何もかも聞きたくない


他人なんてそんなものだ。

『安静に』『休め』『話して』『心配』

『大丈夫?』……

そんな事を…いや、

自分心配してくれる事に何も思えない

何も…─心配している様で違うんでしょう?

私なんて一時のもの何でしょう?

馬鹿みたいに心配されたって

何も応えられない

何も与えてあげられない

私は無力だ

なのにそんなに言わないで

堕ちさせてくれないのでしょう?

私の事を考えているようで自分の感情を…─自分の思う通りにさせて楽しいとは思えない

だったらいっそ

迷惑なんて掛けてないで

やっぱり私は居ない方が幸せでしょう?

世界の誰かが死んだって知らないのなら

消えたって良いでしょう?

心配なんて要らない

言葉なんて無駄だ



何故なら…─私は何を言われても聞く気になれないから。

君の思い通りになれないから

だから…─もう関わらないシャットダウン

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る