自らを救わぬと分かっている神。だが信じれば救いはある。人を救うのは神ではなく、神を信じる人の想いなのかもしれませんね。考えさせられる短編でした。
さかしき たすくです。 第9回カクヨムWEB小説コンテストで受賞いたしました。 どうぞよろしくお願いします。
斬新な解釈!…というべきなのかどうか迷うところです、ひょっとしたらこれが本来の姿なのかもしれないと思わさせられました。それでも人類に対する底無しの愛を感じるのが秀逸です。
この言葉を、遠藤周作は「旧約聖書 『詩編』 第22編」を暗唱していたにすぎない、と解釈していた。その解釈との差異におや? と思ったのだが、とは言ってもね。救われるのが宗教だし、救われるのが信仰っ…続きを読む
題名を見て、もっと暗くて重い話を想像しましたが、違いました。歴史より現代ドラマの感覚で読むことができます。神様について話すとう作品ですが、難しい話ではありません。宗教色も弱いです。 会話がメイン…続きを読む
生きるということは、いつだって辛く苦しい。ならば、この生の責任くらいは神に背負ってもらおう、と彼は言う。本作のキリストはなかなかにロックだ。彼が人を惹きつけた理由は、案外こんなところにあったの…続きを読む
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