抜け、落ち着いた色合いの住居区域へと流れていく。渋沢瞳の住居も近い。

 黙ったままの陽菜は、難しい顔をして、端末をいじっていた。


「そん中に研究内容の説明までは入ってないぞぉ?」

「うわわっ。ち、ちがいます! 調べようとしていたわけじゃないです!」


 陽菜は頬を赤らめ、両手をぶんぶん振って否定した。

 優紀は口角を引き上げ、鼻を鳴らした。


「まぁ、いいさ。もう着くしさ、観察点で説明するよ」

「むぅ……お願いします」


 陽菜は不承不承と言った様子でうなづいた。やはり、どこか子供っぽい。おそらく実務で貢献できないと判断して、他で面子を保ちたいのだろう。


 ――俺相手に張り合っても意味ないのになぁ。


 優紀は口の中で呟いて、車を観測点となるマンションの駐車場に入れた。

 観測点とは、担当となる計画者おねぇさんの生活を観察するための住居である。張り込み専用の装備搬入済み住居であり、姉月市全域に存在している。

 車を停めた優紀は、無地のカードキーを陽菜に手渡した。


「これ、端末で登録して」

「登録?」

「観測点の鍵。端末で登録したトコの鍵になんの。マスターキーみたいなもん?」

「えっ。なにそれコワイ、コワイです。なんですかそれ」


 カードキーを握りしめた陽菜の顔が青ざめる。フルフルと震えてすらいる。

 優紀は彼女が怯える意味が分からず、頭を掻いた。


「えっ? なにが? なにが? なにもコワイとこ、なくない?」

「だってそれ、登録すれば街中どこの鍵でも開くわけですよね?」

「そうだけど?」

「コワイじゃないですか! わ、私の住んでる部屋も開けたりできちゃうわけですよね? というかこんな鍵あったら、プライバシーもなにもないじゃないですか!」

「だ、大丈夫だよ。観察部に照会して、承認受けて、観察中にしか使えないんだから! 俺としちゃ、ハナちゃんの発想の方が怖いよ! 悪用とかしないでよね!?」


 強引に話を打ち切った優紀に対し、


「えっ、ええええ!?」


 陽菜は頓狂な声を上げた。そして「ありえない」とか「コワイ」とか、ぶつぶつと呟きながら、カードキーを端末の長細いスリットに差し込んだ。

 ほどなくして短い電子音とともにカードキーが吐きだされる。

 優紀は陽菜の手から鍵をすばやく奪い取り車を降りた。目指すは観測点。マンション七階の一室である。


 いまはとにかく動くのみ。陽菜に考える時間を与えてはいけない。

 問答無用で陽菜を観測点の部屋にひきずりこむ。生活雑貨の類はほぼない。あるのは観察用の機器の数々くらいだ。

 中でも重要なのは、各窓にかけられた外向きは黒い遮光で内側は透過しているマジックカーテンと、天体望遠鏡にも似た観察補助具である。


 その名も逆光源氏計画観察記録鏡二型〝GZeW2〟――通称、ゲゼワ二型――。

 一年前に更新された二型は、一型にはなかった超指向性集音マイクを備え、レンズ倍率、集光力ともに強化されている。その集光力は軍用と比較しても遜色なく、アクティブ、パッシブの両方に対応。またサーモグラフィも内蔵し、逆光源氏計画観察計画における要の装備品となっている。


 優紀はゲゼワ二型を撫でつつ、振り向いた。

 敢えて形容するとすれば、ドヤぁ。そんな表情をしていた。

 しかし陽菜は、軽犯罪法違反の現行犯を目撃したかのような顔で、固まった。

 ドン引きである。というか、物理的距離にして二メートルほど実際に取っていた。


「お、落ち着いてハナちゃん。仕事、仕事だから! ね、なにも怖くないから」

「……っ! ……っ!」


 絶句である。

 陽菜は口をパクパクと開閉しながら首を振り、優紀の接近を拒んだ。

 優紀は、およそ十分をかけて陽菜をなだめ、ゲゼワの前に椅子を並べた。

 不本意です、と言わんばかりの陽菜は、蔑むような目をゲゼワに向けた。


「あの、ゲゼワって名付けたってことは、これ、自覚的なんですよね?」

「俺たちの名誉のために言っとく。これ作ったのは研究開発部だからね? 俺たち観察部は開発に関わってないからね? 

