第22話心配性メイド+Sメイドその2

メイド二人と会話しながら主は朝食の席へと向かう


『今日はシア様がおやすみでしたので、わたくしが作りました』

新人メイドのショウコが料理を出してくれる

『そうなんだ ありがとう』

『ぼっちゃまのお口に合えば良いのですが...』

ショウコは不安そうに主を見つめる

『大丈夫だよ シアはともかくアリサのに比べたらどんな料理も大体美味しいから』


『ああ!ぼっちゃまのさりげないディスりたまりません!』

と、どこからか声が聞こえてきたが無視だ

この小説1番の人気キャラだが無視だ

今頃『グヘヘ、ぼっちゃまのスルーたまりません』とか言ってよだれ垂らしてるに違いない。



主は新人メイドの作った料理を口に運ぼうとする

が、

『時間です ぼっちゃま』

ハンナに止められる

『早すぎない!?』

『作品のテンポがありますので』

『裏事情言わないで!』


『申し訳ありませんぼっちゃま わたくしが出過ぎたばかりに』

『どっちかっていうとこの場にいないアリサの方が尺取ってるよ!』


言いながら主はメイドを引き連れ急いで玄関へ移動する

『こんなこともあろうかとサンドイッチを作っておきました 学校で召し上がってください』

『ありがとうショウコ』

『面白味がないわね 次からはアリサみたいに激辛にしなさい』

『普通にして!』


こうしてぼっちゃまはメイドに送り出される



おまけ

『アリサの出番を奪った新人め…散々使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる!』

『あんた誰!?』

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