第13話 つながりたい

 いつも、君が目覚めるのを待っている。でも、僕はいつまでまてばいいのか。

 君に問いかけても意味のないことだと思うけれど、問わずにはいられない。もう、君が目覚めないと思っているのだろうか。もう、分からない。ずっと、分からない。


会いたい。そう思っても、あなたは来てくれない。手を伸ばしたって届かなくって、届いたら、消えていく。やめて、行かないで。そう叫んだとしても、私の声はあなたに聞こえない。

 なんで、どうして。



 私の手は今日も冷たい。何か温かいものに・・・あの子の手に触れたい。変かしら。でも、叶うならもう一度、心が繋がっていたい。

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