 それにゲゼワってのは、逆光源氏計画用Gyakuhikarugenji projectイカれた装備Zany Equipment監視者Warden二型、の略なんだよ。だから、むしろ観察部の俺たちがゲゼワだねぇ、なんつって呼んでるの」


 優紀の解説もむなしく、陽菜の蔑むようなジト目は、さらにキツくなっていた。


「でも、やってることはノゾキ、ですよね? ほぼほぼ変態さん、ですよね?」

「いやでもね? これ、大変だったらしいんだよ。ウチの所長が全っ然、仕事してくれなくて。しょうがなく内規をさ、承認なしで更新できるように変えて。やっとの思いでゲゼワ二型に更新したの。ほんともう、これができる前は大変だったんだから」

「内規を変更してまで覗き道具を強化するとか、もう、最低です」

「ぐっ……し、仕事だから……仕事……だか、ら……?」


 心を穿たれた優紀は肩を落とし、いまさらながら自分の仕事に疑問を抱いた。

 思い返してみれば、家庭の事情で高校卒業と同時にオネショ研に就職して以来、一度もわが身を振り返ったことはなかった。


 優紀は、そもそも母子家庭な上に、学業成績もよろしくなかった。そのため、卒業後の進路はただでさえ狭められていた。しかも、母子家庭と言っても優紀と母は血縁関係にはなかったのである。

 優紀は父との死別後も世話してくれる義母を早く自由にしてやりたかった。そのために『高卒可の国家公務員で住居つき』という惹句に飛びついたのである。


 そうして試験を受けたオネショ研ではあるが、同期の同世代は全滅だった。配属された部署にも同期はいたが、もれなく年上である。業務内容の意義について考える余裕などなかった優紀は、ただひたすら従順かつマジメを演じてきたのだ。

 

 それだけではない。

 観察部の仕事は長期にわたるため、故郷に帰れるのは盆暮れ正月くらいである。また帰省したとしても、政府主導の絶対ひみつプロジェクトには守秘義務が伴う。

 結果として、かつての同級生に仕事の話をすることは許されず、業務上のフラストレーションと内容の社会的意義については、無頓着なまま過ごすしかなかった。


 ゆえに、陽菜の言葉は、逆光源氏計画観察計画に関わって二年目の優紀に、自己正当性の喪失アイデンティティ・クライシスを招いたのだった。

 つまり優紀は、勤続二年目にしてはじめて、自らの仕事について他者の視線を意識したのである。そして冷静に振り返れば、あるひとつ帰結にいたるのは明白だった。


 ――俺の仕事は、実はとんでもなく人道に悖る仕事なのではないだろうか。


 気付けば優紀は、膝の上に肘をつき、頭を抱え込んでいた。


「え、えっと、あの、なんというか、ごめんなさい」


 陽菜は申し訳なさそうに言葉をつづけた。


「ちょっと、びっくりしちゃったというか、その。でも、お仕事ですもんね! 先輩が悪いわけじゃないです! それに私もお仕事について知らなかったわけですし!」


 苦しい慰めの言葉である。

 しかし、


 ――ええ子や……。

 

 優紀は、心中で人生はじめての似非関西弁を使ってまでして、感動していた。


「ハナちゃん、それじゃ、街のこと、研究のことを教えてあげようか」

「えっ、いえ、それはいらないかもって思うんですけど」


 陽菜の言葉をうけて、優紀はさっと顔を歪めてみせた。意外と冷静であった。


「おねがいします先輩! 私! この街について何もしらないので!」


 チョロかわいいな。

 優紀は顔を下げ、ほくそ笑んだ。

 そして、姉月市の成り立ちについて、静かに喋りはじめた。 

 

