失ってなお


そこにあるかの様に痛む腕


ない筈の指先が


その手を掴もうともがいてる


まだある腕にに触れた刃先


そこから伝わる冷たさが


血液を伝い心まで凍える


流れた血の暖かさが


君を思い出させて


また心が締め付けられるんだ


どんな痛みも


君を失った慰めにはならない


無力な僕に天罰を

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