3章 さようならストリエさん(2021年)

第1話 2021年1月に来たメール

 しばらくぶりにカクヨムに来た。

 投稿でもしようかと思って。


 しかし、しばらくぶりだったので、書き方を忘れてしまっていた。


―― どうやって書いてたっけ?

 まずそれだった。文章も何か違うかもしれない。


 いつの間にか2021年になっていた。

 まさか、新型コロナウィルス(COVID19)がこのような猛威を振るうとは思っていなかった。1年があっという間に過ぎていた。


 去年の同じ頃は友人の友人の舞台を観に行っていた気がする。趣味は旅行だが、旅には出られなくなっていた。でも、なんとなく、日常のようなものは戻ってきていた。幻のようなのかもしれないが。ともかく、いつも通りに過ごしていた。


 そして、スマホのメールに気が付いた。

 いつも通りの大したことがないメールだと思ってクリックすると衝撃的なことが書いてあった。


『ストリエサービス終了のお知らせ』

 また、小説投稿サービスが、ひとつ消えることになった。


 でも、私にとって、けっこう衝撃だった。

 ストリエは私が小説の投稿を始めるきっかけだった。


 小説を書く楽しさを教えてくれたサイトだった。

 ストリエとの出会いと使った感想を少しだけ綴ろう。


 それと、誰か、なんとかしてくれないかなという、ささやかな願いも込めて。







※ 次の14話と15話は過去(2017年)に書いたものに少しだけ手を加えた。

 ですます調なのが2017年。だである調が2021年。


 




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