『二年前、都内某所。

 真昼間にもかかわらず薄暗い会議室では、少子対策ならびに男性性犯罪防止政策有識者会議が開かれていた。


 主とする議題は、当然、前につけられた少子対策に向けた政策についてである。

 なぜ同時にまったく別の議題を扱うのか。

 それは、現代日本が抱える闇が、その色を濃くしていたからである。

 近年、深刻な少子社会化が進んだ日本では、その原因の一つとして、成人男性の小児性愛傾向が強まったためだと指摘されはじめていた。


 曰く、大人の女が怖い。曰く、ハイティーンを超えたらBBAババア

 この不可思議な言説に対し、政府は、少子傾向だけでなく、児童に対する性犯罪までも同時に危惧しなければならない、と余計な気を回したのである。もっとも、実態として上がってくるデータでは、性犯罪の増加傾向は有意とはいえなかったのだが。

 

 しかし、一人のお節介な女性議員が、対策せざるをえない、と立ち上がってしまった。

 名を笹岡環ささおかたまきという。

 執拗に児ポ法強化を推進することで票を集め、美しすぎる女性議員として、そして人権派美人議員として頭角を現しはじめた、政界のホープであった。


 笹岡環は就任と同時に、あっさり少子化対策委員長の権限を飛び越えた。

 男性性犯罪防止委員会を立ちあげ、併せて対策すると宣言したのである。その論旨は、男性の小児性愛傾向を解決すれば少子化に歯止めがかかる、というものだった。まさに人権派議員の面目躍如だとして、政界は笹岡環を後押ししたのだった。


 そうして設立した委員会で真っ先に提案されたのは、一夫多妻制および一妻多夫制であった。提案は、婚姻関係に至る男女は、外見・収入格差によって限定される、という考えに基づいていた。

 委員会ではさしたる代替案が出ることもなく、提案は一時採択寸前にまで至った。

 しかし。

 会議の参加者である老生物学者、神林武彦かんばやしたけひこの発言がそれを覆した。


「んなことしたら遺伝子多様性低下が危惧されるよねぇ」


 年老いた生物学者は、なぜか会議に持参してきた釣竿をいじりつつ、そう呟いた。

 笹岡環の凍てついた視線が神林に突き刺さる。


「と、言いますと?」

「ああ、だからさぁ、配偶者の数を制限しないってことは、より優良なオス・メスにそれぞれ一極集中するってことじゃん? マチルダ効果とかマタイ効果ってのがあるわけ。要するに富める者はより富を積むって奴ね。つきつめれば、最終的に日本国民は同種の近親交配に至るってことだよ。まぁ、僕ぁその頃には死んでっからいいんだけどさ。ただ、なんだ。未来をみてなさすぎやしないかな、とね?」


 委員会は騒然となり、新たな解決方略を模索せざるをえなくなった。

 そのとき。

 教育学者、佐伯義明さえきよしあきが、一つの提案をした。』


 そこまで優紀が語ったところで、陽菜が両手を交差させて叫んだ。


「ちょ、ちょっと待ってください先輩!」

「なんだよ。突然」

「あの、その、佐伯義明先生って、私の大学の先生ですか?」

「え? いや知らんけど。でもほら、神林って先生はウチの所長だよ。名義貸しみたいなもんだからって言われて受けたらしいけど、結構頻繁に来させられてる」

「えぇ?」

「んじゃ、話、続けるよ?」

「えっ、あ、は、はい」


 陽菜の疑問を強引に押し切り、優紀の話が再開する――。


『委員会員に選出された教育学者、佐伯義明がひとつの提案をした。

「男性性は成長と共に変化しますが、環境要因の影響も大きいでしょう。そこで、女性側から配偶者たる男性を教育してもらう、というのはどうでしょうか?」


 間髪入れずに進行役が反問する。


「いまいち何をおっしゃりたいのか分かりかねる。具体的にお願いします」

「そうですね。例えるなら、逆光源氏、でしょうか。源氏物語で光源氏は紫の君を見初めて理想の女として育て上げたでしょう。同じように、女性側から男児を理想の男性へと育てさせるのです」


 佐伯の提案は会議室に激震を走らせた。

 机に頬杖をついていた笹岡環の目が、怪しく光った。


「その提案はどうなんでしょうか。非人道的とはいえませんか?」

「まぁ、まずは考えてみてください笹岡先生。いま現在、日本の男性のおよそ七割が小児性愛傾向を持つといわれています。そうでしょう?」


 水を向けられた精神科医は唸りながら顎髭を撫でさすり、やがてうなづいた。


「たしかに男性はより幼い女性を求める傾向にあります。神林先生のお言葉を借りれば、魅力的なオスにメスが集中できる社会では、進化論の観点からも当然の傾向といえるでしょう。なにしろ出産適齢期のメスが周囲にいないんですからね。狙えるのは適齢期を過ぎたメスか、より未成熟な個体になる。私見ですが、すでに七割、いや、潜在的には八割に迫る小児性愛者がいると言えるかもしれません」


 合いの手でも入れるかのように、神林がニマリと唇の端をあげた。


「そりゃ仕方ないよねぇ。生物学的に言ってもさ、ある程度若い個体の方が、自分の遺伝子を安全に生んでくれる可能性が高いわけじゃん? 僕だって昔はさぁ」

「その話は休憩時間にでもどうぞ」


 ぴしゃりと言って、笹岡環は机の上で指を遊ばせた。

 会議室にピリピリとした空気が漂いはじめる。

 神林は気まずそうに鼻頭を掻いた。


「でもねぇ、佐伯先生。そういう意味じゃ、メスは単純に若いオスってだけでは、優良な遺伝子とは思わないんじゃない? 基本的にオスの魅力っていうのは、生物としての強さなんだから」

「そこですよ。逆光源氏を達成するために、保護する機関をつくるんですよ」

「保護ぉ!?」


 声を張り上げたのは、元・警察庁職員の委員だ。


「じゃあ先生。あなたは、そこらへんのオバさんが若いツバメを確保するのを国で支援しようってんですか。子供が生めなきゃ意味ないんですよ? オバさんじゃ――」


 彼の言葉もまた、笹岡環の咳払いによってせき止められた。彼女のギラギラと輝く目には、怒りすら見え隠れしている。

 再び停滞しかけた論議は、佐伯の発言により動きだす。


「勘違いしないでいただきたい。光源氏は紫の君を育てあげてから同衾たのです。幼児を襲えば犯罪ですが、成長しきってからなら、違法ではありません。それに我々の場合なら、若い女性が少年を立派な男性に育てたところで保護してもいいでしょう」


 誰もが無茶苦茶な提案だと思っただろう。しかし、すでに何十時間と無為に消費した委員会は、乗り気になっていた。これまでに出された提案は当たり障りのないものばかりで、笹岡環が受け入れなかったからだ。

 佐伯は机に置かれた湯呑を、一口すすった。


「名付けて、逆光源氏計画観察計画。賛同される方は?」


 神林は欠伸を噛み殺しながら、のんびりと手をあげた。その怠惰な瞳が見つめているのは、会議室の窓から見える夏の海だ。

 力強くうなづいた佐伯は、会議室を見渡した。


「ほかの委員の方は、いかがですか?」


 そのとき、笹岡環の右手が上げられた。


「検討する価値はありますね。このままでは、また成果なしで終わってしまいます」


 それまで会議を停滞させてきた議員本人の口から出た言葉である。促されたかのように、ほかの委員たちもうんざりした様子で手をあげた。

 ようやく会議が決着をみたのである。

 笹岡環はスマートホンを取りだし、睥睨するかのように会議室を見渡した。


「では次回の委員会で、逆光源氏計画観察計画の草案づくりに入りましょう」


 笹岡環はスマートホンに目を落とし、いやらしく唇を歪めた。

 壁紙には、丸い瞳が愛くるしいと評判の少年子役の写真が設定されていた。

 この会議の後、少子対策ならびに男性性犯罪防止政策有識者会議は、国民に対し秘密裏に、逆光源氏計画観察計画を実行に移したのだった。』

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